「岐阜県介護人材育成事業者認定制度 認定証授与式&岐阜県認知症希望大使 委嘱式・講演会」開催レポート
update 2026/01/30

岐阜県では、介護人材の育成や職場環境の改善に積極的に取り組む事業者を「ぎふ・いきいき介護事業者」として認定・公表し、応援しています。2016年度に始まった同制度は、各事業者の取り組みの状況に応じて3つのグレードで認定するのが特徴。最上位のグレード1は、職員のワークライフバランスの充実に取組んでいることに加え、社会貢献や介護全体のイメージアップに向けた活動を行っていることなどが求められています。いずれかのグレード認定を受けると、各種補助金の優先採択や、認定制度のロゴマークを使って事業所のPRができるなどのメリットがあります。
認定証授与式


2025年度は、計22事業者が「ぎふ・いきいき介護事業者」の認定を受けました(グレード1は該当なし、グレード2は6事業者、グレード3は16事業者、うち、新規認定は19事業者)。1月9日に岐阜県庁1階の「ミナモホール」で認定証授与式が開かれ、県健康福祉部の関谷英治次長から各事業者へ認定証が手渡されました。
グレード2に認定された事業者の代表者は、認定証を受け取った後、「来年度はグレード1を取得できるよう、引き続き努力していきたい」(慈恵会)、「自施設の職場環境を振り返る良い機会になった。今後も『ここで働きたい』と思ってもらえる環境づくりに力を注ぎたい」(郡上市)などと、さらなる向上を誓いました。
「ぎふ・いきいき介護事業者」は、2026年1月9日現在で196事業者となりました。今年度、グレード2とグレード3の認定を受けた介護事業者は次の通りです(敬称略)。
【グレード2取得】
・株式会社 HOTTO
・社会福祉法人 岐阜県福祉事業団
・独立行政法人 地域医療機能推進機構
・郡上市
・社会福祉法人 慈恵会
・医療法人 仁寿会
【グレード3取得】
・社会福祉法人 協助会
・社会福祉法人 岐阜老人ホーム
・株式会社 壮健
・社会福祉法人 八百津町社会福祉協議会
・医療法人 清風会
・有限会社 イー・ケア
・株式会社 ピュアウィンド
・社会福祉法人 井ノ口会
・社会福祉法人 暁光会
・特定非営利活動法人 りあらいず和
・医療法人社団 有本整形外科
・医療法人 明萌会
・医療法人社団 千寿会
・社会福祉法人 秀成会
・社会福祉法人 白川町社会福祉協議会
・ライフサポート 株式会社
岐阜県認知症希望大使委嘱式・講演会
認定証授与式に続いて「岐阜県認知症希望大使委嘱式・講演会」が開かれました。認知症希望大使は、認知症の当事者に思いや体験を発信してもらうことで、認知症に対する正しい知識と理解を深めてもらおうと2021年度に創設されたもの。今回の委嘱は5人目となります(2名は勇退)。
新たに大使を委嘱された臼井常世さんは2023年に58歳で若年性認知症と診断され、現在は瑞穂市のデイサービスでアシスタントとして勤務しています。県健康福祉部の関谷英治次長から委嘱状を受け取った臼井さんは、「『あなたに会いたいからデイサービスに通う』と言ってくださる利用者様もいる。認知症になっても、希望を持てば楽しく暮らせるし、誰かの役に立てることを伝えたい」と今後の活動に意欲を見せました。

▲県認知症希望大使を委嘱された臼井さん
講演会では、一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループの代表理事で高知県の認知症希望大使としても活躍する山中しのぶさんが登壇しました。山中さんは2019年に41歳で若年性認知症を発症。症状が緩やかに進行しているものの、家族や周囲の支えもあり、現在はデイサービスを経営するほか、全国各地で講演活動を行い、当事者だからこそ伝えられる思いや生活の工夫などを発信しています。「子どもの登校時間がわからなくなったり、職場の同僚の名前が思い出せなくなったりと、異変が続き、長男の勧めで受診した。認知症と診断された後、混乱と不安で2年間はふさぎ込む日々が続いたが、同じ若年性認知症の当事者である人との交流をきっかけに再起。『誰もがひとりじゃないと思える居場所を作りたい』と考え、デイサービスを開設した。そこでは認知症の当事者が好きなこと、続けたいこと、やってみたいことを自由に話し、実現していくことを大切にしている。認知症の人はこう、と決めつけずに、できることに目を向け、気持ちを聞いてほしい。本人、家族、専門職、地域社会が車のタイヤのように連動すれば、どんな道も走ることができる。今後も認知症の人たちが自分らしく暮らし続けられるように、仲間と一緒にどんどん行動を起こしていきたい」と話していました。

▲講演する山中さん
「生産性向上研修会・介護ロボット等展示会」開催レポート
update 2025/12/25

少子高齢化によって介護サービスの需要が更に高まる一方で、介護職員数の伸びは追いつかず、介護現場の生産性向上は喫緊の課題となっています。その解決につなげようと、2024年8月に「岐阜県介護生産性向上総合相談センター」が開設されました。岐阜県から委託を受けた公益財団法人 介護労働安定センター岐阜支部が運営し、介護事業者に対して介護ロボットやICT機器の導入に関する個別相談や情報提供、専門家の派遣などを行っています。
12月5日には同センターが企画した「生産性向上研修会・介護ロボット等展示会」が可児市文化創造センター ala(アーラ)で開かれました。
〈展示会〉
介護ロボットメーカーや介護システムベンダーなど、32社による多種多様な機器を一堂に展示。訪れた人は出展企業の担当者の話を熱心に聞いたり、実際に機器を体験したりしていました。
ピックアップ:入浴介助ロボット「araeru(アラエル)」

専用のチェアに座ったまま、ドーム型のシャワー室に入れば、ボタンを押すだけで体を洗ってくれる機器。入浴介助の時間や負担感の軽減、利用者様の入浴機会の増加などの効果が期待できます。担当者は「22基のシャワーノズルがついており、名前の通り、洗える力に優れているのが一番の特徴。従来のこすり洗いがいらず、肌にも優しい」と紹介していました。
ピックアップ:移乗支援ロボット「Hug(ハグ)」

ボタン1つで利用者様を抱え上げ、ベッドから車椅子、トイレなどへの移乗をサポートするロボット。介護職員の足腰への負担を軽減するだけでなく、利用者様の尖足予防やリハビリ効果も期待できるといいます。担当者は「オムツを使っていた方がトイレで排泄を行えるようになるなど、QOL(生活の質)の向上にもつながる」と話していました。
ピックアップ:インカム「ラペルトーク」

施設内で離れた場所にいても相互間で通話できるインカムは、職員との情報共有やコミュニケーションの円滑化を促します。担当者は「スタッフ同士の連携・連絡が大事。小型・軽量を実現したラペルトークであれば、装着感も抜群。また、通信距離についても、中継器を最大4台まで対応できるため、比較的大規模の施設でも通信できるようになり、活躍の場が広がりました。」と説明していました。
ピックアップ:ICTシステム「LAQUARE:(ラクウェア)」

岐阜県関市のシステム会社が「記録業務は最小に、ケアの時間は最大に」をテーマに開発したデイサービス向けの介護記録ソフト。担当者は「パソコン操作に不慣れな方でも使いやすい直感的な操作性とシンプルなメニューにこだわった。介護職員さんが利用者様に向き合い、より良いケアを考える時間を作るためのツールとして活用してほしい」と語っていました。
〈研修会〉

「岐阜県介護生産性向上総合相談センター」の専門家派遣事業の専門家として活躍されているアンドコンサルティングファーム(株) 代表取締役 沖本 崇さんを講師に迎え、「生産性向上の取り組みと介護テクノロジーの活用!」と題した研修会が開かれました。定員を大きく上回る約170人の事前申し込みがあったため、会場をメインとサブの2つに分け、サブ会場では同時中継をご覧いただく形となりました。
沖本さんは、介護現場における生産性向上の取り組みは必須であり、その目的はより働きやすい職場づくりやケアサービスの質向上だと強調。「食事介助、移乗介助、入浴介助、排泄介助といった日々の直接介護業務を洗い出し、できることから改善していくことが大切」と語りました。介護ロボットやICT機器の導入に関しては、さまざまな事例を用いながら「補助金ありき、あるいは実際の運用を考察しないまま導入してもうまくいかない。事前の情報収集やデモによって現在の運用がどのように変化するのか、しっかりと理解した上で導入し、PDCAサイクルを回してほしい」とアドバイスしました。
イベントを企画した介護労働安定センター岐阜支部長 志水茂さんは「技術の進歩とともに新しい機器が次々と誕生しているが、介護業界全体を見れば、ロボットやICTの普及が進んでいるとは言いがたい。どれを選んだらいいか分からない、購入した機器を使いこなせていないといった悩みも多く聞かれる。センターでは今日のようなイベントの開催だけでなく、機器の貸し出しも随時行っているので、ぜひ介護事業者の方に実際に触れてもらい、それぞれの現場に合った機器を見つけてほしい」と話していました。
介護現場の生産性向上に関するご相談
■ 岐阜県介護生産性向上総合相談センター(介護労働安定センター岐阜支部内)
TEL:058-201-3288(平日9:00〜17:00)
メール:Seisansei21@kaigo-center.or.jp
ホームページはこちら
令和7年度 ぎふ・いきいき介護事業者 認定証授与式&講演会を開催します
update 2025/12/12
介護人材の育成と職場環境の改善に積極的に取り組む介護事業者であると認められた「ぎふ・いきいき介護事業者」の認定証授与式を開催します。
また、今年度は「岐阜県認知症希望大使 委嘱式」が併せて行われます。
式のあとには、一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ 代表理事の山中しのぶ氏を招いて「認知症になってからのセカンド・ストーリー」と題した講演会があり、認知症と診断を受けた講師が、生きる希望を見出し、デイサービス事業所を経営するようになる道のりなどをお話しいただきます。
これからの生き方にも良い刺激となりますので、ぜひ皆さんご参加ください。
先着300名様、入場は無料。事前の申込みが必要です。

開催日時 | 2026年1月9日(金) 14:00~16:30(開場13:30) |
開催場所 | 岐阜県庁1階「ミナモホール」(岐阜市薮田南2-1-1) |
「福祉のお仕事体験フェスタ ふくしワールド」開催レポート
update 2025/12/10

「福祉のお仕事体験フェスタ ふくしワールド」が2025年11月15日、カラフルタウン岐阜のカラフルパークで開催されました。これは、11月11日の「介護の日(国が定めた、介護についての理解と認識を深める日)」に合わせて毎年開催されているイベントです(主催:岐阜県、岐阜県社会福祉協議会)。当日は、実際に介護・福祉に関わっている団体や学校がそれぞれ趣向を凝らしたブースを設置。ラジオパーソナリティーとして活躍中の池戸陽平さんが各ブースを訪れながら軽妙なライブトークを展開したことも手伝って、終日、多くの親子連れらで賑わいました。
おしごとコーナー:岐阜県介護福祉士会

介護用の車いすが用意され、介護福祉士のアドバイスに沿って座ったり、押したりする体験ができました。各務原市から訪れた小学生の児童は「車いすでの移動は、ちょっとした段差も大変だということが分かりました。難しかったけど、楽しかったです。私は将来、福祉の道に進みたいと思っているので、介護のプロの人と話ができたことも参考になりました」と笑顔を見せていました。
おしごとコーナー:岐阜県老人保健施設協会、グリーンビラ安江

介護施設の種類や特徴、施設で働く人たちの仕事内容などが、展示パネルで分かりやすく紹介されていました。実際の施設で活躍する介護福祉士と一緒に、メッセージカードを作るワークショップも。岐阜市から訪れた小学生の姉妹は「おばあちゃんの笑顔を思い浮かべながら、ふたりで『いつもありがとう。元気で長生きしてね』と書きました。帰りにカードを届けようと思います」と話していました。
おしごとコーナー:岐阜県看護協会

テーマは「介護予防や介護について学ぼう」。年齢を重ねると物忘れをしたり、思い通りに体を動かせなくなったりする、そんな変化を疑似体験できるメニューが用意されていました。中でも人気だったのは「咀嚼チェック」。ガムを噛んで「きちんと噛めているか」を数値で知ることができるというものです。看護師から「よく噛んで食べることは、食べ物の消化・吸収に良いだけでなく、脳の活性化にも役立つ」と説明を受けた参加者は、「噛む力」の大切さを再認識した様子でした。
まなびコーナー:中部学院大学、中部学院大学短期大学部

テーマは「めざせ!介護マスター」。「家の中で、お年寄りの方が転びやすい場所はどこかな?」など、介護に関する知識を学生が3択クイズで出題。参加者は「正解」「不正解」で一喜一憂し、盛り上がりました。その他、缶バッジ作りを体験できるワークショップも行われました。岐阜市から親子で訪れた女性は「買い物に来て偶然イベントを知り、参加しました。介護を勉強している学生さんたちがはつらつとしていて素敵だなと思いました。小学生の娘も将来、自分らしさを大切にしながら活躍できる道を見つけてほしい」と話していました。
締めくくり

イベントを主催した岐阜県社会福祉協議会の渡辺顕直福祉人材総合支援センター所長 によると、今回のポイントは、各ブースで介護・福祉の仕事を体験した後に専用通貨の「お給料」がもらえ、記念品と交換できる仕組みにしたこと。「次世代を担う方、特に子どもたちが介護・福祉の仕事の楽しさ、おもしろさにたくさんふれられる場づくりを目指しました。将来の進路を考える時に今日の体験を思い出して、選択肢に加えてもらえたらうれしい」と語っていました。
■介護・福祉の仕事に関する問い合わせ先
岐阜県福祉人材総合支援センター(社会福祉法人岐阜県社会福祉協議会内)
TEL:058-276-2510 FAX:058-276-2571
「新人介護職員のための技術研修」開催レポート
update 2025/12/08

岐阜県内の介護事業所・施設で働く入職後3年未満の職員を対象とした「新人介護職員のための技術研修(主催:岐阜県、委託先:一般社団法人岐阜県介護福祉士会)」が2025年11月6日、大垣市情報工房の多目的研修室で開かれました。
同研修は、介護のプロとして必要な知識・スキルを「コミュニケーション」「介護の原則」「移動・移乗の生活支援技術」「衣服着脱の生活支援技術」「排泄の生活支援技術」の5テーマに分け、実践的に学ぶ毎年恒例のプログラム。大垣市の他、岐阜市や土岐市、高山市など県内6カ所で開かれたもので、この日は22名が受講しました。講師を務めた岐阜県介護福祉士会の浅井タヅ子会長は、研修の目的について「同じ立場、同じ志を持つ人たちが事業所の垣根を超えて集まり切磋琢磨することで、介護の仕事に対するモチベーションを高めてもらえれば」と話していました。
以下、研修の一部をご紹介します。
「衣服着脱の生活支援技術」

はじめに、衣服を着替えることの意義や望ましい衣服の素材・デザイン、「脱健着患(だっけんちゃっかん:衣服を脱ぐときは健康な側から、着る時は痛みや麻痺がある側からという考え方)」などについて講師が解説。その後、参加者同士が互いに利用者役と介助者役になってロールプレイに取り組みました。「声かけをして同意を得る」「着たい服を利用者様自身に選んでもらう」「利用者様の残存機能を生かして、可能な限り自分で着替えてもらうように促す」といったポイントを意識すると、利用者様も介助者も負担が少なく着替えができることを学びました。
「排泄の生活支援技術」

「衣服着脱」と同様に、座学からスタート。排泄の意義やメカニズム、利用者様の尊厳を保ちながら排泄をサポートする工夫などについて講師が解説した後、ベッド上に横たわったモデル人形を使ってオムツ交換の実演が行われました。テープ式オムツを装着した時の尿の流れをシミュレーションしながら「オムツの内側にあるギャザーをしっかり立ててから、太ももの付け根に沿うように当ててください。隙間を作らないのが尿もれを防ぐポイント」と講師が説明すると、参加者は熱心に見入っていました。
「交流会」

研修の終盤では、事業所の垣根を超えた参加者同士の交流会も実施。グループに分かれ、介護職を志した理由や、それぞれが実感してきた仕事のやりがい、新入職員ならではの悩みなどについて話し合いました。参加者たちは入職3年未満で共通点が多くあり、すぐに打ち解けられた様子。どのグループも会話が盛り上がり、笑顔があふれる時間となりました。
そして、研修の締めくくりとして、講師陣が介護職の資格の種類やキャリアの広げ方について紹介。自身の経験や介護の仕事に対する思いも披露されました。
講師の西脇孝幸さんのコメント:
「介護は、利用者様が最後までその方らしく生き抜くことを支援する仕事。日々の関わりから喜びがいただけて、自分自身の成長も実感できます。入職年次に関係なく、プロ意識を持って利用者様と向き合ってください。一緒にがんばっていきましょう」
講師の崎原奈津美さんのコメント:
「これまでたくさんの利用者様の人生を見させていただきました。その一つひとつが宝物です。資格を取得すると、専門職として活躍の場がどんどん広がっていくので、ぜひチャレンジしてください。私ももっと成長していきたいと思います」
研修に参加した方々の感想 |
ただ席に座って講義を聞くだけでなく、実技もたくさん体験できて、想像以上に中身の濃い充実した研修だった。 介護の仕事はコミュニケーションが大切だと再認識できた。明日から現場で実践していきたい。 なぜそのような手順なのか、介護技術のベースにある原理原則を改めて学ぶことができ、自分の仕事を振り返る機会になった。 人間関係のことや夜勤の大変さなど、悩んでいるのは自分だけではないと思えて、前向きな気持ちになれた。 自施設の職員同士の関係性だけでは得られなかった新しい考え方や視点を知ることができた。 認定介護福祉士など、介護職員としてのキャリアパスを教えていただき、新たな目標ができた。 |
締め
今回の研修は参加者の方々に、大いに刺激と意識の変化をもたらしたようです。岐阜県介護福祉士会では入職年次や目的に合わせたさまざまな研修を実施していますので、ぜひご参加ください。
■介護職向けの研修に関する問い合わせ先
岐阜県介護福祉士会
TEL:058-322-3971
福祉のお仕事体験フェスタ ふくしワールド 開催
update 2025/10/16
「介護の日」に合わせて、カラフルタウン岐阜において「ふくしワールド」を開催します。
今年は仕事体験型で、介護福祉士や看護師、理学療法士などのお仕事体験を通して「福祉」について楽しく学ぶイベントです。
体験後にはお給料としてイベント内通貨を受取り、好きな商品を選ぶことができます。
また、介護・福祉の求人情報、就職活動情報や資格取得といった「相談コーナー」のブースもあります。
入場無料・予約不要ですので、お買物のついでにぜひお気軽にお立ち寄りください。
【特設サイト】
https://www.fukushijinzai.jp/2025_fukushi_event/#fukushi-world

開催日時 | 11月15日(土) 10:00~16:00 |
開催場所 | カラフルタウン岐阜(岐阜市柳津町) |
<参加費無料>令和7年度 新人介護職員のための技術研修開催
update 2025/09/11

岐阜県内の介護事業所に従事する新人介護職員の育成と定着を目的に、実践的な知識と技術、及び職場内でのコミュニケーション能力の向上を図る研修会を開催します。
対象 | 岐阜県内介護事業所・施設の新人介護職員(入職から3年未満) |
定員 | 20~40名 |
日程/会場 | ・9月19日(金) セラトピア土岐(土岐市) ・9月26日(金) 可児市福祉センター(可児市) ・10月3日(金) 高山市総合福祉センター(高山市) ・10月16日(木) OKBふれあい会館(岐阜市) ・11月6日(木) 大垣市情報工房(大垣市) 【外国人向けの研修も開催!】 |
(申込締切) 各会場の開催日1週間前まで
※空きがある場合は、締切後も受け付けますので、お問い合わせください。
「福祉の職場体験バスツアー」開催レポート
update 2025/08/19

主に小・中学生とその保護者の方々を対象にした「福祉の職場体験バスツアー」が2025年7月23日・25日・30日、8月3日・5日の計5回、岐阜県内の特別養護老人ホームや介護老人保健施設で行われました。
介護の現場で人手不足が深刻になる中、子どもたちに介護や福祉の仕事に興味や関心を持ってもらおうと、岐阜県と岐阜県社会福祉協議会が毎年、夏休み期間中に開催しているイベント。今年は各回とも定員を超える応募があり、7月23日は32名の親子が参加しました。支援が必要なお年寄りが生活する環境と、そこで働く人たちにふれた子どもたちの反応は——。本レポートで当日の様子をお伝えします。
【集合】

参加者の親子が大垣駅前に集合!大型観光バスに乗り込み、職場体験の会場となる「特別養護老人ホーム すいと大垣」に向かいます。
【オリエンテーション】

見学・体験に先立ち、まずは「特別養護老人ホーム すいと大垣」の職員によるオリエンテーションを実施。同施設には常に介護が必要なお年寄りが80名生活していること、そうした方々を支援するためにさまざまな職種のスタッフが協力しながら働いていることなどが紹介されました。また、感染症対策として施設内で使用している医療用マスクの装着体験も行われました。
【福祉用具体験】

参加者が3班に分かれ、いよいよ館内へ。福祉用具体験コーナーでは、職員から「ひと口に福祉用具といっても、いろいろな種類があるので、利用者様の身体状況に合ったものを使うことが大切」と説明を受けた後、実際に車いすや歩行器を使ったり、介護用ベッドを操作したりしました。
【居室・お風呂見学】

介護職員の説明を聞きながら、利用者の方々が暮らす居室や、介助が必要な人も安全・快適に入浴できる専用機器を備えた浴室などを見学。普段はあまり目にすることのない場所ということもあり、子どもたちは興味津々の様子でした。
【昼食】

年を重ねて飲み込む力が低下した利用者様のための工夫である「とろみづけ」を体験した後、お待ちかねの昼食タイム!この日は鮭のムニエル、ブロッコリーとベーコンの炒め煮、コーンクリームスープなどが定食スタイルで提供されました。管理栄養士による、栄養バランスが整った食事は「おいしくて彩りもきれい」と好評でした。
【福祉車両体験、デイサービス見学】

施設で使われている福祉車両で、送迎の一連の流れを疑似体験。車いすに座り、そのまま車両に乗り降りをすることで、お年寄りの気持ちに寄り添った適切な介助方法、声のかけ方を学びました。また、短い時間でしたがデイサービスの施設内を見学し、利用者の方々とふれ合うこともできました。
【振り返り】

「特別養護老人ホーム すいと大垣」で働く介護職員、生活相談員、看護師、管理栄養士がそれぞれの仕事内容や、介護の仕事の魅力について語りました。4人の「利用者さん一人ひとりが楽しく心地よく過ごせるよう、サポートしていくのが私たちの仕事」「介護の現場は『ありがとう』があふれている」「利用者さんの笑顔から元気をもらえる」といった話に、みなさんは熱心に耳を傾けていました。
ツアーに参加したお子さんの声
特におもしろかったのは車いすの体験です。利用者さんの状態に合わせて5種類も用意されていることに驚きました。他にも、利用者の方が寝たまま入浴できる特殊なお風呂など、便利な機械もたくさんあることがわかり、介護の仕事をやってみたい気持ちが強くなりました。(小学5年/垂井町から参加)
昨年の夏休みにこのイベントに参加してとても楽しかったので、今年も参加しました。今回は食事体験もでき、利用者さんの生活を食の面からサポートする管理栄養士の仕事にも興味を持ちました。どうしたら管理栄養士になれるのか、調べてみようと思います。(中学2年/瑞穂市から参加)
学校でもらったチラシを見て「参加したい!」と思い、お母さんと一緒に来ました。普段はなかなか介護施設の中や職員さんの働く姿を見る機会がないので、参加してよかったです。今日のイベントのために、職員さんが工夫を凝らして準備してくださったことが伝わりました。こういう人たちがいる職場なら、楽しく働けそうと思いました。(中学2年/岐阜市から参加)
むすび
介護や福祉の仕事に対して「忙しくて大変」「体力的にきつい」というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、実際に介護の現場を見てみると、笑顔で生き生きと働いている人が多いことがわかります。楽しく働く人が多いだけでなく、近年は介護技術の進化や行政の後押しもあって、働きやすさ、待遇もどんどん改善されています。岐阜県ではそうした「介護の仕事のリアル」を体験できるイベントを今後も積極的に展開していく考えです。ぜひ参加して、介護や福祉のプロフェッショナルをめざしてみませんか?
■介護・福祉の仕事やイベントに関するお問い合わせ
岐阜県福祉人材総合支援センター(社会福祉法人 岐阜県社会福祉協議会内)
TEL:058-276-2510
2025年度 外国人介護人材受入れ支援セミナーの実施<参加費無料><要事前申込>
update 2025/08/19
外国人介護人材を受け入れるための基本的な制度から、言葉や文化の違い、受入れ後のサポートについてまで、専門の方々から最新の情報を解説していただきます。
これから外国人の雇用を考えている事業所、またすでに受け入れている事業所の皆さんにとって有益なプログラムとなっています。
オンライン配信による受講となりますので、お気軽にご参加ください。
対象 | 岐阜県内に所在する介護事業所など(経営者・施設長・一般職員など) |
日程 | ・基礎編 2025年8月18日(月)13:30~16:40 ・実践編 2025年9月10日(水)13:30~16:20 |
申込締切 | ・基礎編 2025年8月13日(水) ・実践編 2025年9月4日(木) |

「岐阜県介護人材育成事業者認定制度 基礎セミナー」開催レポート
update 2025/06/23

2025年5月30日(金)、ワークプラザ岐阜で「ぎふ・いきいき介護事業者認定制度」に関する説明会が開かれました。
2016年度にスタートした同制度は、県内で介護保険サービス事業所を設置している事業者を対象に、事業者が行う人材育成や職場環境改善への積極的な取組みを認定・支援するものです。
認定を受けると、専用ロゴマークを使って働きやすい職場であることをPRできることや、各種補助金の優先採択を受けることができる等、メリットも多く、2025年5月現在で180事業者が認定を取得しています。
説明会は対面とオンラインのハイブリッド形式で実施。これから認定に向けて取組む事業者ら52名の参加者が、メモを取りながら熱心に聞き入っていました。
認定グレードは3つ
「ぎふ・いきいき介護事業者」の認定は、グレード3からグレード1まで3段階。各グレードで認定基準が異なり、「信頼される運営」「積極的な人材育成」「職員の定着促進」の3つの観点で岐阜県が評価します。
開催日 | 2025年5月30日(金) |
会場 | ワークプラザ岐阜 |
参加者 | 52名(うち、オンライン視聴での参加は39名) |
プログラム | 第1部 ・認定制度の概要、基準等について ・申請手続きについて 第2部 ・ぎふ・いきいき介護事業者による取組発表(社会福祉法人 大東福祉会様) |

第1部ではまず、今回の説明会の企画運営を行った公益財団法人 介護労働安定センター 岐阜支部の志水茂支部長があいさつ。「岐阜県の介護職の有効求人倍率は4倍台で全国平均を下回るものの、現場の人材不足感は今後も続く。ぎふ・いきいき介護事業者認定制度を利用して人材育成と業務効率化を図り、採用や定着につなげてほしい」と話しました。
続いて、特定社会保険労務士の纐纈敦さんが認定制度のしくみやグレード別の評価基準などについて説明。「今後は介護職員の定着がより重要になっていく。事業所は給与、福利厚生、教育体制、職場の風通しなど、あらゆる面から魅力ある職場づくりに注力する必要があり、その一助として、ぎふ・いきいき介護事業者認定制度に取り組む意義は大きい」と述べました。続いて、県高齢福祉課の担当者が認定制度の手続き方法や書類作成時の注意点などを補足説明しました。

第2部では、2024年度にグレード1の認定を取得した社会福祉法人 大東福祉会の統括施設長 関根良一さんが取組み事例を発表。「大東福祉会は設立から28年の歴史を持つが、かつてはどちらかというとトップダウン型の組織だった。そうした風土を変え、職員が主体的に活躍できる職場を作ろうと、さまざまな改革やチャレンジを継続的に行っている。ぎふ・いきいき介護事業者認定制度への参加は取組みの一環で、地域からの信頼感が増したことが、得られた一番のメリット。介護サービスの質の高さ、職場環境の良さが客観的に評価され、優秀な人材の確保にもつながっている」などと話しました。
◆信頼される運営:
「ぎふSDGs推進ゴールドパートナー」登録、「大垣市こども居場所 こどもんち事業」登録、カルチャースクール開催など
◆積極的な人材育成:
資格取得支援、委員会活動、月1回の自己評価および年2回の人事考課の実施、役職者を対象とした目標管理評価制度の導入など
◆職員の定着促進:
「岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業」認定取得、介護ロボットやICT機器の導入、職場つみたてNISAを利用した資産形成の支援、提携フィットネスクラブの利用料補助など
岐阜県では今後も関係機関と連携しながら、「ぎふ・いきいき介護事業者認定制度」のさらなる普及に向けた活動に取組んでいきます。認定取得をご検討中の事業者様はぜひ、お気軽にお問い合わせください。
◯「ぎふ・いきいき介護事業者認定制度」について
・詳しくはこちら(県HPリンク)
・サイト内のページでもフロー図等でわかりやすく解説しています。
→「ぎふ・いきいき介護事業者について」
◯「ぎふ・いきいき介護事業者認定制度」に関するお問い合わせ
岐阜県 健康福祉部 高齢福祉課
TEL 058-272-8289
