イベントセミナー

【終了しました】介護事業所向け 人事マネジメントセミナーを行います

update 2019/08/22

【終了しました】介護事業所向け 人事マネジメントセミナーを行います

「来て 見て ふれて ふくしワールド」開催レポート

update 2019/07/24

2019年7月5日(金)・6日(土)の2日間にわたり、モレラ岐阜にて福祉体感イベント「来て 見て ふれて ふくしワールド」が開催されました。“福祉”をより身近に感じてもらおうという思いから、イベント名はあえて「ふくし」とひらがなにこだわった今回のイベントは、岐阜県及び県社会福祉協議会と民間企業が力を合わせて初めて開催。公共施設ではなく、様々な年代の方が訪れるショッピングモールで行ったことで、お子様連れのファミリーや大学生のグループ、シニア世代のご夫婦など、多くのお客様がブースを興味深く回っていました。

Image title


6日のメインイベントには、13年間プロサッカー選手として活躍したFC岐阜クラブアンバサダーの難波宏明氏が登場。親戚の方が以前に交通事故で車いす生活になり、物心ついた頃から身近な存在だったという車いすを実際に体験しました。「安全に配慮して、常に声をかけることが大切。」という注意点に対し「シグナルを送ったりコミュニケーションを取ることは、サッカーと同じ。」と話されていました。続いて介護食を試食し「2007年に顎を骨折した際、治り具合に合わせてムース食・刻み食、と段階をふんだ食事を経験したことがある。噛む力が弱い方でも食事が楽しめるように工夫されていますね。」とこちらも経験済みの難波氏。「だから今日のイベントに呼ばれたんですよ!」と軽快なトークで会場を和ませていました。

Image title


「福祉×スポーツ」

ブラインドサッカーでは、目隠しをした状態でのドリブルとパスを体験。「まず、見えないことで恐怖心が生まれる。自分がどこを向いているのか分からない。ボールから鈴の音がしているけれど、転がってくるスピードが分からない。」と、いつもとは全く勝手が違う中、短時間でコツを掴み、見事なボールさばきに拍手と歓声が上がりました。トークの最後には「車いすの方や目の見えない方など、困っている人は多くいらっしゃる。ここで体験することでそういった方がどう感じるか、どうやって接しないといけないかが身をもってわかるので、ぜひ体験してほしい。」とのメッセージをいただきました。

Image title

「福祉×お買い物」

また今回のイベントでは、モレラ岐阜内の「無印良品」「ワンラブ」「PET PARADISE」「サンクゼール・久世福商店」の4つの店舗に協力していただき、専門員の付き添いのもと車いすで協力店を回る買い物体験や、久世福商店のとろみをつけた味噌汁の試食、無印良品のスプーンやフォークに自助具を装着して使用感を体験してもらうなど、ショップと福祉のコラボレーションを通して“福祉”を感じてもらいました。車いすで買い物を体験した方からは「普段と商品の見え方が違って、子どもの目線と一緒。参考になった。」「上から見るよりたくさんの情報が入ってくる。商品も触れることがわかった。」「店内が広く感じる。」などの感想をいただきました。

Image title

「福祉×技術」

車いすの新体験として、IAMASと特別支援学校が共同開発した「オープン・ハンドサイクル」の展示・試乗コーナーもあり、多くの方が実際に体験されました。主に肢体不自由児の利用を想定したもので、「自転車で風を感じたい。」「友達や家族と同じことをしたい。」という希望を叶えるために作られ、普段利用している車いすに取り付けるだけで利用できるものです。
また、点字新聞を再利用した点字封筒や点字モビールのワークショップ、目隠しして行うオセロゲームなど幅広い技術と福祉の出合いを体験するブースも設けられました。


「福祉×アート 」

『福祉×アート』コーナーには、福祉施設利用者の作品や障がい者アートが展示されていました。鮮やかな色彩で描かれた作品や創造性豊かな作品は見るものの心をつかむものばかりで、作品に感動した難波氏から、トークイベントの中で「色使いがすごくキレイ。この絵を飾ると部屋がパッと明るくなる。」との感想をいただきました。

Image title

「福祉×食べる」

老人保健施設「西美濃さくら苑」で提供されている介護食の試食ができるブースでは「介護食を初めて食べたが、ムース食でも野菜の味がしっかりと感じられた。」という参加者の声が挙がるなど、かむ力が低下した方でもおいしくいただける食を体験しました。
また、本巣市障がい者就労支援センター「みつば 杉の子 ほたる」と、社会福祉法人「いぶき福祉会」による、お菓子の販売もありました。「いぶき福祉会」の招き猫マドレーヌは、地元のサッカーチームを応援したい、繋がりを持ちたいという思いから、FC岐阜のホームゲームの日にスタジアムまで届けており、難波氏から「FC岐阜の選手にはプレーン味が人気。僕は抹茶が好き。」とコメントを寄せていただきました。

Image title

「参加者の声」

参加者の方に感想を伺うと「ブラインドサッカーを知るいいきっかけになった。クラブチームの見学に行きたい。」「車いすで自走してみたが、30メートル程で疲れてしまった。大変なことが分かった。」など、実際に体験したことで感じる貴重な声を聞かせていただきました。

民間企業にとっても“福祉”を考えていただく機会となったこのイベントは、“福祉”が特別なものではなく、もっと社会にとけこみ共生社会を実現していく一歩となればという願い、そして子どもたちに“福祉”を手軽に体験してもらい、将来、福祉に携わる人材が増えて欲しいという願いが込められたイベントとなりました。
次は11月10日(日)にイオンモール各務原で開催予定です。

Image title


【終了しました】外国人介護人材受入れ支援セミナーを行います

update 2019/07/22

【終了しました】外国人介護人材受入れ支援セミナーを行います

【終了しました】新人介護職員のための技術研修と交流会のご案内

update 2019/07/04

【終了しました】新人介護職員のための技術研修と交流会のご案内

【終了しました】福祉体感イベント in モレラ岐阜 来て 見て ふれて ふくしワールド

update 2019/07/04

【終了しました】福祉体感イベント in モレラ岐阜 来て 見て ふれて ふくしワールド

2019年度 在留外国人のための介護職員初任者研修

update 2019/07/03

2019年度 在留外国人のための介護職員初任者研修

【終了しました】岐阜県介護人材育成事業者 認定制度普及促進説明会&取組発表会を行います

update 2019/06/21

【終了しました】岐阜県介護人材育成事業者 認定制度普及促進説明会&取組発表会を行います

【終了しました】<事業者の方へ>キャリア段位普及促進セミナーを行います

update 2019/06/18

【終了しました】<事業者の方へ>キャリア段位普及促進セミナーを行います

「岐阜県介護人材育成事業者認定制度 認定事業者取組発表会」開催レポート

update 2018/12/13

2018年9月3日(月)ワークプラザ岐阜と、11月13日(火)セラミックパークMINOにおいて、岐阜県介護人材育成事業者認定制度の認定事業者(ぎふ・いきいき介護事業者)による取組発表会が行われました。

Image title


「基調講演」

Image title

まずはじめに、介護市場に特化した経営支援活動を全国で展開している株式会社ケアビジネスパートナーズ 代表取締役 原田匡氏を講師にお招きし、『“科学的介護経営”に基づく新たな人材確保戦略とは 〜自社の「未来」を変える為に、今、経営者が実践すべきこと〜』というテーマで基調講演が開かれました。

「介護サービス事業所に求められるものは今後ますます多様化していく。一方で今この業界が直面している問題は人材の確保と育成であり、どの事業所も「採用」と「定着」に向けたマネジメントの必要性に迫られている。そこでこれらの課題に経営の原理原則を用いていかに解決していくか。」ということについて分かりやすく講義いただきました。そして、「採用活動は営業活動と同じ。求職者はこの会社が自分にとってどんなメリットを与えてくれるのかという情報を欲しており、「法人の魅力」を伝えていくことが大切である。その中でも事業所の「理念」を明確に打ち出し、その「理念」に共感してくれる人を採用することが人材の「定着」にもつながる。」と熱く語られました。


「認定事業者取組発表」

引き続き、当制度において、人材育成への取り組みが充実していると認められた認定事業者の事例として、両日合わせて4事業者に発表していただきました。

9月3日には、株式会社 ケアトピック(認定グレード3)の新井彰太常務と、医療法人社団 橘会(認定グレード1)の石原定江看護・介護師長より取り組みの発表が行われました。

Image title

ケアトピックの発表では、「経営理念、クレドを浸透させ、職員一人ひとりが同じベクトルに向かって働くことで、大きなパワーが生まれる」というお話がありました。具体的には、人材育成とワーク・ライフ・バランス、コミュニケーションの活性化に積極的に取り組んだことで、従業員のモチベーションアップと一体感が醸成されたといった内容で、参加者は興味深く耳を傾けていました。


Image title

橘会の発表では、「“グレード1”獲得に向けて、常日頃、自分たちが行っている活動そのものが、評価項目に沿っていると認識し、自信を持ってチャレンジを始めた。いずれの考え方も行動の根底にあるのは『教育』である」と事業を支える人材育成の大切さを語られ、年1回の個人研究発表やレクリエーションなどに積極的に取り組むスタッフの姿が紹介されました。


11月13日には社会福祉法人 豊寿会(認定グレード3)の纐纈正浩事務局長と、有限会社 賃貸ルーム(認定グレード2)の平野真弓所長より取り組みの発表が行われました。

Image title

豊寿会の発表では、認定制度に係る県の委託事業である「コンサルタント派遣事業」の活用について話され、「法人の様々な課題を無料でコンサルティングしてもらえ、課題解決に向けて加速度的に成果が表れた」といったメリットを挙げられていました。さらに、「人材獲得に対しても、この認定制度のほか『ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業認定制度』などの制度のメリットを上手く活用して、土俵から整備することで、当法人にとっても、ひいては介護業界全体にとってもイメージアップにつながる」と明るい未来を語られました。


Image title

続いて賃貸ルームの発表では、「離職率を低くすることが課題であると考え、働きやすく働きがいのある職場づくりを目指したことが認定制度に取り組んだきっかけ。取得のプロセスを踏むことで当所の課題整理ができ、また何をしなければならないのかの気づきをもらった」と様々な取り組みをご紹介いただきました。その中でも、職員全員が参加する「委員会活動」を通して職員の意識が変わっていく姿を実感し、「認定取得はゴールではなく、そのプロセスを継続していくことが大切だ」というお話がありました。

「介護の日 県民のつどい」開催レポート

update 2018/12/13

2018年11月21日(水)ぎふ清流文化プラザにて、「介護の日 県民のつどい」と題して「岐阜県介護人材育成事業者認定制度認定証授与式」&「記念落語会」が行われました。

Image title

「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」とは、人材の育成と職場環境改善に積極的に取り組む介護事業者を「ぎふ・いきいき介護事業者」として認定・公表し、支援する制度です。3回目となる2018年度は、合計30の事業者が認定され、認定証授与式に臨みました。会場には、清流の国ぎふのマスコットキャラクター「ミナモ」が駆けつけ、授与式にも参加。また会場入口付近には、これまでにグレード1の認定を受けた事業者の取り組みを紹介するパネルが展示され、写真を撮る姿や、「来年はここに載るように頑張りましょう!」と認定に向けた熱い声も聞かれました。


「岐阜県介護人材育成事業者認定制度認定証授与式」

Image title

まずグレード1に認定された「社会福祉法人 善心会」の窪田敏彦施設長に、森岡久尚県健康福祉部長より認定証が手渡されました。窪田施設長は「この栄誉ある認定を受け御礼申し上げるとともに、全ての職員が働きやすく楽しい職場環境にすることをさらに決意申し上げます」と喜びを語りました。続いてグレード2、そしてグレード3に認定されたそれぞれの代表事業者へ認定証が手渡され、華やかに授与式が執り行われました。

Image title

来賓の挨拶には、当制度の創設にも深い関わりのある中部学院大学 人間福祉部 学部長 飯尾良英氏が登壇。「この認定制度は、『職員に信頼される運営』『職員を育てる活動』『職員の定着を図る活動』この3つの分野から構成されている。キャリアパスやアセッサー(指導者)の育成が積極的に行われていたり、事業所内に託児所を設け働きやすい環境が作られるなど、2つ目、3つ目の項目に関しては認定制度の効果が十分に上がってきたと感じている。1つ目の項目はまだまだ改善の余地がある。各事業者が中長期の計画を立てて、どういう理念で進んでいくのかを職員に説明することが大事。」と話されました。


「記念落語会」

Image title

来年3月に4代目三遊亭圓歌を襲名する、落語家 三遊亭歌之介氏の記念落語会が始まると、「待ってました!」とばかりに歓声と掛け声が上がりました。「親想うこころにまさる親ごころ〜母の恩は海よりも深し〜」と題した今回の新作落語。次から次へと押し寄せる笑いの波の中に、「遊び心を持ちましょう!」「小さなことにはこだわらない!」「笑うと元気になる!」と言ったメッセージも盛り込まれ、会場は笑顔と感動に包まれました。