【終了しました】外国人介護人材受入れ支援セミナーを行います
update 2019/07/22
【終了しました】新人介護職員のための技術研修と交流会のご案内
update 2019/07/04
【終了しました】福祉体感イベント in モレラ岐阜 来て 見て ふれて ふくしワールド
update 2019/07/04
2019年度 在留外国人のための介護職員初任者研修
update 2019/07/03
【終了しました】岐阜県介護人材育成事業者 認定制度普及促進説明会&取組発表会を行います
update 2019/06/21
【終了しました】<事業者の方へ>キャリア段位普及促進セミナーを行います
update 2019/06/18
「岐阜県介護人材育成事業者認定制度 認定事業者取組発表会」開催レポート
update 2018/12/13
2018年9月3日(月)ワークプラザ岐阜と、11月13日(火)セラミックパークMINOにおいて、岐阜県介護人材育成事業者認定制度の認定事業者(ぎふ・いきいき介護事業者)による取組発表会が行われました。
「基調講演」
まずはじめに、介護市場に特化した経営支援活動を全国で展開している株式会社ケアビジネスパートナーズ 代表取締役 原田匡氏を講師にお招きし、『“科学的介護経営”に基づく新たな人材確保戦略とは 〜自社の「未来」を変える為に、今、経営者が実践すべきこと〜』というテーマで基調講演が開かれました。
「介護サービス事業所に求められるものは今後ますます多様化していく。一方で今この業界が直面している問題は人材の確保と育成であり、どの事業所も「採用」と「定着」に向けたマネジメントの必要性に迫られている。そこでこれらの課題に経営の原理原則を用いていかに解決していくか。」ということについて分かりやすく講義いただきました。そして、「採用活動は営業活動と同じ。求職者はこの会社が自分にとってどんなメリットを与えてくれるのかという情報を欲しており、「法人の魅力」を伝えていくことが大切である。その中でも事業所の「理念」を明確に打ち出し、その「理念」に共感してくれる人を採用することが人材の「定着」にもつながる。」と熱く語られました。
「認定事業者取組発表」
引き続き、当制度において、人材育成への取り組みが充実していると認められた認定事業者の事例として、両日合わせて4事業者に発表していただきました。
9月3日には、株式会社 ケアトピック(認定グレード3)の新井彰太常務と、医療法人社団 橘会(認定グレード1)の石原定江看護・介護師長より取り組みの発表が行われました。
ケアトピックの発表では、「経営理念、クレドを浸透させ、職員一人ひとりが同じベクトルに向かって働くことで、大きなパワーが生まれる」というお話がありました。具体的には、人材育成とワーク・ライフ・バランス、コミュニケーションの活性化に積極的に取り組んだことで、従業員のモチベーションアップと一体感が醸成されたといった内容で、参加者は興味深く耳を傾けていました。
橘会の発表では、「“グレード1”獲得に向けて、常日頃、自分たちが行っている活動そのものが、評価項目に沿っていると認識し、自信を持ってチャレンジを始めた。いずれの考え方も行動の根底にあるのは『教育』である」と事業を支える人材育成の大切さを語られ、年1回の個人研究発表やレクリエーションなどに積極的に取り組むスタッフの姿が紹介されました。
11月13日には社会福祉法人 豊寿会(認定グレード3)の纐纈正浩事務局長と、有限会社 賃貸ルーム(認定グレード2)の平野真弓所長より取り組みの発表が行われました。
豊寿会の発表では、認定制度に係る県の委託事業である「コンサルタント派遣事業」の活用について話され、「法人の様々な課題を無料でコンサルティングしてもらえ、課題解決に向けて加速度的に成果が表れた」といったメリットを挙げられていました。さらに、「人材獲得に対しても、この認定制度のほか『ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業認定制度』などの制度のメリットを上手く活用して、土俵から整備することで、当法人にとっても、ひいては介護業界全体にとってもイメージアップにつながる」と明るい未来を語られました。
続いて賃貸ルームの発表では、「離職率を低くすることが課題であると考え、働きやすく働きがいのある職場づくりを目指したことが認定制度に取り組んだきっかけ。取得のプロセスを踏むことで当所の課題整理ができ、また何をしなければならないのかの気づきをもらった」と様々な取り組みをご紹介いただきました。その中でも、職員全員が参加する「委員会活動」を通して職員の意識が変わっていく姿を実感し、「認定取得はゴールではなく、そのプロセスを継続していくことが大切だ」というお話がありました。
「介護の日 県民のつどい」開催レポート
update 2018/12/13
2018年11月21日(水)ぎふ清流文化プラザにて、「介護の日 県民のつどい」と題して「岐阜県介護人材育成事業者認定制度認定証授与式」&「記念落語会」が行われました。
「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」とは、人材の育成と職場環境改善に積極的に取り組む介護事業者を「ぎふ・いきいき介護事業者」として認定・公表し、支援する制度です。3回目となる2018年度は、合計30の事業者が認定され、認定証授与式に臨みました。会場には、清流の国ぎふのマスコットキャラクター「ミナモ」が駆けつけ、授与式にも参加。また会場入口付近には、これまでにグレード1の認定を受けた事業者の取り組みを紹介するパネルが展示され、写真を撮る姿や、「来年はここに載るように頑張りましょう!」と認定に向けた熱い声も聞かれました。
「岐阜県介護人材育成事業者認定制度認定証授与式」
まずグレード1に認定された「社会福祉法人 善心会」の窪田敏彦施設長に、森岡久尚県健康福祉部長より認定証が手渡されました。窪田施設長は「この栄誉ある認定を受け御礼申し上げるとともに、全ての職員が働きやすく楽しい職場環境にすることをさらに決意申し上げます」と喜びを語りました。続いてグレード2、そしてグレード3に認定されたそれぞれの代表事業者へ認定証が手渡され、華やかに授与式が執り行われました。
来賓の挨拶には、当制度の創設にも深い関わりのある中部学院大学 人間福祉部 学部長 飯尾良英氏が登壇。「この認定制度は、『職員に信頼される運営』『職員を育てる活動』『職員の定着を図る活動』この3つの分野から構成されている。キャリアパスやアセッサー(指導者)の育成が積極的に行われていたり、事業所内に託児所を設け働きやすい環境が作られるなど、2つ目、3つ目の項目に関しては認定制度の効果が十分に上がってきたと感じている。1つ目の項目はまだまだ改善の余地がある。各事業者が中長期の計画を立てて、どういう理念で進んでいくのかを職員に説明することが大事。」と話されました。
「記念落語会」
来年3月に4代目三遊亭圓歌を襲名する、落語家 三遊亭歌之介氏の記念落語会が始まると、「待ってました!」とばかりに歓声と掛け声が上がりました。「親想うこころにまさる親ごころ〜母の恩は海よりも深し〜」と題した今回の新作落語。次から次へと押し寄せる笑いの波の中に、「遊び心を持ちましょう!」「小さなことにはこだわらない!」「笑うと元気になる!」と言ったメッセージも盛り込まれ、会場は笑顔と感動に包まれました。
「福祉のお仕事体験フェスタ」開催レポート
update 2018/11/26
今年で開催5年目となる「福祉のお仕事体験フェスタ」が、2018年11月10日(土)に、飛騨・世界生活文化センターで開催されました(主催:岐阜県・社会福祉法人岐阜県社会福祉協議会/後援:岐阜県教育委員会・社会福祉法人岐阜県福祉事業団)。「福祉」とは、「みんなの幸せ」という意味。「みんなの幸せ」を目指して働いている福祉のプロの仕事を、将来の福祉業界を担う子どもたちに知ってもらい、体験を通して幸せづくりのヒントを感じてもらうための催しで、小さいお子さんを抱っこしたお母さん、小学生・中学生の親子の皆さん、お孫さんを連れたご夫婦など、たくさんの方々に足を運んでいただきました。
「知る・学ぶエリア」「介護ロボットエリア」「楽しむエリア」「味わうエリア」の4つのエリアに分かれており、さまざまな体験コーナーが用意されていました。
「ステージコーナー」
今回、5年目の集大成として行われたのが、ステージ上での「介護体験プログラムとデモンストレーション」です。参加者にステージに上がってもらい、実際に介護現場で働くプロによるデモンストレーションの後、それぞれ体験してもらいました。最初は親(大人)が右麻痺という設定で、子どもが着替えの介助をするというもの。親子で体験した女の子は初めてお母さんに服を着せたそうで「難しかった。」と感想を話してくれました。衣服着脱に関してのアドバイスとして「右手通しますね。」などの声掛けと、ご本人ができることは見守りながら必要以上に手を出さないことが大事だという説明がありました。
次に行われたのが、ベッドから車いすへの移乗介助。力を入れず、ボディメカニクスを取り入れた体の使い方をすれば、楽に安全に介助ができるという説明とデモンストレーションの後、また別の参加者にステージへ上がってもらい、体験してもらいました。ベッドから車いすに移る際にケガをするケースが多く、介護の現場ではとても気を使うお仕事。和気あいあいとした雰囲気の中、皆さん初めてとは思えないほどスムーズに移乗介助ができていました。
ステージでは、踊りエクササイズ「NOSS」の皆さんによる、舞踊も行われました。「NOSS」は日本舞踊が持つ「和」の動きをもとにスポーツ科学を取り入れて考案された運動プログラム。優雅でありながら体力維持や介護予防に効果的な運動で、有酸素運動・筋肉運動・ストレッチがバランスよく組み込まれています。参加者の中には踊りを覚えて、一緒に楽しんでいる方もみえました。
「知る・学ぶエリア」
視界を狭くするゴーグルや、耳を聴こえにくくするイヤーマフ、関節を曲がりにくくする重りやサポーターなどの高齢者疑似体験セットを身につけて、高齢者の方の日常生活を体験してもらうコーナー。介護職への就職が決まっているという福祉課に通う高校3年生の男性は「10分弱体験しただけで、膝が痛くなってきた。前が見えないことがこんなにしんどくて大変なことがわかり、体験できて良かった。」と初めて実際に体験しての感想を語ってくれました。
車いす体験コーナーには、足こぎタイプや、小回りがきく6輪車、転倒防止機能が付いたものなど、特徴のある5種類の車いすが用意され、安全な操作方法の説明の後、多くの方が体験していました。
「福祉用具・介護ロボットエリア」
腰痛やお尻の痛みといった問題を解決するために開発した椅子を紹介するブース。褥瘡(じょくそう)などの研究にどんなデータを取っているか知ってもらうため、体圧分布センサーも体験することができました。
電動の簡易移乗機「介護ロボi-PAL(アイパル)」や電動車椅子、気軽な外出の機会を増やすための折りたたみ電動車いす「SCOO(スクー)」、コミュニケーションロボット、パワーアシストハンドなど、各ブースで最新の福祉用具の紹介があり、参加者は初めて見る介護ロボットに興味津々。
「楽しむエリア」
サロンや集いの場で楽しまれているレクリエーションのひとつ「コミュニーケーションま〜じゃん」が体験できたり、社会福祉協議会の仕事「地域の困りごとと社会資源を繋ぐ」を身近に感じられるコーナーや、紙芝居の実演もありました。
「味わうエリア」
地元の障がい者施設で作られたセルプ製品の販売コーナーでは、シフォンケーキやクッキー、ポップコーンなどを販売。
「事業所セミナー」
最後にステージで行われたのが、「ひだ地域リハビリプロジェクト」によるコグニサイズの実演。コグニサイズとは、認知症を予防するために作られたプログラムで、運動しながら頭を使って脳の働きを活発にするエクササイズ。足踏みをしながら、3の倍数の時に手をたたいたり、しりとりしながらステップを踏んだりと、バリエーションも豊富。岐阜県社会福祉協議会マスコットキャラクターの「ともにん」も、後ろで手をたたいて密かに参加していました!
参加者アンケートでは「小学6年生の子どもが福祉に興味があり勉強になった」「高齢者の疑似体験ができて良い経験になった」「福祉のことをもっと知ろうと思った」「車いすが面白かった」など、たくさんの声を頂きました。
「福祉のお仕事体験フェスタ」は2019年も11月に開催予定です。ぜひご参加ください!
【終了しました】介護事業所向け プリセプターセミナー(新人育成担当者向け)を行います
update 2018/10/23