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「ぎふ・いきいき介護事業者 認定証授与式&記念講演会」開催レポート

update 2024/01/12

認定証授与式

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岐阜県は、介護人材の育成や職場環境の改善に積極的に取り組む「ぎふ・いきいき介護事業者」として新たに13事業者を認定しました(グレード3の新規認定は8事業者、グレード2は5事業者、グレード1は該当なし)。2023年12月25日に岐阜県庁舎1階の「ミナモホール」で認定証授与式が開かれ、関係者らおよそ150人が出席。県健康福祉部の丹藤昌治部長から事業者の代表者に認定証が手渡されました。
「ぎふ・いきいき介護事業者」認定制度は、介護人材確保の促進につなげようと、2016年度に創設。法人規模に関係なく、各事業者の取り組みの状況に応じて、3つのグレードで認定するもので、2023年12月末時点で計169事業者が認定を受けています。最上位のグレード1は、職員のワークライフバランスの充実に向けた質の高い取り組みを行っていることなどに加え、社会貢献や介護全体のイメージアップに向けた取り組みをしていることや、職員の意見に対しての検討・反映等を行い、職員に周知する仕組みができていることなどが求められています。なお、いずれかのグレード認定を受けると、認定制度のロゴマークを使って事業所のPRができるようにもなります。
授与式では、認定証を受け取った事業者の代表者がそれぞれ挨拶。グレード2の認定をうけた社会福祉法人 柊和会の小林玲央名さんは「2020年に制度を知り、指針にしながら職場改善に取り組んできた。介護業界は人材不足の荒波が押し寄せているが、今後も上位グレードを目指して働きやすい・働きがいのある職場づくりに励んでいきたい」と抱負を述べました。丹藤部長は「グレードの認定事業者として他の模範になり、より良い介護サービスの提供につなげてほしい」と呼びかけました。


記念講演会

式後は、実力派漫才コンビ「レギュラー」の西川晃啓さんと松本康太さんによる記念講演会「介護×お笑い=笑顔」を開催。2人は、介護職員初任者研修とレクリエーション介護士1級の資格を持ち、全国の介護施設などを訪問しています。今回の講演会では、お笑いの要素を盛り込んだ「介護レクリエーション」を紹介。右手と左手で違う動作をするレクリエーションや、持ちネタのリズムコント「あるある探検隊」と参加者から募った「好きなギャグ」を組み合わせたレクリエーションによって、脳の活性化が期待されることを説明しました。参加者は、西川さんと松本さんの軽妙なトークに従って両手を動かしますが、思うように反応できない状況になると、たびたび笑いが起きました。レギュラーの2人は「介護レクリエーションは、できる、できないよりも楽しむことが大切。失敗を笑いに変えれば和やかな雰囲気が生まれて、みんなが笑顔になる」などと話しました。


今回グレード2とグレード3の認定を受けた介護事業者は次の通りです(敬称略)。


【グレード2取得】

・医療法人 光秀会

・社会福祉法人 柊和会

・有限会社 サンシャイン

・社会福祉法人 幸紀会

・社会福祉法人 サン・ビジョン

【グレード3取得】

・株式会社 あいわ介護サービス

・株式会社 T.S.I

・株式会社 川徳

・株式会社 三城ケアサービス

・日本赤十字社

・生活協同組合コープぎふ

・有限会社 ひなたぼっこさと

・医療法人 悠信会