イベントセミナー

「福祉の仕事就職総合フェア」開催レポート

update 2017/07/06

2017年7月2日(日)に「福祉の仕事就職総合フェア」が、岐阜産業会館で開かれました(主催:岐阜県・岐阜県社会福祉協議会/共催:全国社会福祉協議会・ハローワーク岐阜/後援:厚生労働省)。


「福祉の仕事就職セミナー」

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「福祉の仕事就職セミナー」は各45分の2部制で行われ、第1部の講師には社会福祉法人「平成会」特別養護老人ホーム「ハートフル」施設長の山田あつ子氏を迎え「福祉の仕事の魅力・やりがいについて」というテーマで、お話いただきました。「福祉に限らず仕事の魅力・やりがいは、なぜこの仕事を選ぶのかという、一番最初の思いと深く関係している」「利用者様やご家族の望みを一緒に実現させることが自己の成長に繋がる、これが福祉に携わる職員の礎になっている」というお話に、参加者の方々はじっくりと耳を傾けていました。
また同じ法人で働くお2人から、介護職を選んだきっかけや、やりがいについてのお話も聞くことができました。


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障害者支援施設「いちいの杜ハートフル」で働く藤田さんは「自分のことよりも周りの為に一生懸命動く」そんな自分の性格に合っているのは福祉の仕事ではないかと考え、福祉大学に進学し介護職へ。「きっかけはなんとなくでも、福祉の仕事にマッチすることもある」と山田氏。介護職3年目の今井さんのやりがいは、担当の利用者様の今出来ることを大事にしながら安全に暮らせる方法を考え、実践した時に、小さな反応が返ってくること。「利用者様の笑顔に、一番の喜びを感じます」と話してくれました。


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第2部は「面接に自信が持てるちょっとしたコツ」をテーマに、「リベル(Liber)」代表 近藤ひろえ氏を講師にお招きしました。「面接時は「どんな人材が欲しいか」をリサーチし、そこを中心にPRすること」「面接官に働いている姿をイメージさせるような具体的なエピソードを入れることが大事」など、幅広い分野に役立つアドバイスを受け、多くの参加者が一生懸命メモを取っていました。


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正しい立ち姿勢、お辞儀、座り方も、ポイントの説明を受けながら実践し学びました。



「福祉の仕事就職フェア」

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1階の大展示場では「福祉の仕事就職フェア(就職合同説明会)」を開催。岐阜県内全域から100の事業所が一堂に会し、そのうち25の岐阜県介護人材育成事業認定事業者も出展されていました。
100事業所で約800の求人が集まり、他の業種と同じく売り手市場の福祉業界。着ぐるみを着たり、カラフルな法被で揃えたり、事業所の職員から積極的に声をかける姿が目立ち盛り上がりを見せていました。


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事業所のブースの他に、福祉の仕事や保育士の相談コーナー、福祉の現場で働く先輩のアドバイスが聞けるコーナーもありました。福祉関係のパンフレットも充実。



「就職フェアに参加した方々の声」

ホームページで相談員の求人を探してもなかなか見つからないが、合同説明会は情報量が多く、現場の雰囲気など詳しい情報も聞けてよかった。(福祉大学4年・女性)

保育士・幼稚園教諭の求人を出している事業所の話を聞きに参加。目的とは違う事業所の方に声をかけられ話を聞いたが、みなさんいい人ばかりで介護職の勉強にもなった。(福祉大学4年・男性)

介護の現場を経験した後、相談員として働きたい。3つの事業所で話を聞くうち、将来目標をイメージできた。時間のある限り、色々な事業所を回りたい。(福祉大学4年・男性)

以前は総合病院の看護師として働いていたが、日勤帯で働ける福祉の現場での看護職を希望。仕事内容が違うので不安も多いが、たくさんの事業所で話を聞きたい。(看護師・女性)

現在デイサービスに勤務中。勤務時間数を増やしたいので転職のために参加したが、いい情報がいっぱい。スタッフの数や人間関係、事業所内で意見を言い合える風通しの良さはあるのかなど、詳しい話を聞きたい。(介護職員・女性)

(出展事業所の方にもお話を伺いました)

私たちが求める第一条件は、元気で健康であること! そしてチームワークが取れる人が仕事の要になる。面接で「人間好きですか?」と質問することも。人との関わり合いを大事に思う方と、一緒に働きたいですね。



当フェアは12月2日(土)にも岐阜市文化センターで開催予定! 今回参加できなかった方も、ぜひご参加ください。

岐阜県介護人材育成事業者認定制度の認定証授与式を開催

update 2016/12/22

介護人材の確保・育成・定着を図るため、2016年度に創設された「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」の認定証授与式が12月22日(木)、岐阜市のふれあい福寿会館で開かれました。


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岐阜県介護人材育成事業者認定制度は、人材育成や職場環境の改善に積極的に取り組む介護事業者をグレード3から1までの3段階で認定・公表し、応援するというもの。2016年度はグレード2に15事業者、グレード3に47事業者が認定されました。
認定を受けるためには、岐阜県の定めた一定の基準を満たすことが必要ですが、制度への「取組宣言」を行うことで、職場環境整備のための事業者コンサルティングなどのサポートを無償で受けられるのが特徴。認定されると、本サイトでの認定事業者紹介などを通じて、求職者の方々に「安心して就職できる場所」としてアピールできるなどのメリットがあります。


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認定事業者一覧はこちら


認定証授与式には認定事業者ら約80人が出席。制度の策定に有識者として携わった飯尾良英中部学院大学人間福祉学部長による挨拶や、社会福祉法人 新生会(グレード2)及び社会福祉法人 大東福祉会(グレード2)の取組み紹介などが行われた後、認定事業者を代表して、社会福祉法人 新生会(グレード2)の今村寧理事長、社会福祉法人 岐協福祉会(グレード3)の伊藤満苑長が、和紙で作られた認定証を受け取りました。認定証を授与した岐阜県知事は「2025年には、県内で必要な介護職員数が7千人足りなくなる見通し。介護人材の確保、育成、定着は喫緊の課題。皆さんが介護事業者のモデル、リーダーとなり、ご活躍いただきたい」と激励しました。


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認定事業者を代表して医療法人・社会福祉法人 和光会(グレード2)の山田 豪理事長が「今回の認定は大きな励み。介護職員一人ひとりが専門性を発揮し、将来を思い描きながら働ける仕組みづくりに継続的に取り組み、より上位のグレード取得をめざして努力していきます」と決意表明を行いました。


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岐阜県は今後も関係機関との連携を図りながら、介護人材の確保・育成・定着対策を推進していきます。


◎制度に関するお問い合わせ
岐阜県健康福祉部高齢福祉課
〒500-8570岐阜県岐阜市薮田南2-1-1
TEL058-272-8289(土日・祝日を除く9時〜17時)

「介護のプロ スキルアップセミナー」開催レポート

update 2016/12/06

2016年12月5日(月)に「第4回 岐阜県介護のプロ スキルアップセミナー」が羽島市文化センターで開かれました(主催:岐阜県/企画運営:一般社団法人 岐阜県介護福祉士会)。介護の知識や技術に磨きをかけたい、もっと成長したい…。そんな意欲を持った方々を応援するための実践的なセミナーで、会場には岐阜県内で介護職に携わる約300人が集まりました。
冒頭、聖隷クリストファー大学 教授の野田由佳里氏が「介護職が誇れる実践力」と題して講演。野田氏は「介護職のスキルアップの決め手は“気づき力”」と話し、「感謝の姿勢、謙虚な姿勢、共感する姿勢、研鑚し続ける姿勢。それぞれの頭文字を取って“4K”を常に意識し、誇りを持って仕事に取り組んでほしい」とアドバイスしました。

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続く技術交流分科会では、豊富な現場経験と教育実績を持つ3人の講師が食事介助、入浴介助、排泄介助のポイントを、事例を交えて解説。参加者の皆さんはメモを取りながら熱心に聞き入っていました。

食事介助のスキルアップ:講師 野倉ヤエ子氏(あじさい看護福祉専門学校 非常勤講師)

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入浴介助のスキルアップ:講師 高野晃伸氏(中部学院大学短期大学部 准教授)

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排泄介助のスキルアップ:講師 野田由佳里氏(聖隷クリストファー大学 教授)

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セミナーを締めくくるパネルディスカッションでは、介護職員の人材育成に積極的に取り組む和光会グループの事例を紹介した後 、講師らが活発な意見交換を行いました。

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約4時間におよんだ今回のセミナーは、参加者の多くの方々にとって、自らの知識や技術を再確認し、今後のキャリアデザインを考える貴重な機会になったのではないでしょうか。
セミナーを企画運営した岐阜県介護福祉士会の浅井タヅ子会長は「介護のプロは、現場で活躍する皆さんが育てていくべき。今日のセミナーで得た学びをぜひ職場に持ち帰って実践し、チームのみなさんとも共有してほしい」と話していました。


岐阜県ではこれからも、介護職に携わる方々のスキルアップを応援するさまざまなイベントを開催していきます。どうぞご期待ください。

「福祉のお仕事体験フェスタ」開催レポート

update 2016/10/30

2016年10月30日(日)に「福祉のお仕事体験フェスタ」が可児市福祉センターで行われました。

「福祉のお仕事体験フェスタ」は、主に小学生・中学生の親子の皆さんを対象としたイベント。福祉・介護の仕事を楽しみながら体験することで、その魅力や大切さを実感してほしいとの思いで毎年開催していています。約185名の親子の方々にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。


▼ベッドから車いすへの移乗の介助を体験している様子です。

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▼車いすに乗ったり、押したりして、スロープや段差のある道を体験している様子です。

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▼高齢者疑似体験グッズを使用し、高齢者の身体・気持ちを体験している様子です。

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▼福祉施設で行われるレクリエーションを体験している様子です。

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このほかにも、障がい者施設で作られたパンやクッキーなどの販売、「ミナモ」「ともにん」「こころん」との記念撮影など親子で楽しめる様々なブースが用意されていました。

「福祉のお仕事体験フェスタ」は2017年も開催が予定されていますので、皆さんもぜひご参加ください!!

「介護のプロ スキルアップセミナー」が開催されます

update 2016/10/25

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岐阜県内の介護事業所・施設の介護職員の方を対象に、12月5日(月)13時から、羽島市文化センター(羽島市竹鼻町丸の内6丁目7番地)で「岐阜県介護のプロ スキルアップセミナー」が開催されます。
このセミナーは、介護の現場で活躍する職員の皆さんが、介護に関する新たな知識・技術の修得やお互いに学び合うことができる機会を提供することを目的としており、今年で4回目の開催となります。
今回は、聖隷クリストファー大学 社会福祉学部介護福祉学科の野田 由佳里教授をお迎えして、「介護職が誇れる実践力」をテーマに、ご講演をいただきます。その後、豊富な現場経験と教育実績を有する講師による、入浴・食事・排泄介助技術の向上を目的とした技術交流会を行います。また、最後に各分科会の取りまとめを行うとともに、介護技術向上のための先駆的な取組み事例の発表を行います。
参加料は無料となっていますので、ぜひ、ご参加ください。


>案内チラシ、申込書はこちら

>前回の様子はこちら


○開催日時

平成28年12月5日(月)
13:00~16:45(受付 12:30~)

○会場

羽島市文化センター
(〒501-6244 岐阜県羽島市竹鼻町丸の内6丁目7番地)


○参加料

無料


○問合せ先

一般社団法人岐阜県介護福祉士会
TEL(058)322-3971 / FAX(058)322-3972
MAIL gifukaigo@ark.ocn.ne.jp


案内チラシ、申込書はこちら(PDF:2MB)

「岐阜県介護事業所向けプリセプター制度等導入支援セミナー(新人担当者育成支援研修)」が開催されます

update 2016/09/21

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岐阜県では、介護職員の早期離職防止を図り、介護事業所・施設において新人介護職員の定着化に向けた支援体制を構築するために、7月・8月に「プリセプター制度等導入支援セミナー」を開催しました。今年度2回目の研修として、新人職員に対する実践的な指導・育成方法を学ぶ新人育成担当者(先輩職員)向け研修を開催します。
介護業界の離職者のうち、就職後3年未満の離職者が全体の3/4を占めていることからも、新人職員の定着化が人材不足解消の鍵となります。
本研修にご参加いただき、先輩職員の方が新人育成の技法を学んでいただくことで、
・新人職員の離職を防げる
・新人職員の育成に繋がる
・先輩職員の成長・意識の向上
などの効果が期待出来ます。

また、講師の鷹取さんは、人事・組織マネジメントのスペシャリストとして、書籍・雑誌で多数執筆する他、全国の研修会で活躍されています。

※7月・8月のセミナーに参加されていない介護事業所・施設も参加が可能です。
※参加費は無料です。プリセプター制度を導入されていない事業者様も、ぜひ参加ください。

>案内チラシ、参加申込書はこちら



○新人担当者育成支援研修

高山市:11月14日(月)
可児市:11月15日(火)
大垣市:12月5日(月)
岐阜市:12月6日(火)
多治見市:1月11日(水)
※本研修は、「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」におけるグレード2のプリセプターに対する研修(外部研修)に該当します。来年度、認定取得を目指される際には、ご活用ください。
(参考)岐阜県介護人材育成事業者認定制度 認定基準(抜粋)
グレード3:新人職員へのアドバイザーがいます。
グレード2:OJT指導者又はプリセプターに対する研修をしています。



○1回目のプリセプター制度等導入支援セミナーの様子

1回目のプリセプター制度等導入支援セミナーでは、

「講師の先生の実体験に基づいたリアルな話を聞くことができ、参考になった」
「介護職員の人材育成を具体的に考えるきっかけになった」
「プリセプター制度をぜひ自社でも取り入れてみたいと思った」

などの感想が寄せられました。
詳細な様子はこちらからご覧いただけます。

>「岐阜県プリセプター制度等導入支援セミナー」開催レポート



○お問い合わせ先

愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7番1号
株式会社マイナビ 名古屋支社
担当者名:研修企画課 山内
TEL:052-582-1321
FAX:052-582-2672


案内チラシ、参加申込書はこちら(PDF:511KB)

「認定制度普及促進説明会」開催レポート

update 2016/09/13

介護人材の育成と職場環境の改善に積極的に取り組む事業者を、岐阜県が3段階のグレードで認定・公表し、支援する「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」の説明会が9月13日(火)、大垣市のソフトピアジャパン センタービルで開かれました(主催:岐阜県、企画運営:公益財団法人介護労働安定センター)。

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「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」は、県内で要綱に規定する介護保険サービス事業所を設置するすべての事業者を対象としており、平成28年度から認定を開始します。認定を受けるには、申請に先立ち「取組宣言」をすること、そして、情報発信、新人職員教育、仕事と育児、介護の両立など県独自の評価項目を満たすことが必要となります。「取組宣言」をすると、認定取得に向けた社会保険労務士のコンサルティング、福祉サービス第三者評価を受審するための費用の助成をはじめ、さまざまな支援制度を利用することができます。

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この日の説明会には、県内の17事業者が出席。岐阜県高齢福祉課の職員と、社会保険労務士の井戸憲一郎氏による認定制度の詳細や活用のメリットについての説明に熱心に耳を傾けていました。説明会の後には、社会保険労務士との個別相談会も。出席者からは「介護人材を確保し、定着させる仕組みとして有用。取組みを前向きに検討したい」と言った声が聞かれました。

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認定制度について


各グレードの認定ポイント


Grade3

基本的な取組が充実している優良事業者→認定基準に基づき、16の具体的な評価項目(ホームページを開設している、新人職員へのアドバイザーがいるなど)をクリアする必要があります。


Grade2

質が高く充実した取組を行う優良事業者(上位)→Grade3の認定基準評価項目に加え、計39の具体的な評価項目(採用情報を発信している、仕事と育児・介護の両立のための支援の実績があるなど)をクリアする必要があります。


Grade1

極めて質が高い取組を行う優良事業者(最上位)→Grade2、Grade3の認定基準評価項目に加え、計48の具体的な評価項目(介護全体のイメージアップとなる取組をしている、キャリア段位制度のレベル4認定者がいるなど)をクリアする必要があります。


岐阜県では今後、同説明会を県内8か所で開催します。ぜひご参加ください。


◎今後の開催予定
平成28年9月21日(水)/ワークプラザ岐阜
平成28年10月24日(月)/バロー文化ホール
平成28年11月16日(水)/飛騨・世界生活文化センター
平成28年11月18日(金)/関 わかくさプラザ
平成28年12月9日(金)/ソフトピアジャパン
平成28年12月14日(水)/ワークプラザ岐阜
平成29年1月18日(水)/バロー文化ホール
平成29年2月8日(水)/ワークプラザ岐阜


お問い合わせ先
公益財団法人 介護労働安定センター 岐阜支所
TEL:058-264-6846
FAX:058-264-6848


案内チラシ(PDF:334KB)

「岐阜県プリセプター制度等導入支援セミナー」開催レポート

update 2016/08/03

8月2日(火)に岐阜市文化センターで、岐阜県内の介護事業所・施設の事業主や管理者の方に向けた「岐阜県プリセプター制度等導入支援セミナー」が開催されました(主催:岐阜県/企画運営:株式会社マイナビ)。
「プリセプター制度」とは、新人職員に対し、先輩職員(プリセプター)がマンツーマンで仕事の進め方や考え方を教えたり、手本を示したり、悩みごとの相談を受けたりしながら「一人前」に育てていく制度。新人職員の離職を防止するとともに、職場環境の改善が期待出来ます。

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講師は、社会福祉士、社会保険労務士などの資格を持ち、福祉・医療分野に特化した人事コンサルティングサービスを提供する鷹取敏昭氏。福祉系の大学を卒業後、総合病院に約20年間、総務担当として勤務した現場経験豊富な方です。

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セミナーではまず、介護業界の現状や課題をデータを用いて具体的に紹介。そして、プリセプター制度の意義や導入メリット、さらには制度を導入するにあたって組織づくりの重要性が説明されました。特に、組織づくりについては「あいさつをすること」「プラスアルファのコミュニケーションを図ること」「ありがとうを伝えること」「相手の“やる気スイッチ”を入れる前に、自分の“聴く気スイッチ”を押すこと」など、どの事業所でもすぐに取り組めるようなテクニックが事例とともに紹介され、参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。

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また、今回のセミナーは講話だけでなく、グループディスカッションやロールプレイといった実践的なプログラムが盛り込まれていたのも特徴。初対面の方同士も積極的に意見交換を行い、会場は終始、活気に満ちた雰囲気でした。

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終了後の参加者アンケートでは「講師の先生の実体験に基づいたリアルな話を聞くことができ、参考になった」「介護職員の人材育成を具体的に考えるきっかけになった」「プリセプター制度をぜひ自社でも取り入れてみたいと思った」などの感想が寄せられました。


岐阜県では、本セミナーの他に、介護現場でプリセプターとして活躍する方々を想定した「新人職員の指導教育担当向けの新人担当者育成支援研修」を開催します。ぜひご参加ください。

◎開催予定時期 11月初旬:高山市/12月初旬:岐阜市、大垣市/1月:多治見市、可児市

「福祉の仕事 親子職場体験バスツアー」開催レポート

update 2016/07/29

7月28日(木)に「福祉の仕事 親子職場体験バスツアー」が開催されました。これは、小・中学生のお子さんと保護者の方々に福祉や介護の仕事を身近に感じてもらうおうと、岐阜県が夏休み期間を利用して企画しているイベントで、岐阜県社会福祉協議会が実施しています。今年で5回目の開催です。
今回のツアーには36名の親子が参加してくださいました。写真で当日の模様をお伝えします。


スタート

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7月としては比較的過ごしやすい気候の中で、ツアーがスタートしました。観光バスに乗り込み、訪れたのは、岐阜市にある介護老人保健施設「仙寿なごみ野」(せんじゅなごみの)。入居者の方々がその人らしい生活を送れるよう、家庭的なケアを大切にしている施設です。



オリエンテーション

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「仙寿なごみ野」事務部長の小野さんによるオリエンテーション。「介護の仕事がなぜ必要なの?」「どんな人が働いているの?」「いろいろな介護施設・サービスがあるけれど、違いや特徴はあるの?」などについて、スライドを用いて分かりやすく説明してくださいました。



施設見学

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親子が3グループに分かれ、施設内へ。入居者の方々が家族のように暮らす「ユニット」と呼ばれる居室や、車いす利用の方も快適に入浴できる浴槽設備、身体機能の回復・維持をめざすリハビリテーション設備などを見学しました。



食事体験

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「仙寿なごみ野」で実際に提供されている食事を試食させていただきました。この日のメニューは入居者さんに人気というビーフシチュー。管理栄養士さんから、食事についての考え方や、お年寄りもおいしく楽しく食べられるための工夫についてお話を伺いました。



福祉車両・用具体験、高齢者体験

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施設で利用されている福祉車両や車いす、歩行器を実際に使わせていただいたほか、特殊な装具(手足の重りやヘッドフォン、ゴーグルなど)を用いて高齢者疑似体験をしました。

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介護が必要なお年寄りの加齢による身体的な変化、日常生活の動作を擬似的に体験することによって、お年寄りの気持ちや適切な介護方法、コミュニケーションの取り方を学ぶことができました。



レクリエーション参加

Image titleデイケアの利用者さんのレクリエーションに参加。うちわとレジ袋を使ったゲームをみんなで一緒に楽しみ、大いに盛り上がりました。



介護職の方のお話

Image title「仙寿なごみ野」で働く介護職の方が、この職業についたきっかけや仕事のやりがい、これからの目標などをお話ししてくださいました。子どもたちから「仕事で大変だと思うのはどんな時ですか?」など、さまざまな質問も。介護職について、理解を深めていた様子でした。



終了

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充実した約5時間のプログラムが無事に終了。職員の方々に見送られ、「仙寿なごみ野」を後にしました。参加者の皆さん、職員の皆さん、おつかれさまでした!

岐阜県ではこういった介護・福祉の仕事を体験できるさまざまなイベントを開催しています。ぜひ参加して、将来、介護や福祉のプロフェッショナルをめざしてみませんか?




ツアーに参加した方々の声


ひとりで歩ける方、車いすが必要な方、認知症の方。施設にはさまざまな状態の方がいて、その人に合ったサポートをしている職員さんの姿に感動しました。


「介護職は正解のない仕事。より良いサポートの方法をみんなで考えて、それがうまくいった時はとてもうれしく、やりがいを感じます」という職員さんのお話が心に残りました。


レクリエーションで、おばあさんに笑顔で話しかけていただけたのがとてもうれしかったです。遠くに住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんに会いたくなりました。


このツアーに参加するまで、介護施設は「暗い」というイメージを持っていました。でも「仙寿なごみ野」さんにあふれていた入居者さんと職員さんの笑顔が忘れられません。介護職ってとてもいい仕事だなと思いました。


一番印象に残っているのは高齢者体験です。お年寄りの体の状態や気持ちがよく理解できました。これから困っている方を見かけたら、お手伝いできることがないか考えたり、声をかけたりしたいと思います。


僕は将来、介護福祉士をめざしているので、このバスツアーに参加しました。生き生きと働く職員の方々の姿や、充実した施設を見て、ますます志が高まりました。これから勉強をがんばります。



◎介護・福祉の仕事やイベントに関するお問い合わせ
岐阜県社会福祉協議会
TEL 058-273-1111(代)

「プリセプター制度等導入支援セミナー」が開催されます

update 2016/06/29

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岐阜県内の介護事業所・施設の新人介護職員の育成・定着に向けて、経営者・施設管理者向けセミナーが開催されます。参加費は無料ですので、制度がよく分からない、取り組むかどうか迷っている・・・。といった事業者様も、ぜひご参加ください。

>案内チラシ、参加申込書はこちら


○プリセプター制度等導入支援セミナー(1回目)

可児市:7月25日
多治見市:7月26日

大垣市:8月1日
岐阜市:8月2日
高山市:8月30日


○新人担当者育成支援研修※(2回目)

多治見市・可児市:1月
岐阜市・大垣市:12月上旬
高山市:11月上旬

※認定制度におけるグレード2のプリセプターに対する研修(外部研修)に該当します。

(参考)岐阜県介護人材育成事業者認定制度 認定基準(抜粋)

グレード3:新人職員へのアドバイザーがいます。

グレード2:OJT指導者又はプリセプターに対する研修をしています。



○お問い合わせ先

愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7番1号

株式会社マイナビ 名古屋支社

担当者名:研修企画課 山内

TEL:052-582-1321

FAX:052-582-2672



プリセプター制度とは・・・

介護職として雇用された新入職員に対し、一定期間、先輩職員がマンツーマン(実践的な実務習得+メンタルケア)で指導する仕組みです。

新入職員は、初めての体験、新しい環境が一度に押し寄せてきて、パニックになり、リアリティショックを受けることがあります。また、業務上、自分自身では表現しにくいこともあり、欲求不満も高まってくるため、自分をサポートしてくれる人を求めます。

プリセプター制度を導入することで、①新入職員が、より早く職場に適応できるように援助し、②新入職員が介護職員としての自覚と責任をもって働けるよう支援することが可能になります。

案内チラシ、参加申込書(PDF:518KB)