イベントセミナー

外国人介護労働セミナーを行います

update 2017/11/24

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介護現場における外国人人材受け入れの現状や課題を踏まえ、外国人介護人材の育成も視野に入れて、その準備や体制づくりに対する理解を深めることを目的としたセミナーを行います。参加無料となっています。活動や支援に携わる方々のご参加をお待ちしております。


■日時
平成29年12月16日(土)
13:30~16:40


■会場
中部学院大学 関キャンパス 11301教室


外国人介護労働セミナーチラシ(PDF:509KB)

「新人介護職員のための技術研修と交流会」開催レポート

update 2017/11/17

2017年11月16日(木)に岐阜産業会館で、介護の仕事に就いて3年未満の介護職員に向けた「新人介護職員のための技術研修と交流会」が開かれました(主催:一般社団法人岐阜県介護福祉士会)。岐阜県内の介護事業所・施設の新人介護職員の育成と定着が目的で実践的な技術研修だけでなく、他施設の職員との情報や意見の交換を行う交流会の時間も設けられました。参加者の約8割が1年未満ということもあり、熱心にメモを取ったり技術を身につけようとする姿が見られました。


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まず初めに、岐阜県介護福祉士会会長の浅井タヅ子氏による「コミュニケーション」の大切さを学ぶ講義が行われました。介護の現場の悪い見本を映した映像を見ながら、様々な場面で何が良くないのか、どう変えたらいいのかを解説。「よく使われる『ちょっと待ってね。』という言葉も、利用者様の立場になると曖昧で不安になるもの。『5分ぐらいだけど待ってもらえますか?』など、具体的に伝えることがとても大事。」と話され、また、食事や入浴を促す言葉も、「理屈はNG。利用者様の生きてきた時代に合わせて気持ちよく食事や入浴をしてもらえる言葉がけを心がけると、相手の表情や態度が変わり素敵に見えてくる。すると仕事もやりやすくなり、自分自身も好きになる。言葉だけでなく、身振り手振り、間合い、感覚など、介護は全てコミュニケーションから始まる。」とアドバイスされました。


「移動・移乗の生活支援技術」

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左麻痺の方のベッド上の移動やベッドから車いすへの移乗の仕方について、アシスタントによる実演を見た後、5つのグループに分かれて実習。ここでも、これから何をするのかを利用者様に伝える言葉がけから始まること、利用者様の安全を第一にしつつ、全てやってしまうのではなく、体の動く方でできることを増やせるような言葉がけやサポートが大切であることを、実践を通して学んでいました。


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車いすで2階の講義室からエレベーターを使い1階の屋外へと移動し、スロープの上り・下り、段差の上り・下りを学びました。車いすに座り利用者様の立場を体験した参加者は「大きな段差だとすごく怖かったので、背もたれにしっかりと体をつけてくださいね。といった言葉がけの大切さが分かった。」と話してくれました。


「衣服着脱の生活支援技術」

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午後からは、左麻痺の方のベッドに座った状態でのパジャマから丸首の服への着替えを、実戦形式で学びました。手を添える位置、自立を促すサポートの仕方、自分の体を痛めないボディメカニクスを活用した腰の動きなど、すぐに現場で生かせる技術を学びながら介護職員、利用者様、両方の立場を交代で体験。技術向上だけでなく、徐々に参加者同士のコミュニケーションも増え、お互いにアドバイスし合う姿もありました。

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室温の確認や、タオルをかけるなどプライバシーを守る配慮、褥瘡(じょくそう)の原因となる服のシワを整えることの大切さのほか、「着替えの際にぜひ実践してほしいのが、利用者様に色や柄の違う2つの服から選んでもらうこと。ズボンは上の服を外に出すのか、中に入れるのか希望を聞いて、業務優先にせず心を込めて接してほしい。」という話も印象的でした。


「交流会」

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最後に7つのグループに分かれ、お菓子やドリンクが用意された和やかなムードの中、交流会が行われました。介護職の経験年数や所属、趣味など自己紹介から始まり、他の職場の現場の様子や待遇面、レクリエーション内容、休みの日の過ごし方など、様々な話で盛り上がっていました。介護職に就いてまだ1ヶ月の参加者は「利用者様に接するよりもまず他の職員の方に慣れることが大変で、仕事に行きたくないなと思うこともあるけど、同じ思いの方もいらっしゃり、気持ちが楽になった。」と話してくれました。同じ職場では相談できないこともここでは打ち明けることができ、支え合い、成長し合う場になっていました。

「福祉のお仕事体験フェスタ」開催レポート

update 2017/11/17

2017年11月11日(土)に「福祉のお仕事体験フェスタ」が、中津川市サンライフで開催されました(主催:岐阜県・岐阜県社会福祉協議会/後援:岐阜県教育委員会・岐阜県福祉事業団)。「学ぶ」「知る」「楽しむ」「味わう」の4つのエリアを設け、福祉の仕事とはどういうことをするのか、そしてどういう世界なのかを様々な体験を通して子どもたちに感じてもらうための催しで、小学生・中学生の親子の皆さんや、介護を身近なものとして捉えているご夫婦など、約132名の方々にご参加いただきました。

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「ミナモ」と、岐阜県社協マスコットキャラクターの「ともにん」が会場に遊びに来てくれて、子どもたちも大喜び。また、中津川市の坂下高等学校福祉科の学生が、ボランティアスタッフとして協力してくれました。


「学ぶエリア」

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お父さん・お母さんが右麻痺という想定での着替えや、ベッドから車いすへの移動の介助を体験している様子です。可児市から来た6年生の女の子は「学校で高齢者の立場になる体験はしたが、手助けは初めてで難しかった。」と感想を話してくれました。


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参加者は、脳梗塞・白内障を想定した高齢者疑似体験グッズを身につけて、視野が狭く色覚も曖昧な世界を体感しながら見本を真似て色ぬりをしたり、おはじきを箸でつかむ体験をし、高齢者の方の大変さを身をもって学んでいました。


「知るエリア」

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点字、手話、アイマスク体験(視覚障がい者疑似体験)や、レクリエーションの道具、介護ロボットに触れてもらい、福祉を知ってもらうエリア。介護ロボi-PAL(アイパル)は、電動の簡易移乗機で、ベッドからトイレなどの移動に役立ちます。


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手話サークル「かやの実会」の方から、名前を中心に手話を丁寧に教えていただきました。マスコットキャラクターの「かやのみみ」ちゃんとも、手話でお話ししました!


「楽しむエリア」

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福祉施設で行われている様々なレクリエーションの中から、「万華鏡作り」と「マンカラ」というゲームを体験しました。「マンカラ」はガラス玉を自分の陣地から早く無くした方が勝ちという指先と頭を使うシンプルなゲームで、2回、3回と楽しんだ参加者の方もいらっしゃったそうです。


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今回のイベントの目玉は、ステージコーナーで行われた「恵那の祭り太鼓」の生演奏。「恵那たんぽぽ作業所」で働く利用者、職員合わせて19名による和太鼓の演奏に会場内の熱がグッと高まり、2回の公演ともに大盛況でした。静岡の「富岳太鼓」に職員が習いに行き、平成2年に和太鼓チームを発足。週1回の練習に加え、年に1度行われる「全国障害者大会」の前は1ヶ月間休まず練習をするそう。公演のMCを務めた利用者の方は、「太鼓を始めてから前より明るくなった。人前で話す機会が増え、言葉を選ぶ勉強にもなっている。」と話してくれました。

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「風の太鼓」「楽(がく)」「鼓楽(つづら)」に加え、アンコールの「和」の4曲を披露。思い思いに舞いながら「風の太鼓」を演奏する生き生きとした表情からも、太鼓を心から楽しんでいるのが伝わってきました。

「味わうエリア」

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県内の障がい者施設で作られた製品や、東北支援として岩手県の名産品(利益を全て東北に寄付)、「飛翔の里 生活の家」の就労支援事業で作られているパンや石けん、かやふきんの販売も行われていました。

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体験コーナーでは、スタンプを3つ以上集めると「ともにん」グッズから1つ好きなものがもらえるスタンプラリーも行われていました。

「福祉のお仕事体験フェスタ」は2018年も開催予定です。ぜひご参加ください!!

認定事業者取組発表会を行います

update 2017/11/06

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岐阜県介護人材育成事業者認定制度において、人材育成への取り組みが充実していることを認定された事業者の取り組み事例の発表会です。他事業者の良い取り組み事例を知ることができる機会です。参加無料でどなたでもご参加いただけます。参加希望の方は申込書にてお申し込みください。


■日時と場所
2018年1月17日(水) 13:00~16:30
セラミックパークMINO国際会議場

2018年1月18日(木) 13:00~16:30
テクノプラザ(各務原)プラザホール



チラシ及び申込書(PDF:947KB)

福祉の仕事就職総合フェア2017を行います

update 2017/11/06

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今年度2回目となる「福祉の仕事就職総合フェア2017」を行います。就職アドバイスのセミナーを受講できたり、さまざまな事業者とお話ができるチャンスです。参加無料で事前申込も不要です。ぜひご参加ください。

>第1回の様子はこちら


■日時
12月2日(土) 10:00~17:00

■場所
岐阜市文化センター 1F 催し広場

岐阜県介護事業者フォーラムを行います<11月17日(金)締切>

update 2017/11/01

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岐阜県介護人材育成事業者認定制度認定証授与式 と新田恵利氏による記念講演を行う、岐阜県介護事業者フォーラムを開催します。入場料は無料ですが、先着450名様までの事前申込制となっています。ぜひご参加ください。


日時:11月27日(月) 13:00~16:00
場所:ぎふ清流文化プラザ 2階 長良川ホール

タイムスケジュール:
○第1部
13:00  開場
13:30~13:35 開会、来賓紹介
13:35~13:40 認定制度ロゴマーク・愛称発表、最優秀賞表彰
13:40~14:00 認定証授与
○第2部
14:20~14:50 認定事業者取組発表(2事業者)
14:50~16:00 記念講演会(講師 新田恵利)「介護は突然やってくる」

福祉のお仕事体験フェスタin中津川を行います

update 2017/10/13

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主に小学生・中学生の親子の皆さんを対象に、福祉・介護の仕事を楽しみながら体験できるイベントです。
参加費無料、事前申し込みも不要です。ぜひご来場ください。

■日時
平成29年11月11日(土)
10:30~16:00(受付は15:30まで)

■会場
中津川市サンライフ 1階 体育室


福祉のお仕事体験フェスタチラシ(PDF:3MB)

<事業者の方へ>新人介護職員のための技術研修・交流会を行います

update 2017/10/13

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岐阜県内の介護事業所・施設の新人介護職員の育成および定着を目的に、実践的な知識と技術の修得・職場内でのコミュニケーション能力等の向上を図るための技術研修および他施設の職員との情報・意見交換を行う交流会を開催します。
参加費は無料ですので、ぜひご参加ください。

■岐阜エリア(岐阜産業会館)
1日目:11月16日(木)
2日目:11月24日(金)

■中濃エリア(可児市福祉センター)
1日目:10月12日(木)
2日目:10月16日(月)

■飛騨エリア(高山市民文化会館)
1日目:10月18日(水)
2日目:10月31日(火)

※どのエリアも2日にわたってプログラムを実施いたします。原則、1日目と2日目の両日のご参加をお願いいたします。
1日目:9:50~17:10(受付 9:30~)
2日目:10:00~17:10(受付 9:30~)


新人介護職員のための技術研修・交流会チラシ(PDF:1MB)

<事業者の方へ>プリセプター(先輩社員向け)セミナーを行います

update 2017/10/13

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岐阜県内の介護事業所・施設の新人介護職員の育成・定着に向けて、プリセプター(先輩社員)向けセミナーを開催します。参加費は無料ですので、ぜひご参加ください。


■11月16日(木)高山市民文化会館 2F 2-3練習室
■12月7日(木)可児市福祉センター 2F 第一会議室
■12月8日(金)岐阜市文化センター 3F 展示室
※いずれも時間は9:30~17:00(受付開始:9:15~)。


プリセプター(先輩社員向け)セミナーチラシ(PDF:504KB)

キャリア段位制度「内部評価実践セミナー」開催レポート

update 2017/08/08

2017年8月5日(土)にキャリア段位制度「内部評価実践セミナー」が、OKBふれあい会館で開かれました(委託事業者:株式会社わかさキャリアコンシェルジュ)。キャリア段位制度は、国家プロジェクトの一つ「実践キャリア・アップ戦略」を推進するためH24年度からスタート。食事介助・排泄介助といった基本介護技術や地域包括ケアシステムへの取組みなど、介護職員の実践スキルを共通の評価基準にしたがって評価するとともに、「できない」と評価されたことを確実に「できる」ようになるよう、OJTツールとして職員のスキルアップに繋げていくというもの。

6月、7月に行われた「キャリア段位制度普及促進セミナー」では制度の概要や必要性、アセッサー講習の概要などを説明。2回目の今回は実践に向けた内容で、アセッサーを取得している方、新たに取得予定の方が、多く参加されました。


「内部評価の進め方」

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第1部の「内部評価の進め方」については、株式会社わかさキャリアコンシェルジュ 代表取締役の中村香代氏が登壇。「キャリア段位制度は、介護職員の職能レベル「できる」を判定するのに最適なツール。ツールであって、取得までの過程が大事!目標はあくまでも介護職員の質を上げること。認定に向けてしっかりと取り組んだ事業所は、職員の質が向上し、研修体制が充実。職員の定着率も格段にアップし、結果、職員も管理者も楽になる」と、今年レベル4の認定者が誕生した医療法人「明輝会」(鹿児島県)や、おかやま介護グランプリで優勝した特別養護老人ホーム「のどか」(岡山県)の事例を挙げた説明が行われました。


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「キャリア段位制度認定に向けて取り組んでいくことを、職員全員に説明する!これが一番大事。」と中村氏。「一丸となることでモチベーションアップに繋がり、離職率も下がる。また、大変でもスケジュールや計画表はしっかりと作成することも大きなポイント。各種シートは「キャリア段位ホームページ」内でダウンロードでき、「評価に着手するための手引き・付録集」の活動スケジュール表は確実に作成してほしい。」との具体的な話に、参加者は真剣な面持ちでメモを取っていました。


「キャリア段位の実践的理解と評価のポイント解説」

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第2部では、一般社団法人神奈川県介護支援専門員協会 副理事長の松川竜也氏を講師として、キャリア段位制度における介護技術項目のポイント解説や、地域包括ケアシステム項目の対策解説など、より実践的な講義が行われました。
講義では、主に「入浴介助」「介護過程の展開」「地域包括ケアシステム」のチェック項目と判定基準を解説。介護職員やケアマネジャーとして働いていた松川氏は、「季節に合った、好みの服を選んでもらっていますか?伸びる素材、ボタンの少ない服を選んでいませんか?」「決められた日だから入浴させるのではなく、バイタルサインの測定結果を確認し、利用者様の体調や意向を優先していますか?」など、現場でよく見られるやりとりや自身が経験した具体例を挙げて説明。「入浴・食事・起こし方など、職員の仕事のしやすさを優先していないか、利用者様の選択の機会を奪っていないか、意向を都度確認しているか。「利用者様の状態」に合った、過不足のない「適切な介護技術」を提供していること。これが「できる」の判断基準になっている。作業で覚えず、しっかりと理解することが大事」とのアドバイスがありました。


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またキャリア段位の評価の構造として、記録を残すことの重要性も強調。そして、難しい、イメージが湧きづらいとの声が高い「地域包括ケアシステム」の解説では、夏祭りを地域開放したり、1人暮らしのお年寄りにも声をかけて消火器の使い方や避難場所の確認をするなど、すぐ実践できる事例を紹介。そして、この項目でも大事になってくるのが記録だということでした。「利用者様からの相談や問題状況を基に、関係する他の部門や機関に必要とされるサービスを文章化して提案しているかどうか」というチェック項目は、プロセスが評価されるためアプローチした記録が重要。提案した結果、実施は断られてしまった場合でも問題ないとのこと。チェック項目が多く、ハードルが高く感じるレベル認定ですが、解説を聞くと身近なことに置き換えてクリアできていくように感じました。


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最後の質疑応答では、レベル4の認定を目指す参加者からの質問に両氏から的確な返答と励ましの言葉がありました。


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現在、平成29年度アセッサー講習第2期受講者の募集が行われています。

申込締切:8月16日(水)
受講期間:10月上旬〜11月28日(火)
実施:一般社団法人シルバーサービス振興会
岐阜県では、「アセッサー講習」を受講し、修了証が発行されると受講費用について、1人当たり10,000円の助成を行っています。
「去年は岐阜県がアセッサーの伸び率で全国ナンバー1でした。アセッサー講習の最後に行われる確認テストについては、合格点が取れなくても諦めず、合格するまでeラーニングを受講してください。助成金が受けられる今がチャンスですよ。」とは中村氏。
詳しくは岐阜県HPをご覧ください。
岐阜県HP介護キャリア段位制度


なお、岐阜県では「キャリア段位制度」への取組みにより、事業者における積極的な人材育成が進むことを目指しています。また「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」の下記の基準を満たすことになります。
グレード2:職員の資格取得を支援し、その実績があるとともに、キャリア段位制度のアセッサーがいる
グレード1:キャリア段位制度のレベル4認定者がいる