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「ぎふ・いきいき介護事業者 認定証授与式&記念落語会」開催レポート

update 2023/01/13

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2022年12月19日(月)、ぎふ清流文化プラザで「ぎふ・いきいき介護事業者 認定証授与式&記念落語会」が開かれました。

「ぎふ・いきいき介護事業者」は、介護人材の育成や職場環境の改善に積極的に取り組む事業者を県が認定し、その取組を広く公表することによって、人材確保や定着を促す制度です。本年度は計30事業者が新規認定または上位グレード認定を受けました。


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同制度は2016年度に始まり、各事業者の取り組みの状況に応じて、3つのグレードで認定しています。最上位のグレード1は、職員のスキルアップやワークライフバランスの促進に加え、社会貢献の取り組み、職員の意見に対しての検討・反映・周知する仕組みができていることなどが求められています。2022年度から認定の評価項目に「職員の有給休暇取得率」「資格(介護福祉士)保有率」などの定量的指標が加わり、より明確な目標達成に向けて取り組みやすくなりました。

本年度、グレード1に認定されたのは、公益社団法人 地域医療振興協会、社会福祉法人 登豊会、社会福祉法人 浩仁会の3事業者。グレード2は3事業者、グレード3は24事業者が認定され、昨年度までに認定を受けた事業者と合わせた総数は165事業者となりました。認定証授与式に出席した各事業者の代表者は、堀裕行健康福祉部長から認定証を受け取り、認定の喜びや今後の抱負などを述べました。


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また、認定証授与式の後には、ホームヘルパーの資格を持つ落語家・笑福亭仁嬌(しょうふくていにきょう)さんの記念落語会を開催。仁嬌さんが「介護は笑いと情熱だ」をテーマに、自身の経験も交えながら魅力ある職場づくりの秘けつを紹介しました。



グレード1を取得した事業者の声


◆社会福祉法人 登豊会

理事長 近石登喜雄さん
介護統括 杉田美智代さん

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このたび、グレード1を取得することができたことを大変うれしく思っています。

当法人はもともと、人材育成や子育て世代も働きやすい職場づくり、地域交流に力を入れており、その取り組みを「見える化」するべく、「ぎふ・いきいき介護事業者」の認定を申請しました。地道にこつこつ取り組んできた中で、気づいたら評価基準を満たしていたというところはありますが、認定を取得することで職員の意識がさらにポジティブになったと思います。また、グレード1の認定に際してマニュアル類をたくさん作成し、業務の棚卸しや効率化ができたこともよかった点です。

利用者様のニーズや職員の価値観が多様化する中、介護施設のあり方も常に進化していかなければなりません。グレード1の認定に恥じない事業者であるために、さらに魅力的な法人にしていくことが今後の目標です。「どうしたらもっと働きやすく、もっと笑顔があふれる職場にすることができるか。」その答えを求めて、法人内外を問わず、多くのご指導・ご支援をいただきながらがんばっていきたいと思います。



グレード3を取得した事業者の声


◆特定非営利活動法人 ひだまり創

顧問理事 安達智紀さん

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当法人は、従業員数8名の小さな訪問介護事業所です。2018年の設立以来、「一人ひとりが人生の主役」を掲げ、利用者様も、職員も自分らしく輝ける事業所を目指してさまざまな取り組みを行ってきました。具体的には短時間正社員制度やテレワークの導入、副業希望の方の受け入れ、独自の介護エステケア資格の取得支援などが挙げられます。特に介護エステケアは、「触れる」「会話する」というコミュニケーションを通じて利用者様のQOL(Quality of Life/生活の質)向上が実感しやすいので、職員のモチベーションアップに大いにつながっています。

「ぎふ・いきいき介護事業者」の認定取得に挑戦したのは、これまでの振り返りと、法人としてさらなるステップアップを図りたいと考えたことがきっかけです。その客観的な評価により、取り組みと成果を自己満足で終わらせることなく、強みや弱みを整理することができました。今後、グレード2、グレード1の取得も目指して努力を重ね、岐阜県の介護業界を元気にしていく一助になりたいと思います。


県では、ぎふ・いきいき介護事業者の取組宣言を随時受け付けています。認定申請は毎年6~7月に受け付けています。

制度の概要については、以下をご覧ください。


▼岐阜県介護人材育成事業者(ぎふ・いきいき介護事業者)認定制度とは?

https://www.gifu-kaigo.jp/about/accreditation-system.html

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