「福祉のお仕事魅力発信フェスタ 来て・見て・感じて ふくしワールド」開催レポート
update 2022/12/02
11月11日の「介護の日(「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に「いい日、いい日」の 語呂合わせから、厚生労働省が2008年に制定)にちなんだイベント「福祉のお仕事魅力発信フェスタ 来て・見て・感じて ふくしワールド」が11月12日(土)、各務原市のイオンモール各務原 1階ノースコートで開かれました(主催:岐阜県、岐阜県社会福祉協議会)。介護・福祉への多様な人材参入を促進しようと2019年から毎年開催されています。ぎふチャンでラジオパーソナリティを務める池戸陽平さんの司会で介護の仕事のリアルと魅力に迫るステージイベント、Twitter「ぎふ福祉の魅力情報BOX」に投稿されたツイートを紹介する展示コーナー、福祉のお仕事相談コーナーなど、盛りだくさんの内容で、来場者は興味深そうに見入っていました。
ステージイベント
中津川市の「特別養護老人ホーム 恵翔苑」、岐阜市の「介護老人保健施設 寺田ガーデン」、加茂郡白川町の「障害者支援施設 白竹の里」で活躍する職員3人がステージに登壇。それぞれの施設の特徴、仕事の魅力ややりがい、職場自慢などをテーマに、池戸さんと軽快なライブトークを展開しました。仕事の魅力ややりがいについて、3人は「生まれ育った地元で、人と人のつながりを感じながら働ける」「利用者様一人ひとりの個性を見極め、得意なことを伸ばせる」「車いすを使っていた方が歩けるようになるなど、利用者様や家族の『こうしたい』を叶えられる」と紹介。一方、「介護職は、意志のある人と接する仕事。マニュアルに沿った対応だけでは信頼関係を築くことができない」との観点から、臨機応変なコミュニケーションや職員間の情報共有が大切であると語りました。
また、会場と各施設をオンラインでつなぎ、池戸さんらは画面に映し出された職員たちとの交流も楽しみました。
展示コーナー(11月9日~11月13日)
県内の福祉現場で活躍する職員の方々が、介護・福祉の仕事の魅力をリレー方式でつぶやくTwitter「ぎふ福祉の魅力情報BOX」から、選りすぐりのツイートをピックアップして展示。足を止めていた岐阜市の親子は「介護職=体力的に大変というイメージを持っていたが、それを上回る喜びがたくさんあることが分かった。ツイートを読んで温かい気持ちになった」と話していました。
福祉のお仕事相談コーナー
岐阜県福祉人材総合支援センター(岐阜県社会福祉協議会内)の相談員が、介護の仕事に興味を持っている方、福祉の資格について知りたい方に向け、マンツーマンでアドバイス。幅広い年齢層の方が相談に訪れていました。
アンケート&クイズコーナー
今回のイベントに関するアンケートと「介護の日」にちなんだクイズに答えると、先着100人に記念品をプレゼントするという企画。記念品は、県内の福祉施設で作られた布製のオリジナルポーチや竹炭グッズでした。
介護・福祉の仕事は幅広く、自分のライフスタイルに合わせた多様な働き方を実現できます。少しでも関心を持ったら、アクションを起こしてみませんか?
■介護・福祉の仕事に関する問い合わせ先
岐阜県福祉人材総合支援センター(社会福祉法人岐阜県社会福祉協議会内)
TEL:058-276-2510 FAX:058-276-2571