
介護職をめざしたきっかけ
- 27歳の頃に地元・岐阜県にて消防団員をしており、約3年間、操法大会や起立訓練大会などを通して町民の安全、安心を守る活動をしてきました。時には火災の現場に出て消火活動をすることも。そんな経験から「人のために何か役に立てないか」「自分の生きた証を残したい」という気持ちが強くなっていた矢先、地元の広報誌で現在の職場で新規職員募集の記事を見つけて思い切って応募しました。私をとても可愛がってくれていた祖母が、小学6年生の頃に認知症にかかり、59歳でこの世を去ってしまったこともあり、「高齢者の方の役に立ちたい」という気持ちを持っていたことも介護の道に進んだ理由です。この仕事に就いて約30年経ちましたが、まだまだ第一線で働かせてもらっています。

私は今、こんな仕事をしています
- 現在は係長という役職で、施設全般を統括しながら見守っている立場です。新人育成や職員の人事評価なども担っています。食事、入浴、排せつの介助といった業務も行い、スタッフと一緒に利用者様の生活のお世話をすることも。初めて入所された方に対しては、自分の名前や立場を言わないでおくことをポリシーとしています。自分が何者であるか、どういった人物であるかということを利用者様ご自身に考えてもらい、そのうえで知ってもらいたいからです。まずは人として興味を持ってもらうことで、利用者様との距離を縮めたいと考えています。

やりがいを感じる時
- スタッフ同士や利用者様とのコミュニケーションがしっかりと取れており、アットホームでフレンドリーな雰囲気がこの職場の魅力です。利用者様とは自然体で会話ができ、気を遣わずにわがままを言ってくれるなど、何でも話しやすい関係が築けているのではないでしょうか。もちろん最低限のプライバシーは守っていますが、お互い楽しく過ごせる空気感が働きやすく、毎日のやりがいにもつながっています。利用者様の最期の時間はできる限り多くのスタッフが集まり、大勢で看取るのもこの施設の習わし。利用者様を想う気持ちや全体の結束力が強みです。

今後の目標
- これまで係長として施設全体を見て仕事をしてきました。やりがいのある立場であったと同時に、その重圧と責任を一手に担ってきたつもりです。今年3月で役職を降り、これからは一介護職員として自分が思う、自分のやりたい介護の業務をまっとうしていきたいと思っています。役職を降りることで後輩に道を譲り、第一線で働きながら少しゆとりを持って仕事や生活を楽しみたいです。役職が変わっても、スタッフや利用者様を温かく見守っていきたいです。