
介護職をめざしたきっかけ
- 母が知的障がい者のための施設で働いていたのと、学生時代に自宅で祖母の介護を手伝っていたので、福祉や介護は比較的身近な存在でした。大学卒業後は母の影響もあり、障がい者支援施設に入職。重度高齢者のフロアを担当していたので、介護技術を身に付ける必要があると感じ、3年の実務経験を積んで介護福祉士の資格を取得しました。その後、結婚や出産などで仕事を一旦辞めてしまったのですが、介護福祉士の資格を活かしたいと思い、今の職場に就職。自宅から近かったのと、幼い息子を自社の保育所に預けられるという点から、家庭と仕事の両立に適した職場だと感じています。

私は今、こんな仕事をしています
- 主に入浴介助や洗髪、洗身、衣服の着脱支援、浴室清掃、検温、バイタルチェック、昼食の配膳下膳といったフロア業務を行っています。入浴介助は、利用者様によっては「もっと○○して欲しい、こうして欲しい」と要望を言われることもありますが、あくまで自立支援をサポートしているのでそのさじ加減が難しいところ。日々試行錯誤しながら利用者様と接しています。現在はパートで毎日勤務をしていないにも関わらず、利用者様から「元気に頑張ってるね!」と優しく声をかけていただき、自分のことを覚えてくれていることに嬉しさややりがいを感じています。

やりがいを感じる時
- スタッフの方々がとても親切で優しく、分からないことや困ったことを周りに相談すると親身になって応えてくれる環境が魅力です。リハビリを強みとしているデイサービスなので、作業療法士や理学療法士の方々に介助のコツを教えていただけるのもとても勉強になります。支え方や歩き方、移乗の仕方ひとつとっても、利用者様はもちろん私たちスタッフの負担にも影響してくるので、プロのアドバイスには助かっていてとても心強いです。こういった周りのサポートのおかげで安心して働くことができており、仕事のやりがいにもつながっています。

今後の目標
- 今はとにかく現場の技術とキャリアを向上させたいと思っているので、スタッフの方々の支援方法や利用者様との関わり方、声掛けの仕方などをよく観察をして、自分でも再現できるよう日々学んでいます。また、パート勤務で利用者様と関わる時間が短いので、普段はどのように過ごしているのか、リハビリはどのように行っているかなど、一人ひとりのカルテを見て現状を把握するようにしています。そうすることで、短い勤務時間内で少しでも利用者様のお力になれればと思っています。