介護職をめざしたきっかけ
- 介護という仕事を知ったのは小学4年生のとき。授業の一環で地域のデイサービスへ見学に行ったのがきっかけでした。そのときに、デイサービスの職員の方から「何気ないことで『ありがとう』が言い合えるって素敵ですよね?小さなことでも一緒に喜べることが楽しい仕事なの!」と話を聞いたことがとても印象的でした。その後、授業で少子高齢化について学んでいくなかで「自分にも何かできることはないか」と考えるようになり、大学進学の際、岐阜県の「介護福祉士等修学資金等貸付事業費補助金」を利用して中部学院大学短期大学部へ進学。大学在学中に3度の実習があったのですが、この施設が一番楽しく、職員の方も丁寧で優しかったこともあり、卒業後そのまま就職しました。
私は今、こんな仕事をしています
- 私が勤めている施設は、ユニット型の介護老人保健施設です。日中は約10名、夜間は約20名の利用者様のサポートを行っています。食事や排泄、入浴など、介護の基本的な業務はもちろん、「ユニットのお手伝い」や「歩行器でフロアを散策する」など、一人ひとりの身体機能の維持や向上を目的とした「生活リハビリ」というプランがあり、それに合わせたサポートを行っています。少人数制のユニット型というスタイルは、利用者様一人ひとりと向き合うことができるので、やりがいも十分。なるべく施設感を出さないように、職員は制服ではなく私服を着ています。利用者様がよりリラックスでき、私たちも好きな服装で働けるので、とても良い社風だと思います。
やりがいを感じる時
- 私は短大に在学しているとき、この施設にて実習を行いました。その当時から変わらないのですが、スタッフ同士はもちろん他職種の方とも仲が良いです。コミュニケーションが取れている分、利用者様の生活リハビリの内容や、今後の支援方法などについて決めるときも、しっかり話し合える環境があります。そうやって検討したリハビリを実践することで、ご自宅に帰ることができるようになる利用者様もたくさんいらっしゃいます。ご家族の方にも喜ばれ、やりがいにも大いにつながっていると思います。施設内では、リハビリの方や看護の方からいろいろと教わることもあり、日々学ぶことができる環境があります。
今後の目標
- 現在、ユニットリーダーを任せていただいているなかで、ユニットの職員や他職種の方とも連携して、一人ひとりの利用者様に合った支援を行うことを心がけています。一人でも多くの利用者様が住み慣れた自宅に戻ること、ご家族と一緒に生活をしていただくことを目指し、利用者様はもちろん、職員の変化にも気づくことができるようなユニットリーダーになっていきたいです。また、業務内で知識をたくさん得ながら、ゆくゆくはケアマネジャーの資格を取得したいです。