介護職をめざしたきっかけ
- 小学5年生のときに、祖母がヘルパーから介護福祉士になるために、私を利用者の代わりにして実技練習をしていました。介助や声かけの様子を近くで見て「温かく素敵な仕事だな」と思い、私もそこから介護福祉士を目指すようになりました。その後、福祉科のある県内の高校へ進学し、高校卒業後に現在の職場に入職しました。現在の職場はもともと母が看護師として働いていたこともあり、子どもの頃に施設が主催するイベントに何度か参加したことがあります。とても楽しかった思い出と、子どもながらに施設の温かい雰囲気やスタッフの方の優しい笑顔に惹かれたことを覚えており、入職を決める際のきっかけの一つになりました。
私は今、こんな仕事をしています
- 入職してから今年の4月で丸3年となります。現在は介護職員として、早番、日勤、遅番、夜勤の4交代で勤務しており、入居されている方の入浴や排泄、食事など生活全般のサポートをさせていただいています。例えば入浴介助は入居者様と1対1で、入居者様のペースに合わせて1時間程度ゆっくりと行うことができるので、入居者様ものんびりくつろげているかと思います。自分がしてもらって嬉しいことは何なのかを考えながら、入居者様の立場を自分に置き換えて、日々の介護業務に取り組んでいます。そのなかで、入居者様から「ありがとう」のお言葉をいただけたときは、本当に幸せを感じます。
やりがいを感じる時
- 全居室のベッドに見守りセンサーが配置されており、リアルタイムで入居者様の心拍や睡眠状態を把握できるほか、移乗用ロボットの活用やLINEWORKSによる職員間の情報共有など、業務を効率化できるシステムが整っています。システムが整備されているおかげで、業務負担の軽減だけでなく、空いた時間を入居者様と過ごす時間に充てることができます。入居者様はもちろん、私たちスタッフにとっても過ごしやすい環境なので、毎日効率よく業務に取り組めています。困ったことがあっても、先輩方の適切な応対を参考にしたり、相談したりするなどして、前向きに取り組むことができる環境がやりがいにもつながっていますね。
今後の目標
- まずはしっかりと介護現場での経験を積み、ゆくゆくはケアマネジャーの資格を取得したいと思っています。また、仕事に生かすために、認知症ケアに関わる資格を取りたいと考えています。日々の業務の中でうまくいかないこともありますが、そんな場合にも適切に対応できるよう、介護士としてもっとスキルを向上させることが今の目標です。