介護職をめざしたきっかけ
- 元々は短大で幼児教育を選択して保育士を目指していたのですが、福祉の勉強にも興味を持ち始め、専攻科へ進学し介護福祉士の資格を取得しました。自分が就職する時には保育、介護どちらにするか正直悩みましたが、「祖父母がいる生活が日常であり、子どもの頃から優しかった二人になにか恩返しができないか」と考え、介護職の道に進みました。
また、実習中に出会った利用者様の“ありがとう”の言葉と“笑顔”が忘れられなかったこと、お年寄りの方と関わることが大好きなんだと気づいたこともあり、やりがいを持ってできるのではないかと思いました。
私は今、こんな仕事をしています
- 認知症ケア棟で介護副主任として勤務しています。利用者様の日常ケア(食事、排せつ、入浴)はもちろんのこと、認知症進行防止に努めるためにレクリエーションなどもほかのスタッフと一緒に積極的に取り組んでいます。またアセッサーや実習指導者、ラダーの講師(キャリア段位制度レベル4取得)なども務めながら、学生対応、スタッフの教育などにも関わっています。
この職場の好きなところ
- スタッフ一人ひとりが元気で仲良くお互いに協力し合っており、いつも笑顔が絶えません。託児所の利用やフレックスタイムの導入など、働くママさんが子育てをしながら少しでも働きやすくなるようなことを推進しています。新人の方にもプリセプター制度があり、1年間しっかりサポート。もちろん制度以外でも、先輩スタッフもいろいろと協力してくれます。
施設内で実施する委員会活動や外部研修にも積極的に参加でき、利用者様のケアのことについて多職種とも連携し、考えられる環境も整っています。
今後の目標
- 副主任として、スタッフの指導をはじめ冷静に物事を判断できるようになるために、認知症利用者様一人ひとりにあった個別のケアができるよう研修をしたり、自己でも本など読んで学んだりしていきたいと考えています。
アセッサーとしてはスタッフのレベル認定を行い、技術レベルの向上に努めることで、認知症ケア棟としての役割をしっかりと確立。“松波老健に入所してよかった”とご家族様に感じていただけるような施設づくりを目指していきたいです。