介護職をめざしたきっかけ
- 介護職という仕事を知ったのは、小学生の頃に祖母が認知症を発症したことがきっかけでした。両親が介護休暇を取り、昼夜逆転している祖母を介護する姿を今でも覚えています。介護施設の存在を知ったのもこの頃でした。施設で働いている職員のみなさんが、祖母や私たち家族に対してとてもやさしく声をかけてくれたことは今でも忘れられません。小学生だった私は「こんな仕事があるんだ」「人の役に立てる仕事って素敵だな」と感じたことを発端に、現在、介護職員として働いています。
私は今、こんな仕事をしています
- 送迎に始まり、入浴介助、食事介助、トイレ介助、レクリエーションを主に行っています。介護と聞くと「介護してあげる」というイメージもあると思いますが、ラクアデイサービスの目標は「自立支援」です。できることを奪うのではなく、時間がかかってもご自身でできることは行っていいただく。また、ご自身で対応できることが減っていかないように、できることを少しでも増やせられるように、利用者様の身体状況や要望などを考慮して日々支援しています。
この職場の好きなところ
- 職場の雰囲気は明るく、人間関係も良好です。なにより上司や同僚との距離が近く、いつも声をかけてくださり、どんなことでも相談できるので本当に感謝しています。「困った時にはみんなでフォローをする」といった空気感もあり、皆さんの気持ちはとてもうれしいですね。意見交換も盛んで、何かアイディアが出たら「やってみよう！」という雰囲気になるので意見が出しやすいと思います。利用者様に顔や名前を覚えてもらえた時や呼んでくださった時、さらに利用者様のご家族にも覚えていただけた時は本当にうれしいです。利用者様は些細なことでも「ありがとう」と言ってくださります。しかし、私は利用者様のおかげで仕事ができており、利用者様あってのラクアデイサービスです。毎日私からも「ありがとう」とお伝えできることは、やりがいの一つでもあります。
今後の目標
- 現在、フットケアの資格取得のため、足や爪についての座学や、爪切りの実技の研修を受けています。これまでは、正しい知識もなく爪を切っていました。しかし、研修を受けていると、巻き爪で困っている方や足にトラブルを抱えている方は多いのだと改めて痛感。そのことから、「足を見ればその人が分かる」と言われるほど、足は大切だということを学び、理解することができています。日本には足教育と言われるものがないため、靴選びや履き方の研修を受けて目から鱗が落ちました。目標としては、資格取得のために試験に合格することはもちろんですが、さらに知識を深め利用者様に寄り添ったケアができるようになりたいです。また、サブリーダーという役職者として、利用者様や会社のためにできることを明確にし、頼りにされ、目標とされる人になれるように努めます。
