介護の勉強 私たちらしい働き方

津田里奈さん

津田里奈さん

入職5年目
  • 事業者ジャンル

    特別養護老人ホーム
  • 勤務先

    特別養護老人ホームやすらぎ苑
  • 取得資格

    なし
  • 取材年

    2021年

特別養護老人ホームとは

原則として、65歳以上で「要介護3以上」の認定を受け、自宅での生活が困難な方が入居できる施設。入浴、排せつ、食事、身体の移動など、24時間の介助を受けながら暮らせます。

介護や福祉に関わる仕事がしたいと思えた

利用者様からの「また来てね」の言葉

介護職をめざしたきっかけ

学生の頃、幼児教育課を専攻していた私は、介護施設へ実習に行く機会がありました。実習の最終日、利用者様が私の手を握ると「あなたでよかった」「また来てね」と言葉をかけていただいたのです。人と関わる仕事がしたい、誰かのために役立ちたいと考えていた私は、その利用者様の姿がとても印象深く、高齢者福祉施設に携わりたいと思うように。そのことがきっかけで、実習先であった当施設へ入職することとなりました。

私は今、こんな仕事をしています

産休と育休を経て、1年前に復職しました。現在は育児短時間勤務を申請し、ユニット型に入居されている利用者様の日常生活をサポートしています。当施設の理念「自らが利用したいと思う福祉の創造」のもと、信頼していただき心から満足してもらえる介護、福祉サービスの提供に努めています。たとえば施設内で楽しんでもらえるように、おやつ作りや季節ごとのレクリエーションを工夫しながら行事を開催。イベントをきっかけに、利用者様の笑顔、そして生活の質の向上が見られるととても嬉しく感じます。

この職場の好きなところ

当施設の介護スタッフは10代~70代と年齢層が幅広いですが、年齢の壁はなくスタッフ同士の仲が良いです。楽しくプライベートの話もしていて、アットホームな雰囲気がありますね。子どもの急な体調不良の時は、皆さんからフォローしていただいています。育児と仕事を両立していく中で、働きやすい職場環境であることは本当にありがたいです。また介護職の魅力としては、利用者様に「りなちゃんがいると安心する」「りなちゃんありがとう」と言葉をかけていただいた時。この言葉を聞くと、この仕事をしていて良かったと思い、やりがいを感じます。

今後の目標

後に続いていくワーキングママたちの、手本となるような存在になりたいです。私にとって子育てと仕事はどちらも大切。無理をしすぎず、うまくバランスをとりながら、今後も両立を図っていきたいと思います。そして介護福祉士の資格を取得し、自身のキャリアを積み上げることで、利用者様やそのご家族にとってより良い介護、福祉サービスを提供していきたいです。

私のワークライフバランス

休日は子どもと遊んだり、自分のために時間を使ったりしています。子どもと過ごす時間は子どもに全力で向き合い、仕事のことは考えないようにしていますね。ですが、育児も大変なことが多いです。そんな時は、仕事が息抜きとなることも。「無理をしない」「一人で抱え込まない」を意識して、育児と仕事との両立に努めています。また、この2つが両立できているのは、周りのスタッフのサポートのおかげです。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 津田里奈さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 伝心会

  • 501-6315 岐阜県羽島市下中町石田687番地
  • https://www.denshinkai.jp/
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