介護職をめざしたきっかけ
- 兄に障がいがあり、「福祉」が身近にある環境で育ったためか、子どもの頃から“人の役に立つ仕事をしたい”と思っていました。高校卒業後、福祉系の大学に進み、特別支援教育について学んでいましたが、大学2年生のときに東日本大震災を経験。なかなか大学が再開されなかったので、3年生の春に“少しでも自分にできることを”と思い介護施設でのボランティアに参加しました。話を聞くぐらいしかできない私に、利用者様が涙を流しながら「ありがとう。頑張ってくれて助かったよ」と声をかけてくださり、それがとてもうれしくて、介護の仕事に就きたい！と思ったんです。
ここを選んだのは、きっと楽しい施設に違いないという期待があったから。私の住む地域にある施設なので、以前から送迎車とすれ違うことがよくあり、いつもニコニコしている運転手さんを見て、楽しい施設なんだろうなと思っていました。面接に来てみると予想以上に明るくて、職員さんたちが楽しそうに仕事をしていたので、ここで働こう！と決めました。
私は今、こんな仕事をしています
- フロアスタッフとして理学療法士、作業療法士、看護師と連携しながら、利用者様に合ったリハビリプログラムを支援。健康チェックから歩行の介助や排せつ支援、集団体操の進行、マシンの移乗や療法士による機能訓練のサポートまで、さまざまな業務に携わります。
利用者様に楽しく通っていただけるようコミュニケーションを図り、お迎えから帰宅するまで充実した時間を過ごしてもらえるよう心がけています。「ここに来て良かった」「あなたと話していると元気になるよ」と声をかけていただけるのがうれしくて、大きな励みになっていますね。
この職場の好きなところ
- 一番の魅力は、スタッフも利用者様も明るく笑顔があふれているところ。常にあちこちで笑い声があがっています。アットホームでスタッフ同士の仲が良く、困ったときや迷ったときに気軽に相談できる職場環境もいいですね。仕事のことからプライベートのことまで何でも話せるので助かっています。休みの日に女子会をしたり、寮に入っている人の部屋に集まってご飯を食べたりするのも楽しいですよ。
もちろん仕事もやりがいがあります。療法士、看護師、介護士など、さまざまな職種の人と一緒に仕事ができるので、広い視野で利用者様のケアをすることができ、日々たくさんのことを学び成長させてもらっています。
今後の目標
- まずは介護福祉士の資格取得です。対応できる知識や技術を今よりも増やして自信を付け、介護職としてスキルアップしたいです。また、フロアのサブリーダーとして、フロアリーダーの補助や新しいスタッフの教育などを担当しているので、リーダーシップ研修などに参加し、リーダーとしての力も高めていきたいですね。
設立3年目の施設なので、生活相談員として経験を積み、会社と共に成長していきたいという思いもあります。
