介護職をめざしたきっかけ
- 看護師をしている妹から医療の話を聞くことで、医療や福祉関連には長年興味がありましたが、この職に就くまでは、15年ほど別の業種で営業の仕事をしていました。介護職は全くの未知の世界でしたが、これからの時代に必要と思い、勇気を振りしぼり思い切って転職しました。携わったことのない仕事でゼロからのスタートになりましたが、会社に研修費用を全額負担していただき、勉強しながら、先輩スタッフには現場で教わりながら毎日の業務を行っています。
何年も前から、医療と福祉の仕事に興味を持ちながらもなかなか職を変えずにいましたが、今はこの職種に転職したことに自信をもって良かったと言えます。
来年1月の介護福祉士取得を目指して、さらにはケアマネージャー取得の目標を持ってこれからもがんばっていきます。
私は今、こんな仕事をしています
- まだこの業界に入って3年ですが、入職時から働きながらカリキュラムに沿った勉強ができたので、早めに介護技術を身に付けることができました。当施設は女性スタッフが多いので、力仕事は率先して引き受けています。足腰が悪くなった利用者様にいつまでもご自身で歩いていただきたいので、歩行運動はできるだけこまめに行い、残存機能を衰えさせないように、毎日いろいろな脳トレーニングやレクリエーションを考えています。
最近は新入職員の教育にも携わらせていただいています。人に教えることで自分自身のスキルアップにも繋がっています。
外部で行われるさまざまなセミナーや講習会にも参加させてもらえるので、利用者様のケアはもちろん、福祉業界の現状や実態を学ぶことができるのが魅力です。
この職場の好きなところ
- 当施設は車で3分の「さくらクリニック」と提携しており、24時間看護・介護の体制をとっています。そのため医療依存度や介護度が高い利用者様が多いのですが、提携医がおり、看護師が常勤していることで特変時や緊急時に迅速な対応がとれ、ご家族にも安心していただいています。利用者様の毎日の体調管理を看護師と共有できるので、私たち介護職員も安心して業務ができます。看護の補助やサポートをすることで、医療の知識が増えるのも、医療従事者と一緒に仕事ができる利点だと思っています。
向上心を持った職員が多いので、それぞれが自分の目標に向かってステップアップしていこうとする姿に影響され、自分ももっとスキルアップしたいという意欲を持たせてくれるのもこの職場ならでは。研修費を会社が補助してくれるので、目標達成まで勉強をし続けようという気持ちになります。この施設とともに成長していきたいです。
今後の目標
- 今はまだ介護職員初任者研修の資格ですが、2019年には介護福祉士を取得する予定で実践勉強をしています。介護職と新人教育以外に、事務的な仕事もしていますので、これからも総合的に施設に携わっていくことで、ゆくゆくはサービス提供責任を任される人になりたいと思います。
医療に関しても介護職員ができる範囲のことは率先して習得したいので、実務者研修を受けて医療的スキルを身に付けていきたい、そして介護福祉士としての経験を積んだ後は、ケアマネージャーの資格を取りたいと思っています。