介護の勉強 私たちらしい働き方

白浜美紀さん

白浜美紀さん

入職9年目
  • 事業者ジャンル

    ショートステイ
  • 勤務先

    特別養護老人ホーム ぎふ愛の里/社会福祉法人 如水会(認定事業者)
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2018年

ショートステイとは

利用者が短期的に(数日~1週間程度)入所し、日常生活の介助やレクリエーション、リハビリなどを受けることのできるサービス。主に自宅で介護をする家族の負担軽減を目的としています。

思い切って転職した介護の世界。

この仕事を選んで本当に良かったです。

介護職をめざしたきっかけ

前職では、機械の操作が主な仕事でした。その頃から、人を相手にする介護の仕事に興味があり、いつか挑戦してみたいという思いがありました。しかし、未経験で資格も何もない私に介護職が務まるのだろうかという不安な気持ちも。そんな時、当施設の新規オープンのチラシにあった職員募集を見て「今しかない!」と思い、面接を受けました。新しい施設で、誰もが同じスタートラインから頑張れるという状況や、思っていたよりも給与が良かったことも魅力を感じた理由です。
仕事をしていて、「ありがとう」「あんたの顔を見るとほっとするわ」などの言葉をかけていただいた時、人をお世話させていただく仕事を選んで良かったと思いました。

私は今、こんな仕事をしています

ショートステイの介護職員として現場で働いています。入職後4年目からメンバーをまとめるユニットリーダーになったことで、スタッフの勤務調整や会議の議事進行、新入職員のサポートなども私の仕事です。利用者様にとって良いケアを提供するためにも、まずはユニットの職員がチームワークよく動くことが大切。常に、スタッフが気持ちよく働くことができる環境づくりを心掛けています。そのために私が実践しているのは、まず相手の話しをしっかりと聞き、自分と違う考え方であっても否定せずに受け止めること。そうすることでコミュニケーションに余裕が生まれ、素直な気持ちや斬新なアイデアなどを聞くことができ、色々な発見があって面白いですよ。また、自分自身が未経験から始めた仕事ですので、新入職員の気持ちもよく分かります。気楽に相談してもらえる雰囲気が、私の強みなのかなと思います。

この職場の好きなところ

当施設は、子育て世代や子育てを卒業した先輩が多く勤務しており、仕事と家庭を両立することへの理解や協力がある環境です。私は3人の子どもを育てていますが、子どもの学校行事がある時もシフトを調整しやすく、とても働きやすいですね。また、資格取得や講習への参加支援もあり、積極的に学び、自分次第でキャリアアップできることもやりがいにつながっています。私はコーチングの講習を受けた際、 相手を受け入れることの大切さや、自分の話しを聞いてもらうことの心地よさを体験したことで、さらにリーダーとしての心構えが養われたと思います。

今後の目標

私が介護福祉士の国家資格を取得したのは、ここで働き始めて5年目の頃。資格の勉強を始めてみたら妙に楽しくなってしまったんです(笑)。そして今は、次のキャリアプランとしてケアマネージャーの仕事ができるように、介護支援専門員の資格に挑戦してみようと思っています。資格の受験や研修は、勤務時間のなかで調整できるので安心して取り組むことができます。

私のワークライフバランス

休日は家族と一緒に過ごす時間を大切にしています。家族で買い物に出かけたり、子どもが好きなアイドルグループのイベントに一緒に出掛けたりするひとときは、気分もリフレッシュできますね。私が介護職の仕事をすることで、家族に負担をかけていないか心配した時もありましたが、子どもの“将来なりたい職業”の中に、介護の仕事が入っていると知った時は本当にうれしく思いました。私の働く姿をいちばん身近で見ていた子どもが、介護の仕事もいいかな?って思ってくれているのはうれしかったです。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 白浜美紀さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 如水会

  • 〒501-0513 岐阜県揖斐郡大野町大野742-14
  • http://www.ainosato-mie.jp/gifu/
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