介護職をめざしたきっかけ
- 中学生の頃から福祉に関心があり、将来の仕事として考えていました。当時は児童分野をめざしていましたが、大学で福祉について広く学び進めるうちに、高齢者分野へと志が変化。そこで、社会福祉士と介護福祉士の資格を取得し、就職活動を通じて縁があった当法人に就職しました。職場を訪れた際、女性の先輩方がキラキラ輝いて見え、「私もこんな風に働きたい!」と憧れを抱いたことが入職を決めた一番の理由です。5年後、10年後の『なりたい自分の姿』がそこにありました。
私は今、こんな仕事をしています
- 2013年に第1子を、2014年に第2子を出産し、2回の産休・育休を経て、現在は特別養護老人ホームの生活相談員として働いています。生活相談員の役割は、利用者様・ご家族、関係機関、当施設をつなぐ「架け橋」となること。その方本位の介護サービスを実現できるよう各方面に働きかけ、調整していくのが仕事です。利用者様、ご家族、ケアマネジャーさん、ソーシャルワーカーさん、それぞれの立場によって思いや考え方が異なるのは当然。そのギャップを、コミュニケーションによって解決していくところにやりがいを感じます。
この職場の好きなところ
- 当法人には、子育てをしながらキャリアを重ねている先輩がたくさんいます。それは、産休・育休を取り、復職できるのが当たり前という風土と環境が整っているから。上司や先輩、チームメンバーに十分な理解がありますし、子どもの急病などでシフト変更が必要になった時も「困った時はお互いさま」と柔軟に対応してもらえます。周りの方々にたくさん支えていただいてますね。
本音を言えば、子育てと仕事の両立はやっぱり大変な時もありますよ。夜、子どもたちを寝かしつけていたら、自分が一番初めに寝入っていた・・・なんてこともしょっちゅう(笑)。でも、仕事をやめたいと思ったことはありません。大変さを上回る充実感や楽しさ、喜びが介護の現場にはあふれているからです。
今後の目標
- 当法人は、設立当初から地域に開かれた施設運営に取り組んでおり、毎月のように交流イベントが行われます。その企画・運営も私の役割のひとつ。地域の方々がどのようなことを求めていらっしゃるのか、どのようなイベントならみなさんに楽しんでいただけるかを考えていくことは、事業所内の活性化につながり、新たなやりがいになっています。今後も地域を巻き込んだ福祉をめざし、より良い施設づくり・まちづくりに貢献していきたいと思います。