介護の勉強 私たちらしい働き方

近藤有紀さん

近藤有紀さん

入職2年目
  • 事業者ジャンル

    グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
  • 勤務先

    グループホーム夢家族/有限会社 夢家族
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2022年

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは

原則として、65歳以上で「要支援2以上」の認定を受け、認知症などによって自宅での生活が困難な方が入居できる施設。専門スタッフの援助を受けながら1ユニット(5~9人)で共同生活をします。

なにげない瞬間の“ありがとう”という

温かい言葉がやりがいにつながります

介護職をめざしたきっかけ

前職は建築設計の仕事を約5年間していました。結婚、出産を経て、何か手に職を持って長く続けられる仕事に就きたいと思うようになり、まったくの畑違いでしたが、介護の仕事を選択し、ショートステイがある事業所で約11年間勤めた後、現在の職場に就職しました。「グループホーム夢家族 正木」で働いていた友人からとても働きやすくて職場の雰囲気も良いと聞いていたこともあり、入職を決めました。実際に働いてみると、より深く介護に向き合え、集中して業務に取り組める環境でした。スタッフ同士も仲が良く、利用者様と毎日楽しく業務に励んでいます。

私は今、こんな仕事をしています

この職場で勤務をして1年半になります。通常の介護業務のほか、主任という立場でご家族様への対応や事務的な業務、さらに必要な物品の買い出しなども行っています。また、「グループホーム夢家族 柳津」はテラスが2つあるので、天気の良いときは利用者様に外気浴を楽しんでいただいています。施設の中に閉じこもってばかりではなく、たまには外に出て新鮮な空気と触れ合うことで、利用者様にも喜んでいただいています。改装して1年も経っていないこともあり、施設全体がとても綺麗です。ホールも開放感のある広いスペースになったので、利用者様が過ごしやすいのはもちろん、私たちスタッフも働きやすい環境です。

やりがいを感じる時

社長が常に話している「物心両面の幸福を追求する」ということを、スタッフに対してきちんと実践していることにとても感謝しています。スタッフ間は、何でも話ができる関係性をきちんと確立できていると思っています。食事会や親睦会をはじめ、園芸部、ウォーキング部、テニス部といった部活動もあり、コミュニケーションが取りやすい環境です。利用者様の楽しそうな姿を見たり、一緒に笑いあったりすることができたときは、より一層やりがいを感じられます。なにげない会話のなかで、自然に「ありがとう」という言葉を言ってもらえる環境も、心から嬉しく思い、やりがいにもつながっています。意思疎通が図れないこともたまにはありますが、そんなときは利用者様が何を望んでいるかを考え、あの手この手で試行錯誤し、日々勉強しています。

今後の目標

スタッフ同士がまとまっていないと良い介護ができないと思うので、主任という立場では、みんなが同じ方向を向いて、良い介護ができるように、チームワークを大切にしていきたいと思っています。些細なことですが、声かけを大切にして、日々の業務の中で、スタッフ同士が何でも言い合える環境を継続して整えていきたいです。私のスローガンである「元気があれば、何でもできる!」をモットーに、これからも笑顔で元気に頑張っていきたいと思います。

私のワークライフバランス

仕事とプライベートをしっかりと分けられる休日は、金華山に登ったり、友達とランチに行ったりするなど、とにかく好きなことを満喫して過ごしています。気持ちの切り替えを実践することで、あらゆる活力につなげることができているように思えます。将来的にも親の介護が必要になったとき、仕事と家庭、さらに介護の両立ができるよう、ワークライフバランスは今後も大切にしたいと思います。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 近藤有紀さんが働いている認定事業者

    有限会社 夢家族

  • 〒501-6244 岐阜県羽島市竹鼻町丸の内十丁目31番地
  • http://yumekazoku.co.jp/
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