介護の勉強 私たちらしい働き方

豊田真士さん

豊田真士さん

入職8年目
  • 事業者ジャンル

    その他の介護関連事業
  • 勤務先

    住宅型有料老人ホームAnge・Angeデイサービス/川崎整形外科クリニック
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2023年

祖父の介護をきっかけにこの業界に18年

やりがいが尽きない職業です

介護職をめざしたきっかけ

私が小学5年生のとき、祖父が認知症を患いました。両親と介護ヘルパーの方が介護をしているのを見て、自分も将来、人の役に立てる仕事がしたいと思うようになり、高校卒業と同時にデイケア施設に就職しました。勤務先は変わりながらも、18年間ずっと福祉の道を進んできました。今の施設に入職したのは、自分の住んでいる地域が高齢者の方が多く、高齢者の方と関わることが自然な環境だったことがきっかけです。高齢者の方と接することに違和感なく馴染めそうだったことと、祖父を介護してくれていた両親やヘルパーさんの思い出もあり、自分も高齢者の方の力になりたいと考えました。

私は今、こんな仕事をしています

朝の起床のお手伝いをはじめ、排泄や入浴の介助、朝食の配膳などをサポートさせていただいています。午後からはデイサービスへ。サロンで体操をご一緒するほか、「遊びリテーション」と呼ばれるレクリエーションで脳トレやゲームをして、利用者様と一緒に楽しみながら、リハビリのお手伝いをしています。そのほか、デイサービスでの様子をまとめる報告書の作成や、利用者様に対する担当者会議への出席、介護計画書の作成・評価といった作業も業務の一つです。学生時代は人前に出て話をするのが苦手でしたが、前職のデイケア施設などのイベント業務により鍛えられ、コミュニケーション能力が向上したように思います。そのお陰で、利用者様ともフレンドリーに接することができています。

やりがいを感じる時

入浴時は一対一で対応し、しっかり利用者様と関わることが魅力の一つです。前職の施設でもそうでしたが、特に入浴は流れ作業になりがちです。しかし、現在の職場ではゆっくり入浴介助に携わることができることに驚きました。入浴時間は利用者様が最も安らげる時間だと思います。その貴重なひとときに会話をしながらゆったり介助ができるのは、自分にとってもやりがいになり、原動力にもつながります。また、職員同士の仲の良さもこの職場の良いところです。コミュニケーションが取りやすく、言いたいことが言い合える間柄なので、人間関係のストレスはフリーに近いです。学生時代は友達が少なかった自分ですが、今は仕事仲間がたくさん増えて、楽しい毎日を送っています。

今後の目標

介護の知識をもっと深めるために、介護支援専門員の資格を目指しています。時間があるときに参考書を読んだり、問題集を解いたりと日々尽力しています。資格取得以外には、自分の趣味を職場で活用できればと考えています。例えば、キャンドルのもととなるワックスに香りをつける「キャンドルサシェ」。利用者様と一緒にオリジナルのアロマキャンドル作りに挑戦できたらとても嬉しいです。ほかにも、趣味の一つであるビーズアクセサリーやネイルアートを利用者様へのリハビリに体験していただくことも考えています。手先を使うことは脳トレにもなりますし、何よりも、完成したときの達成感を利用者様に味わっていただきたいです。

私のワークライフバランス

業務においてはなるべく残業をしないように努めています。休みの日は母の仕事の送迎をしつつ、そのついでにグルメドライブを楽しんだり、好きなアーティストのライブに行ったり、いろいろな趣味を満喫して、オンとオフをしっかりと切り替えています。甥っ子や姪っ子と一緒に遊ぶこともリフレッシュになっていますね。休日を充実させることで、気持ちがより豊かになり、職場での業務にもより一層励むことができると思います。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 豊田真士さんが働いている認定事業者

    医療法人 川崎整形外科クリニック

  • 500-8147 岐阜県岐阜市三笠町1丁目7番地
  • https://www.ange2021.net
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