介護職をめざしたきっかけ
- もともと介護職を目指していたわけではなく、看護師として20年ほど病院勤務をしてきました。その後、初めてデイサービスで働くことになったとき、介護士さんの人手が足りないということで、介護職員となりました。デイサービスを中心にいくつかの施設で働きましたが、現在の職場は人間関係が良好で、ほかの施設よりも利用者様との距離が近いことに驚きました。私もすぐに打ち解けることができ、毎日楽しく利用者様と接することができています。病院での勤務とは異なり、一人ひとり丁寧にケアできるので、やりがいにもつながっています。
私は今、こんな仕事をしています
- 朝、バイタルチェックを行い、入浴、着脱、食事介助全般を行っています。ほかの施設だと、例えば入浴に関しても流れ作業のような業務でしたが、ここは足浴をしながら洗身、洗髪をゆっくり行い、自由にくつろぎながら入浴する利用者様がほとんどです。普段は利用者様の家庭のお話をしたり、一緒に塗り絵をしたりするなどコミュニケーションを図りながら、利用者様の気持ちに寄り添うようにしています。利用者様としっかり向き合い、会話をしていくうちに、次第に利用者様の心が開いてくるのが分かり、より良いケアにもつながるので、コミュニケーションは大切にしています。
やりがいを感じる時
- もともとおばあちゃん子だったこともあり、高齢者の方といろいろなお話ができてとても楽しい職場です。会話だけでなく、利用者様が楽しくされている姿や、スタッフにも気さくに話しかけてもらえると、私も笑顔をもらえます。そういった環境にいるだけで仕事に対して励みになり、やりがいにもつながっています。とにかく利用者様がこのデイサービスに来るのを楽しみにしてもらえるよう、レクリエーションを工夫したり、無理なく楽しみながら行えるリハビリを実践したりするなど、より丁寧なサポートを通し、利用者様に心から楽しんでもらえることこそ、私のやりがいです。
今後の目標
- 現状キャリアアップは考えていませんが、介護士としてもっと知識などが必要なので、研修には積極的に参加し、その研修内容を現場で実践するよう心がけています。周りに頼りになる先輩介護士がいらっしゃるので、先輩方の仕事ぶりを間近で見ることで、今後の寄り添い方の参考にさせていただいています。また、利用者様に対し、観察力をもっと向上させることにも励んでいます。利用者様のちょっとした変化にも気づくことができるように、日々勉強していきたいです。