介護職をめざしたきっかけ
- 結婚してから子宝にも恵まれましたが、2人の子供が年子だったこともあり、子育てがとても大変でした。ちょうど下の子が保育園に入った2ヶ月後に、体調を崩してしまいました。その間ずっと支えてくれた友人のおかげで病状も良くなり、徐々に普通の生活を送れるようになりました。そのような経緯のなか、元々世話好きで話好きだった私に、その友人が介護のお仕事を進めてくれたことが、この介護業界に入ったきっかけです。それまで別の特別養護老人ホームで働いていたのですが、「地域密着型で岐南町に良い福祉施設ができる」と知人のケアマネジャーから誘われたことで、「特別養護老人ホームさくらの舞」のオープニングスタッフとして転職しました。
私は今、こんな仕事をしています
- ユニットでの介護業務を日々行いながら、イベントや各種研修、人材育成、人事など、多種多様な業務に携わらせていただいております。この業界でお世話になり今年で16年目。現在、介護主任という立場となりました。今後もご入居者へ寄り添っていきたいと思います。令和5年4月には同じ岐南町内に新しい施設が系列施設としてオープンする予定です。大きな施設の立ち上げを経験させてもらえるということで、今まで以上に気合が入っています。
この職場でのやりがい/好きなところ
- 短時間パートから始めて、フルタイム勤務、準常勤、常勤に至るまで、未経験だった私をここまで丁寧に育成してくださり、皆様のおかげで現在の立ち位置までくることができました。私の働き方に的確な助言をくださり、私の発案に対しても施設全体で同意を受けられるなど、理事長をはじめ、上司の方や仲間からたくさんの助言をもらいました。また私の発案や現場職員の意見に対して、しっかりと耳を傾けてくれる環境がここにはあります。失敗した時なども、スタッフみんなでフォローしていただけるので、いつも安心して働くことができます。また職場に看護職員が多数在籍しているため、さまざまなスタッフから健康に関して自身へのアドバイスをいただけるのも嬉しい環境です。スタッフ同士も非常に仲が良く、協力体制も整っているため、子育て世代はもちろん親の介護が必要な職員など、急な欠勤によるサポート対応をしてくれる環境も有り難い限りです。
今後の目標
- さまざまな法律の変化で介護業界も多岐に渡り変化している昨今、日々勉強しスキルを身につけていくことは、大変ではありますが、その知識とキャリアを他の職員に広めていくことこそ、とても大切だと考え、今後も職員研修により一層力を入れていきたいと思います。私自身は、介護支援専門員、看取り士の資格取得を目指し、現在業務の合間を縫って勉強に取り組んでいます。長期的には、「共生社会」に向けて障がいを持った方を受け入れる体制づくりに関して、自分自身もさらに向上していけるよう頑張りたいです。また来年新しい施設のオープンも控えているので、その為の人材確保や人材育成にも力を入れていきたいです。
※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています