介護の勉強 私たちらしい働き方

西脇麻理子さん

西脇麻理子さん

入職10年目
  • 事業者ジャンル

    その他の介護関連事業
  • 勤務先

    在宅リハビリセンター天の星/医療法人社団 崇仁会
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2022年

たまたま成り行きでこの世界へ

不安はあったものの今では究極の仕事に

介護職をめざしたきっかけ

めざしたきっかけというのは特になく、たまたま成り行きという不思議なご縁でした。というのも、もともと母体のクリニックから「ここで働かないか」と声をかけてもらい、受付として誘われましたが、希望する勤務時間帯などの相違から、今いるデイケアを勧められました。未経験者だったので悩みましたが、話がどんどん進み、不安いっぱいで飛び込んだという経緯です。ですが、実際に働いてみると、思っていたよりも楽しい仕事内容でした。当初は初めてのことだらけで覚えることばかり。しかもご利用者様に怪我をさせてはいけないと、いつも気を使ってヘトヘトだったのを覚えています。それでも利用者様とお話しすること自体がとても楽しく、この仕事をさらに頑張ってみたいと今ではすごく思います。

私は今、こんな仕事をしています

入浴介助、リハビリ体操の実施、送迎業務、ホールでの脳活のレクチャーや、支援計画書の作成などを行っています。ここ1年はリーダー業務も任されてもらうようになり、リーダーとしてどう動いていいのかを試行錯誤しています。この仕事に就く前は、接客業や営業など、人と接する仕事をしてきたので、利用者様やご家族様とのコミュニケーションに関して、今までの経験が活かされていると思います。また聞き取りやすい話し方や表現なども、今までの仕事がプラスになっているかと思います。子どものことで悩むことがあっても、利用者様という人生の大先輩に相談できるということも、この仕事の魅力です。

やりがいを感じる時

スタッフ同士はもちろん、利用者様ともに仲が良く、職場自体の雰囲気もとても温かく働きやすい環境です。スタッフはみな、働くお母さんであり、お互いにカバーし合える環境にあるということが、何ものにも代えがたいと思っています。また仕事をしている中で、こんなにも「ありがとう」という言葉が飛び交う職場は、滅多にないのではないかと思います。正直、私もこの業界に入る前は、介護の仕事に対してマイナスイメージしか持っていませんでしたが、今は、究極の接客業だと思っています。就活中の方には「介護だから無理」といった思い込みやイメージは取り払っていただき、どんな職場でどんな雰囲気なのかということを、まずはその目で直接確かめてほしいですね。フラットな目線でぜひ見てもらえればと思います。

今後の目標

あくまでも現場主義なので、普段の業務に役立つよう、認知症に関する本を図書館で読み、さらに定期購読している介護の雑誌もよく参考に見ています。上司からの提案もあり、外部の研修にも参加しています。また、自分のキャリアアップのために資格取得も奨励されているので、ケアマネジャーの資格取得のための勉強も始めたいですね。無資格な私でも快く受け入れて下さり、勉強させてもらえ、資格取得にも全面的にバックアップしてくださるこの職場には本当に感謝しています。

私のワークライフバランス

プライベートな時間は好きな読書をしたり、買い物に行ったり、飼い猫と遊んだりと、自由気ままに過ごしています。ただ、やはり家族がいるので、明日のための料理の下ごしらえをしたり、たまった掃除、洗濯をしたりするなど、ついつい家事を頑張って休む時間がないということも。ワークライフバランスって難しいなと感じますが、せめてお風呂の時間は自分の気に入った入浴剤を入れてゆっくりしています。平日も夜9時以降は自分の時間と決めて、家事を一切しないで休息時間を確保しています。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 西脇麻理子さんが働いている認定事業者

    医療法人社団 崇仁会

  • 〒503-1382 岐阜県養老郡養老町船附1344
  • http://www.funacli.jp/
詳しく見る

前のインタビューへ

次のインタビューへ