介護職をめざしたきっかけ
- 高校生の頃、祖父が認知症になったことで、福祉の業界に興味を持ちました。大学へ進学する際も、福祉系の学科に行くか迷いましたが、そのときはまだ介護職に就くという決意がなく、結局違う学科へ進みました。その後祖父の認知症はどんどん進行。就職活動をするときには、いろいろな業界を調べましたが、やっぱり祖父の件で気になったのが「福祉業界」でした。今後の日本の高齢化社会にも必要な業種ですし、「人と関わりたい」という自分の気質もあり、介護職の道を選びました。小さい頃からたくさんお世話になってきた祖父母に、今後は自分が助ける存在となって、少しでも恩返しができればという気持ちになっています。
私は今、こんな仕事をしています
- グループホームなので、日中、夜間を通して食事や入浴、排泄などといった日常生活全般の支援をはじめ、自立支援ケアを重点的に取り組んでいます。運動の項目もあるので、階段上りや歩行器での運動サポートもしています。現場以外では、お便りの作成やブログ投稿も担当させていただいていて、さまざまな業務を行うことで日々充実しています。この会社に決めた理由の一つとして、「この仕事は人生のエピローグだよ」と言われたことが心に残り、人生のとらえ方としてとても感銘を受けました。今の仕事は、自分への自信にもつながる誇らしい仕事だと思っています。
この職場でのやりがい/好きなところ
- 弊社グループオリジナルの「キャリアパス制度」というものがあり、年数に関係なく平等な評価基準により、公正な評価を得られるところが魅力だと思っています。実力や日々の頑張りをきちんと認めてもらえる機会があるので、モチベーションアップにもつながっています。また、自立支援ケアに力を入れているのも弊社グループの大きな特色です。実際に利用者様が自立できるようサポートするだけでなく、月に1回、別の事業所のスタッフの方と交流する会(※現在はZoom会議)があり、その度に新たな学びを得られるのも良い点だと思います。全国に拠点があるので、結婚や引っ越しで県外に出ても、同じグループの施設に異動できるのも魅力です。
今後の目標
- まずは介護福祉士の一発合格を目指すとともに、ユニットをまとめるリーダーになれるよう頑張りたいと思っています。知識も経験もまだまだ未熟ですが、だからこそリーダーとなって、今までやってこなかった業務を重ね、指示を出す側になることで、自分自身の成長にもつながると思います。あと入社時から1カ月に1冊は、仕事に関する本を読もうと決めていたので、これからもそれを続けていきたいと思います。
※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています。