介護職をめざしたきっかけ
- きっかけは8年前。祖母に介護が必要になったことから、この業界を考えました。当時母は、祖母を一生懸命介護していましたが、初めての介護で疲れていくのが、目に見えてわかりました。あるとき、母から泣きながら「もうどうしていいか分からない」という電話がかかってきて、「このままでは母が倒れ込んでしまう。この先、主人や自分の両親にも同じようなことが起こってしまうかもしれない。それならいっそのこと知識として介護を身につけたら役立つかも・・」と思い、ヘルパー2級を取得しました。そして、介護職をよりじっくりとやりたかったのと、人と今まで以上に深く関わりたかったという想いで『てんじゅ』に。祖母は5年ほど前に他界しましたが、母に介助のコツや現場での経験を伝えることで、気負わず介護のお仕事ができているのではないかと思います。
私は今、こんな仕事をしています
- 介護福祉士として入居者様の入浴や食事、排泄の介助をしています。また計画作成担当者としてケアプランの作成を行っています。現場に入っているので、計画が確実に実行されているか、入居者様に合っているのかということを、いつも気にかけています。介護職は入居者様と一番近いところで関わっているので、入居者様の小さな変化に気づき、私たちにできることは何か、本当に訴えていることは何かについて情報収集し、他の専門職の職員に伝えることができるという、重要な役割を担っています。「チームケア」という共通の目標に向かって、スタッフがいろんな視点から観察し、気づきを情報共有してプランの作成に反映することで、入居者様のより良い暮らしをサポートすることができると思います。とてもやりがいのある仕事だと思っています。
この職場でのやりがい/好きなところ
- 自己分析すると私は、よく周りが見えなくなってしまい、突っ走っていくタイプのようです。そんな時「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」「なるようになるから大丈夫だよ」と声をかけてくれる職場の先輩方は、私のお姉さん&お母さん的な存在です。私の心をスルッと緩めてくれます。以前、娘が中学生だった頃のバタバタしていた時期に、勤務時間を変更してもらったり、休暇シフトの調整をしてもらったりなど、職場の方に様々なサポートをしていただいた思い出があります。私は現在40代で、世間ではいい歳としてみられますが、『てんじゅ』ではまだまだ子ども。職員はもちろん、利用者様にも人生において良きアドバイスをいただけたり、そっと見守ってくださったりと、周りの皆様にも育ててもらっています。新しい職員も入ってきているので、私も諸先輩方のような存在になれたらと思っています。近隣には、保育園があり、園児とのふれあいもできるので、何気ない日常の些細なイベントが舞い込んでくることも、ここの魅力の一つと思います。
今後の目標
- 今は新しく入ってきた人を育てていくことが目標です。自分では分かっているつもりでも、伝えることの難しさを痛感しています。今年「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」に位置づけられている役職「アセッサー」を取得したので、『てんじゅ』共通の物差しとして作成している手順評価表を活用し、実践スキルの確認やフィードバックを繰り返しながらスキルアップしていけるようにしていきたいです。私もそのように育ててもらったので、壁にぶつかった時には、その人の話を聞いて共感したり、自分の経験を話したりと、寄り添うことができるチームや環境を作っていきたいです。そして、それぞれのプロフェッショナルになることで、利用者様とずっと関わっていきたいと思っています。
※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています。