介護の勉強 私たちらしい働き方

呉田絵美さん

呉田絵美さん

入職4年目
  • 事業者ジャンル

    その他の介護関連事業
  • 勤務先

    デイサービスそふとケア/株式会社 ウィズ
  • 取得資格

    なし
  • 取材年

    2022年

より専門性を高めて

自分がいることで利用者に安心してもらえたら

介護職をめざしたきっかけ

祖父がデイサービスを利用することになったことが、介護職に興味を持ったきっかけです。子どもの頃からおじいちゃん子だった私。祖父がデイサービスに楽しそうに通っているのを見て、自分も高齢者と接して楽しませる仕事をしてみたいと思うようになりました。
もともと人とふれあうことが好きで、接客業に携わっていたこともありました。介護の仕事は大変そうだけれど、それ以上にやりがいがあるのでは、と感じたのです。何もわからず飛び込みましたが、迷いはありませんでした。利用者に親身になって関われるデイサービスの仕事がとても好きで、「今日もいい日だったなあ」とかみしめながら、充実した日々を過ごせています。介護職に挑戦してみてよかったと、心から満足しています。

私は今、こんな仕事をしています

デイサービスの仕事に携わり、利用者に一日楽しんでもらえるように日々努力しています。生活機能を向上させ、自立した生活が送れるように、階段が上がりづらくなってきたという方には足の運動、手先が動かなくなってきたという方には折り紙など、それぞれの体の状態に合わせて活動しています。どうせやるなら楽しくしたいので、冗談を交えたりしながら、笑ってもらえるよう工夫しています。
食事や入浴などの日常生活上の支援も行います。とくに大事にしているのは言葉遣いや声かけの仕方。たとえばただ「歯磨きしましょ」だと嫌がる方でも、「食べた後ですし、お口の中がすっきりするので、歯磨きしませんか?」と誘うと、やる気になってくれることもあります。目や耳が不自由な方、認知症の方などもおられますので、利用者それぞれに合った接し方、言葉のかけ方を心がけています。

やりがいを感じる時

この職場は、それぞれ個性が強いのに統一感があって団結しているところがすごいです。みんな明るくて、利用者に対する思いやりや優しさを持ち、一人ひとりをよく見て親身になって接していると感じます。“報連相(ほうれんそう)”もきちんとできていて、何か起これば相談し合い、ミーティングで解決したうえで、改善。その内容を全員が理解して実践できています。
この仕事をやっていてよかったと実感するのは、利用者に「あんたがおるとほっとするわ。あんたがおらんとさみしいわ」と言ってもらえた時です。自分だから任せてもらえたり、相談してもらえたりするのは、認められていると思えて嬉しいです。いただいている信用を失わないように、これからも大事にしていきたい。利用者様と話をすることは人生勉強にもなってとても楽しいです。コミュニケーションを通じてお役に立てることが、自分の喜びだと感じています。

今後の目標

いい環境で仕事ができているので、引き続き、現状を先につなげていきたいです。そして、利用者としっかりふれあうのはもちろん、一人ひとりの短期・長期目標などの計画書の作成にも携わるなどして、さらに理解を深めたいです。そうして、自分がスキルアップしていくことで、介護長を手助けしたり、職場全体に対してもメリットのある案を出して、改善すべき点を改善し、よりよいデイサービスにしていけたらと思います。
ようやく子育てが落ち着いてきたので、かねてからの目標だった介護福祉士の資格取得のための勉強もしたいです。より専門性を高めて、自分がいることで利用者に安心してもらえ、スタッフにも頼ってもらえるような介護士になりたいです。


※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています

私のワークライフバランス

釣りが趣味で、釣り仲間と一緒に長野や三重、高山などへ繰り出すのが大きな楽しみです。釣りの何よりの魅力は、“無”になれること。そして仲間とわいわい騒いでいると、いろいろなことを忘れてリフレッシュできます。
子どもと過ごす時間も大切にしています。この職場で働くにあたって、日曜日は固定で休みをもらえるようお願いし、快諾してもらいました。現在は子どものソフトボールクラブの会長をしており、試合の遠征への同行などが、やりがいの一つに。子どもたちが頑張っている姿を見ると癒されますね。日曜日以外でも、子どもの行事がある時には希望を出せば休みをもらえますし、急にどうしても休まなくてはならない時も、スタッフにチェンジしてもらうなど、お互いに協力しながら仕事と家庭を両立できています。
※インタビュー内容は取材時のものです。
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