介護職をめざしたきっかけ
- 子どもの頃から「人の役に立ちたい」という思いは持っていましたが、介護職に興味を持ち始めたのは高校3年生になってからです。進路を迷っていた時に、介護職に就いている部活の先輩に会う機会があり、いきいきと仕事の話をされ、「楽しそうな仕事」と興味を持ち始めました。
先輩からの話を聞いた頃、たまたま親戚が利用しているショートステイ先を訪ねる機会がありました。その施設で初めて介護職の方たちが働かれているのを間近で見たのですが、利用者様に優しく接し、利用者様に頼られ、利用者様の笑顔を引き出していて、人として尊敬できることばかりでした。それからますます介護職に魅力を感じ、「これこそ人の役に立つ仕事ではないか」と思い目指すことにしました。
部活の先輩からの繋がりで今の職場を知り、迷うことなく高校卒業後は介護職に進み、働きながら介護技術を学んでいます。
私は今、こんな仕事をしています
- 特別養護老人ホームで暮らす方と、ショートステイで泊まる方の混在グループに在籍して利用者様の日常をサポートしています。特にショートステイでは、毎日約20名の方が利用されます。いろいろなケースの利用者様がいますが、できることはやっていただき、難しいことはサポートしながら笑顔で過ごしていただけるよう努めています。またショートステイでは、送迎時などでご家族とお会いすることが多いので、関わりを大切にし、よりよい関係を築いていけるよう心掛けています。
特別養護老人ホーム、ショートステイともに身体や指先を動かすことはとても大切だと思い、レクリエーションではストレッチ体操や工作等を率先してやっています。
この職場の好きなところ
- 利用者様の笑顔を見られたとき、また利用者様やご家族から直接、感謝の言葉を聞いたときに、その想いに心が温まり大きな力になります。また「働くやりがいと喜び」を感じます。
利用者様は私の何倍も生きてこられている人生の大先輩ばかり。私の知らない知識や歌、昔の生活、戦争の話などをたくさんしてくれます。私自身のこれからの人生のためになることを話していただけ、毎日が新鮮で勉強になり、とても充実しています。
施設では職員同士のチームワークの良さが自慢です。何もわからない状態で介護職に就きましたが、3年間、優しく指導し、支えてくれた先輩職員に感謝しています。
今後の目標
- 利用者様が笑顔になれるような生活を提供し、利用者様に頼られる存在になりたい。そのために、どんなことにも対応できる知識を持ち、経験を積み重ねていきたいと思っています。認知症についても、もっと学んで知識を増やし、来年は介護福祉士の資格取得を目指します。ゼロからのスタートでしたが、この3年間、働きながらしっかりと勉強してきたので、その成果がいろいろな資格取得に繋がればいいと思います。
利用者様のレクリエーションを考えることが好きなので、レクリエーション関連の資格も取得していきたいと思っています。
