介護職をめざしたきっかけ
- もともと私はおばあちゃん子で、お年寄りと接すること、人とかかわることのできる仕事に就きたいと思っていましたし、高校のとき、担任の先生から勧められたこともあり、介護の道に進んでみることにしました。当時はまだ介護福祉士の資格ができたばかりで、私も専門学校の介護福祉学科に通い、資格を取得しました。私は人とお話しすることが大好きなので、今の仕事は自分に合っているなと感じています。
私は今、こんな仕事をしています
- 主に利用者様の身の回りのお世話(食事・入浴・排せつ)をさせていただいています。食事は3食とも私たちスタッフが手作りします。そのほかには、話し相手になったり、一緒にレクリエーションをしたりと日常の生活を共に過ごしています。
以前働いていた施設では、人数が多くて業務に追われ、なかなかゆっくりと利用者様と接することができませんでした。私は、一人ひとりとお話しすることは、心のケアとして非常に大切なことで、例えば体の悩みや、家族や友人と会えなくてさびしいといった気持ちをしっかり受け止めたいと思っています。その点、今の職場は、施設というより集いの場といった感じで、このアットホームな雰囲気の中で、できるだけかかわりを持ち、話をするよう心掛けています。ゆとりがあるので、以前より笑顔で接することができるようになりました。
この職場の好きなところ
- 定員が9人と少人数のグループホームなので、大きな施設と比べて一人ひとりとのコミュニケーションが十分に図れるところが好きです。私なりのコミュニケーションの秘けつは「ハグニケーション」、スキンシップを取ることですね。「おはよう」とハグ、「また明日来るね」とハグ。実は私の子どもにもよくハグをするのですが、1日に1回ハグをすることで、1日の4分の1のストレスが解消されるという話もあるようです。利用者様に少しでも安心感が与えられ、心を開いていただけたらと思い、心掛けて行うようにしています。やはり利用者様が安心して毎日笑顔で過ごしていただけることが何よりの喜びです。
今後の目標
- 外部研修など、参加できる研修には積極的に参加するように心掛けています。職場では毎月開くミーティングの場などで、介護に関する必要な基礎学を学ぶ機会をつくり、スタッフ全員でスキルアップできるよう取り組んでいます。皆向上心があり、私も負けないように、時代とともに変わる介護の現状に合った知識や技術を身に付けていきたいと思います。