介護職をめざしたきっかけ
- 高校生の頃、医療・福祉の道に進みたいと思い、リハビリの専門学校に進学しました。3年間リハビリについて学びましたが、リハビリ施設とは縁がなく、特別養護老人ホームに介護スタッフとして入職しました。その1年後に、リハビリ型デイサービスである当施設に勤めることになりました。
当初の思いとは少しだけ違う道となりましたが、介護スタッフとして働き、利用者の皆さんとふれ合いコミュニケーションを重ねるなかで「介護についてもっと知りたい！」「ご高齢の皆さんにとっての喜びや幸せとは何だろう？」と、真剣に考えるようになりました。
今後は、こうした思いをより良いかたちにするべく、経験を重ねるとともに資格を取得して、利用者様の心に寄り添った、実践的なケアができるようになりたいと思っています。
私は今、こんな仕事をしています
- ケアプランセンター、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ、通所介護を擁する施設内にある、リハビリ特化型デイサービスセンターLocomoきりんに勤務。利用者様が楽しく自立した生活ができるように、様々な器械を用いたトレーニングを安全に使用していただくための支援や、生活上で困ったことの相談対応、生活動作の確認を行っています。
午前の部、午後の部と、半日ごとに利用していただくスタイルのデイサービスのため、たくさんの利用者様とお会いできるのも楽しみのひとつです。レッドコード（ロープを使ったエクササイズ）やマシントレー二ング、個別リハビリテーションなど、リハビリに特化した施設なので、リハビリ専門職のスタッフに、介助の仕方や自立のための支援方法を細かく教えてもらうことができ、また、意見の交換もできるので、とても勉強になっています。
この職場の好きなところ
- 一つの施設・建物のなかに複数の事業所があり、様々な職種の人と一緒に働けることは、自分の経験や今後の成長に大きなメリットだと感じています。また、この職場の先輩方を見ていて感じるのは、皆さんが誇りを持って仕事に取り組んでいるということです。まだ経験の浅い私では思いつかない視点や意見をたくさん聞くことができ、非常に刺激を受けています。
スタッフ同士、年齢に関係なく話や相談をしやすい環境・雰囲気も、この職場の好きなところです。利用者の皆様と直接ふれ合う仕事なので、もちろん難しいことに直面することはありますが、“一人ではない”という安心感に支えられて、責任感と誇りを持って仕事に取り組むことができています。
今後の目標
- まずは、介護福祉士の資格取得を目指し、その後は福祉に関する様々な資格をとっていきたいと思っています。
これまでは先輩方に教えていただくばかりで、甘えている部分も多かったと思いますが、これからは私が後輩に伝え、教えていく立場になります。伝えるためには行動で示すだけでなく、経験と資格取得で得た分かりやすい言葉が必要になってくると思っていますので、スキルアップとキャリアアップの両立を目指して頑張りたいです。
利用者様に対しても、より細かく丁寧で、心と身体に寄り添ったケアを心がけていきたいですね。そのためにも、スキルアップとキャリアアップは欠かせないと思っています。
