介護の勉強 私たちらしい働き方

宇野恵里さん

宇野恵里さん

入職12年目
  • 事業者ジャンル

    特別養護老人ホーム
  • 勤務先

    かいさいの華/社会福祉法人 恵母の会(認定事業者)
  • 取得資格

    介護福祉士、介護支援専門員、認知症ケア専門士、住環境福祉コーディネーター2級
  • 取材年

    2018年

特別養護老人ホームとは

原則として、65歳以上で「要介護3以上」の認定を受け、自宅での生活が困難な方が入居できる施設。入浴、排せつ、食事、身体の移動など、24時間の介助を受けながら暮らせます。

子育てサポートが充実した働きやすい職場です!

地域に開かれた施設として皆さんと交流しています

介護職をめざしたきっかけ

初めて介護福祉に興味を持ったのは、中学3年生の夏休みに職場体験で特養にボランティアに行ったときでした。行く前の想像では、寝たきりのお年寄りがいて寂しい雰囲気だろうと思っていたのですが、実際はまったく違っていました。レクリエーションを楽しんだり私たちとおしゃべりしたり、皆さんイキイキとして笑顔があふれていて、なんて明るいんだろう! とイメージが変わりました。
商業科の高校に進学したので、一度は一般企業に就職しましたが、身近な人が事故に遭って車いすの生活をすることになり、私にもできることがあるはずだと思い、ヘルパー2級の資格取得に挑戦することに。資格取得後はデイサービスからスタートし、それから今日まで介護職一筋で楽しく頑張っています。

私は今、こんな仕事をしています

地域密着型特別養護老人ホーム・小規模多機能型居宅介護施設の施設長、生活相談員を務めています。施設の利用者様やご家族、ここで働くスタッフがイキイキと過ごせる快適な環境を整えるという重要な役割を担っています。
1日の業務は利用者様とスタッフへの挨拶や声かけから始まります。気になることがあれば個別に話を聞いたり、利用者様の体調を確認し、異変があれば看護師や主治医と連携を取って対応したり、ご家族に共有するべき情報をお伝えしたりします。ほかにも、地域や他の機関と連携する業務や、経理事務、労務管理、人材育成など、さまざまな役割を担っています。大変ですが、スタッフのみんなが支えてくれるので頑張ることができます。

この職場の好きなところ

10代から70代までのスタッフが活躍していて、みんな仲が良くて雰囲気がとてもいい職場です。季節行事や親睦会などが年に数回あり、新年会ではチームごとに出し物を披露したりします。そういう機会を通じてスタッフ同士の交流が深まり、いい関係が生まれています。
子育て支援も充実していて、私も3人の子どもを育てながら仕事を頑張っています。学校の長期休暇などには子どもを連れて出勤することができ、スタッフや利用者様が温かく迎えてくださるのもいいですね。

今後の目標

地域の皆様と活発に交流ができるような取り組みに力を入れて、地域に開かれた施設としてまちづくりに貢献していきたいです。
現在は、小中学生の親子に当施設の食事の試食をしてもらったり介護に関する知識に触れてもらったりする「介護チャレンジスクール」の実施や、施設のロビーや駐車場を開放して行う「かいさいの華まつり」などを通じて地域の方々との交流を深めています。また、近隣の小学校との交流も盛んです。もっと気軽に介護施設に遊びに来ていいんだよ! ということをこれからも伝えていきたいですね。

私のワークライフバランス

子どもたちと過ごす時間が一番の楽しみですね。休日は娘たちとショッピングに行ったり、息子と一緒にウルトラマンショップに行ったりしています。
また、私も夫もラーメンが好きなので、インターネットで美味しいラーメン屋さんの情報をチェックして実際に食べに行き、2人で味の評価をして楽しんだりもしています。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 宇野恵里さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 恵母の会

  • 503-0303 岐阜県海津市平田町野寺1092番地の1
  • http://www.keibonokai.org/
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