介護職をめざしたきっかけ
- 中学1年生のときに祖母が体調を崩し、家で介護をすることになりました。当時はまだ進路のことを考えていませんでしたが、直感的に「介護しかない!」と思い、介護職をめざすことにしたんです。短大で福祉を学び、卒業後は特別養護老人ホームに入職して8年ほど勤めました。結婚を機に可児市に住むことになったため、その職場を離れることになり、新たにオープンした当施設で介護職として再スタートを切りました。
私は今、こんな仕事をしています
- 介護福祉士として、住宅型有料老人ホームと訪問介護事業所の業務に携わっています。
当施設は、住宅型有料老人ホームに訪問介護事業所ゆらを併設しています。老人ホームには要介護1~5までのさまざまな入居者様が一緒に暮らしているので、私たち介護職員が24時間、食事や入浴、排せつなどのケアをします。ケアマネージャーが一人ひとりの介護度に合わせた介護サービスを計画し、それに基づいてサービスを提供させていただいています。
今は主任という役割をいただいているので、スタッフの教育指導や他職種との連携、ご家族への対応なども担っています。入居者様が過ごしやすく、スタッフが働きやすい施設づくりに力を注いでいます。
この職場の好きなところ
- 認知症を抱えた入居者様もいますが、私の名前や顔を覚えてくださる方も多く、とてもうれしく感じます。そういう小さな喜びの積み重ねがあるところがいいですね。
他職種が連携してケアを行う施設なので、仕事を通じて医療の知識が身に付きますし、勉強したいことがあれば外部研修などで学ぶことができます。
また、介護職の夜勤というと通常は16時間ですが、ここは8時間なので、身体的負担が少ないこともいいですね。
今後の目標
- オープンからずっと当施設の利用者様やスタッフと一緒に過ごしてきたので、これからも長く働き続けたいです。できれば社会福祉士の資格を取りたいと思いますし、仕事の領域を広げるという意味では看護師の資格取得にも興味があります。介護に関する制度や法律のことをもっと勉強したいですし、みんなを引っ張っていく頼れる主任として成長したいですね。