介護職をめざしたきっかけ
- 高校の時、先生に進路相談をしたら「あなたは優しくて面倒見がいいから、介護の仕事に向いてるんじゃない」とアドバイスされました。それまで介護職について考えたこともなかったのですが、自分を認めてくれたその一言でやってみようと思いました。卒業後、特別養護老人ホームとショートステイの施設に就職しましたが、忙しい現場でなかなか馴染めず、退職。「もっとじっくり利用者様と話したい」と思い、知人が勧めてくれたこちらに転職しました。
私は今、こんな仕事をしています
- デイサービスで入浴や日常活動の介助をしたり、利用者様と一緒にレクリエーションをしたりしています。レクリエーションでは「童謡かるた」が大人気!童謡の歌詞の一節を読んで、それに合った絵札を取るのですが、取り終えるたびに皆でその歌を歌って楽しんでいます。朝夕の送迎時には、健康状態の確認のために声をかけると、皆さんいろいろなお話を聞かせてくれて楽しそうで…なんだかこちらまで元気になれるんです。
以前の職場と比べて自立度の高い利用者様が多いので、自分でいろいろなことがチャレンジできるようにサポートしています。「できた!」という気持ちを利用者様と共有できるのが、大きなやりがいになっています。
この職場の好きなところ
- 利用者様の状態や思いを考えて、一人ひとりに寄り添った介助をしています。個人にしっかりと向かい合う時間や余裕がある職場なので、やる気も湧きますね。前の職場では職員同士の交流は一切なかったのですが、こちらではスタッフで食事に行くこともしばしば。女性が多い職場なので、幅広い年代のガールズトークで盛り上がっています。利用者様とも職員ともフランクに付き合えるので、居心地は抜群です。ここで長く働いていけたらいいなあ、と思っています。
今後の目標
- まずは初任者研修の取得を目指して勉強中です。会社からの支援もあるので、落ちるわけにはいきませんね!将来的には、その先の介護福祉士の資格も取得したいです。一方で、先輩職員のように、利用者様一人ひとりはもちろん、家族や家庭の状況まで推し量ってケアできる介護職になれたらと憧れています。送迎時にはご家族にお会いすることも多いので、積極的にお話しようと心がけているのですが、ご家族の愛情深い様子や利用者様を心配されている姿を見ると、もっと話し合って良い介護をしていきたいと感じます。資格と実務の両面、知識と技術の両面で成長していきたいです。