介護の勉強 私たちらしい働き方

菅沼由香里さん

菅沼由香里さん

入職14年目
  • 事業者ジャンル

    通所介護(デイサービス)
  • 勤務先

    古川デイサービスセンター/社会福祉法人吉城福祉会(認定事業者)
  • 取得資格

    介護福祉士、社会福祉士
  • 取材年

    2017年

通所介護(デイサービス)とは

利用者がデイサービスセンターなどに通い、レクリエーションや、日常生活の支援(食事・入浴など)を受けられるサービス。利用者の心身機能の維持向上に加え、家族の負担軽減が図れます。

寝たきり状態だった方が、デイサービスを経て

元気になっていく姿に喜びを感じます。

介護職をめざしたきっかけ

中学生の頃、福祉委員会に在籍したのがきっかけです。一人暮らしの方への給食を車でお届けする仕事を体験し、「ありがとう、ありがとう」と感謝していただけたことで、福祉に興味を持つようになりました。
その後、中学2年生の時に学校の職場体験で地元の老人ホームを訪れ、車いすを押したり一緒に洗濯物をたたんだりする中で、「福祉について学びたい」と感じ、本格的に福祉職を目指すようになりました。そこで高校卒業後、短大へ進学し介護福祉士の資格を取得。その後も社会福祉学についてより学びたいと思い、大学へも編入しました。卒業してからずっと今の職場で仕事を続けています。

私は今、こんな仕事をしています

現在はデイサービスセンターにおいて、利用者様の送迎、入浴、食事、排せつ、レクリエーションの介助を行っています。また生活相談員として、担当者会議への出席、新規利用者様の契約や各種調整業務など、直接的な介護ではないことにも携わっています。
元々は介護職員の仕事だけをしていましたが、「生活相談員兼介護職員」の辞令を受けた数年前から、介護職員と兼任して生活相談員を担当することになりました。生活相談員の主な仕事は、利用者様の要望をケアマネージャーに繋げる調整業務ですね。事務作業も多いので、空いた時間を使ってデスクワークをしています。
短大で介護福祉士を取得し、福祉について学びましたが、実際のところは現場で学んだことがとても多いですね。最初にお会いした時に寝たきり状態だった方が、デイサービスに来ることによって徐々に元気になられる様子を見るのは、とてもうれしいです。生活のサポートだけでなく、利用者様の気持ちのサポートも大切だと思っています。

この職場の好きなところ

職場で働く一人ひとりが専門職としての意識を持ち、よりよいサービスの提供を心がけています。そうすることで、職員同士はもちろん、職員と利用者様の関係も良く、働きやすい環境へと繋がっているように感じます。
先輩後輩の関係も良いので、子ども用品のお下がりをもらったりすることもありますよ。有給が1時間単位で取れるので助かっています。子育てしながらでも働きやすい職場ですね。退職は60歳ですが、その後の再雇用で70歳くらいまで働けるのもうれしいです。

今後の目標

介護職としてのスキルアップを図るために、介護技術の研修や介護記録に関する研修などへ参加しています。職場でも月に1回は研修が行われるのですが、外部研修で岐阜市などの他エリアへ年に1〜2回は行かせてもらっています。
これからは、より広い知識を得たいですね。私はデイサービスで働いているのでデイサービスのことはよく分かるのですが、障がいや特養、老健のことなど、福祉職の中でも他業種・他サービスの知識も深められたらと考えています。

私のワークライフバランス

家庭では二男一女の3人の母親をしています。
野球観戦など、子どもの行事には積極的に参加するように心がけています。仕事と家庭の両立は、保育園の送迎など私の両親の協力もあり助かっていますね。
日曜日を含めて月に10日公休があり、平日休みもあるので、その時は子どもにしっかりと関われます。子どもの行事があるときは、前の月に希望を出しておけば休みも取りやすいですよ。子育てしながらでも働きやすい職場なので、子育て世代の女性職員も多いです。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 菅沼由香里さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 吉城福祉会

  • 〒509-4213 岐阜県飛騨市古川町下気多990番地
  • http://www.yosikifukusikai.jp/
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