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吉田毬乃さん
- 中部学院大学短期大学部 社会福祉学科2年
- (郡上高校出身)
- 取材年:2019年
笑顔を増やすのとともに、その人らしい生き方を支える人に
- 中学2年生の時に学校の職場体験でデイサービスセンターに行ったのですが、お茶出しや移動の付き添いなどをするたびに利用者様から「ありがとう」と笑顔をもらったことで、こんな素敵な仕事があるのだと思い、介護福祉の道を志すことにしました。
今は社会福祉学科で、介護福祉士としての専門性と、介護現場で働くための実践力を学んでいます。例えばケアプランを組み立てる授業では、自分と同級生が異なる視点から意見を出し合うこともあり、一人では気づかない点も複数ならカバーできる「チームケア」の重要さを実感しました。また、最初の頃は、“利用者様の笑顔が増えれば”と思っていたのですが、学びを進めるうちに、笑顔を増やすだけでなく、その人らしく生きるサポートをすることも大切だと気づきました。
小さい頃から近所の高齢者の方にお世話になったので、卒業後は地元の老人保健施設に就職し、働きながらケアマネジャーの資格を取得してステップアップしたいと考えています。できれば社会福祉士の資格も取り、より幅広い方をサポートするのが夢です。
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介護を学びたい人へのメッセージ
- 今興味を持っていることを、一生懸命やってほしいですね。私は中学・高校でバスケットボール部に所属し、チームメイトとぶつかることもありましたが、相手のことを思いやる気持ちが芽生える良い機会になりました。介護の現場でも、相手の気持ちを考えることはとても大切です。また、もし学校行事で企画や運営に携わるチャンスがあれば、将来、介護施設でのレクリエーションのプランニングや進行の際にも役立つと思いますよ。
※インタビュー内容は取材時のものです。