自主的に介護技術を学べる環境が、自分の自信につながる
- 小さな頃から、介護施設で働いていた叔父に、介護の仕事について話を聞く機会が多かったです。中学2年生の頃からは一緒に高齢者施設に出入りすることも増え、介護の現場を体感。その頃から福祉の仕事に興味を持ち、自分も多くの高齢者を支援したいと考えるようになりました。
高校では、1年生で福祉の基礎を学び、体の部位や役割、ベッドメーキングなどの実技も行いました。2年生からは介護福祉士の資格取得のため知識習得学習がスタート。3年生になると、より専門的な知識と技術を身に付け、国家試験に向けて総合的な力を養っていきます。
実際の施設利用者と接し、どのような支援が適切かを考えられる介護実習もあります。実習先の指導者からアドバイスをもらいながら、介護技術やコミュニケーション能力を向上させることができました。
実習中は緊張したり不安に思ったりすることもありましたが、周りの同級生も同じ気持ちで頑張っていることを聞き、自分も頑張ろうと思いました。そのなかで、利用者と過ごす時間はとても楽しく感じたとともに、自分らしくいられる時間ということも実感。介護福祉士になりたいという想いが強くなりました。
高校では授業以外に福祉の勉強と向き合ったり、放課後や夏休みに学校で自主的に介護技術を練習できたりする環境があります。技術向上に役立てられますし、自分の自信にもつながりました。
まずは1月の国家試験に合格して、介護福祉士としてスタートすることが目標です。そして、岐阜県の高齢者福祉に貢献していきたいと思っています。