学校での講義や実技の授業、校外実習を通じてますます就きたい職業に
- 中学2年生の頃、少子高齢化のニュースが目に留まったのが介護の仕事を志すきっかけでした。これからますます高齢者人口が増加していく中、高齢者に関わる職業は、日本の将来に必要だと思いました。
福祉科があり在学時に国家資格を取得できる高校は少なく、自宅から学校まで1時間かけて通学しています。授業の半分は福祉の専門的な科目で、講義と実技を行っています。講義では学校の先生はもちろん、実際に現場を知っている介護福祉士や看護師の方が授業を行って下さいます。実技では、実習室で利用者さんの生活に沿った介護支援を学んでいます。
また年に2回、十数日間の校外実習もあります。特別養護老人ホームやデイサービスセンターなど、いろいろな施設へ行き、学校で習ったことを実践することができます。施設で行われている介護が、学校で学んでいることと同じで、実際に現場で活かすことができたのはうれしかったです。介護福祉士という職業は、着替えや食事の支援、入浴の介助などだけではなく、利用者さんのそれぞれ異なる身体の状況や活動内容を把握するためのコミュニケーションが大切だということもよくわかりました。学校で教わっていないことも、実際の介護現場で職員の方から学ぶことができ、校外実習を通してさらに介護職へ就きたいと意欲がわきました。
卒業後は、実習でやりがいを感じたデイサービスセンターへの就職を希望しています。また介護福祉士国家資格だけでなく、働いていく中でいろいろな資格取得に挑戦し続けたいと思っています。