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田中初音さん
- あじさい看護福祉専門学校 介護福祉学科2年
- (飛騨高山高校出身)
- 取材年:2016年
専門学校で、なりたい介護福祉士像が明確になりました
- 私の実家は飛騨高山でトマト農家を営んでいます。幼い頃は4世代家族で、祖母や母が畑仕事のかたわら、年老いて体が不自由になった曽祖母を見守り支える姿を見ながら育ちました。もうひとつ心に残っているのは、お世話になっていたデイサービスのスタッフさんたちに対して祖母や母がよく「おかげさまで安心して仕事に行けるわ。本当にありがとう」と、お礼を言っていたこと。こんな風に、誰かの役に立てる介護の仕事って素敵だなあと思い、自然と将来の職業として意識するように。そして、さまざまな資料を取り寄せるなどして進学先を検討した結果、「あじさい看護福祉専門学校」への入学を決めました。
この学校は大規模校ではありませんが、その分、アットホームな雰囲気。先生方は工夫を凝らした授業で、「その人らしい生活の支援」の大切さを体得できる学びを与えてくださいます。1年次から現場実習にどんどん行けるのもポイント。そうした実践的な学びを通して、介護はどうあるべきか、自分のなりたい介護福祉士とはどういうものかを改めて考えることができ、日々夢に近づいていることを実感します。
卒業後は地元の高山市に戻って、特別養護老人ホームに就職する予定。ユニットケアの特色を生かした個別ケアに共感し、応募した施設です。仕事をする中で、うまくいかなかったり、壁にぶつかったりすることがあるかもしれません。でも、介護職を志した時の気持ちを忘れずに、常に利用者の方々やご家族の視点に立って努力を重ねていきたいと思います。
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介護を学びたい人へのメッセージ
- 学校選びはパンフレットやインターネットを見るだけでなく、実際に足を運んで、自分に合ったところを探すのがオススメ。学内施設を見学したり、先生方や先輩と会話をすると、校風やカリキュラムの特徴が分かります。私自身も、オープンキャンパスに参加したことが「あじさい看護福祉専門学校」への入学の決め手になりました。
※インタビュー内容は取材時のものです。