介護の勉強 私たちらしい学び方

浦野順子さん

  • サンビレッジ国際医療福祉専門学校 介護福祉学科2年
  • (大垣日大高校出身)
  • 取材年:2016年

年齢に関係なくチャレンジできるのも、介護の学びの魅力です

人と接することが好きで、以前は子育てをしながらレストランで働いていました。新メニューの作成にも関わらせてもらうなど、仕事は充実していましたが、息子が成人したタイミングで自分自身の「次の人生」を考えるようになり、一念発起。以前から興味のあった介護福祉士の資格を取ろうと、サンビレッジ国際医療福祉専門学校に入学しました。
介護を学ぶと、その奥の深さに驚かされます。入学前は、介護=介助で、介護職は高齢者の方の日常生活全般を可能な限り助ける仕事だと思っていました。でも、介護の理論と技術を実践的に学び、現場実習を重ねる中で、介護の本質は「自立支援」であることを痛感。そして、利用者様やご家族の声を傾聴しながら信頼関係を育むと、心と心が通い合うようなケアができ、QOL(※Quality Of Lifeの略。生活の質と訳され、人間らしく、満足して生活しているかを評価する概念)が向上していくことを学びました。
私が通っているサンビレッジ国際医療福祉専門学校では、介護の専門科目はもちろんのこと、「人間教育」にも力を入れていて、書道や音楽、心理療法のひとつであるドラマセラピーなど、さまざまなプラスアルファの教養科目もカリキュラムに盛り込まれているのが特徴。それらの授業を通して、内面が豊かになっていくのを感じます。ここで得たすべての学びを生かし、卒業後はお一人おひとりの心と体に寄り添える介護福祉士をめざしたいと思います。

介護を学びたい人へのメッセージ

私にとっては40歳を過ぎてからの再進学ですが、同じ目標を持つ幅広い世代の仲間や先生方に支えていただきながら、本当に楽しい学生生活を送っています。介護の勉強は、前向きな気持ちさえあれば、大丈夫。何かを始めるのに、遅すぎることなんてありません。介護に興味がある、チャレンジしようかどうか迷っているという方はぜひ、新しい一歩を踏み出してみてください。きっと想像以上に充実した毎日が待っているはずです!
※インタビュー内容は取材時のものです。

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