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「介護のプロ スキルアップセミナー」開催レポート

update 2016/12/06

2016年12月5日(月)に「第4回 岐阜県介護のプロ スキルアップセミナー」が羽島市文化センターで開かれました(主催:岐阜県/企画運営:一般社団法人 岐阜県介護福祉士会)。介護の知識や技術に磨きをかけたい、もっと成長したい…。そんな意欲を持った方々を応援するための実践的なセミナーで、会場には岐阜県内で介護職に携わる約300人が集まりました。
冒頭、聖隷クリストファー大学 教授の野田由佳里氏が「介護職が誇れる実践力」と題して講演。野田氏は「介護職のスキルアップの決め手は“気づき力”」と話し、「感謝の姿勢、謙虚な姿勢、共感する姿勢、研鑚し続ける姿勢。それぞれの頭文字を取って“4K”を常に意識し、誇りを持って仕事に取り組んでほしい」とアドバイスしました。

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続く技術交流分科会では、豊富な現場経験と教育実績を持つ3人の講師が食事介助、入浴介助、排泄介助のポイントを、事例を交えて解説。参加者の皆さんはメモを取りながら熱心に聞き入っていました。

食事介助のスキルアップ:講師 野倉ヤエ子氏(あじさい看護福祉専門学校 非常勤講師)

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入浴介助のスキルアップ:講師 高野晃伸氏(中部学院大学短期大学部 准教授)

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排泄介助のスキルアップ:講師 野田由佳里氏(聖隷クリストファー大学 教授)

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セミナーを締めくくるパネルディスカッションでは、介護職員の人材育成に積極的に取り組む和光会グループの事例を紹介した後 、講師らが活発な意見交換を行いました。

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約4時間におよんだ今回のセミナーは、参加者の多くの方々にとって、自らの知識や技術を再確認し、今後のキャリアデザインを考える貴重な機会になったのではないでしょうか。
セミナーを企画運営した岐阜県介護福祉士会の浅井タヅ子会長は「介護のプロは、現場で活躍する皆さんが育てていくべき。今日のセミナーで得た学びをぜひ職場に持ち帰って実践し、チームのみなさんとも共有してほしい」と話していました。


岐阜県ではこれからも、介護職に携わる方々のスキルアップを応援するさまざまなイベントを開催していきます。どうぞご期待ください。

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