介護の勉強 私たちらしい働き方

田中あやめさん

田中あやめさん

入職7年目
  • 事業者ジャンル

    グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
  • 勤務先

    グループホーム うららびより関ケ原/株式会社 やま
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2023年

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは

原則として、65歳以上で「要支援2以上」の認定を受け、認知症などによって自宅での生活が困難な方が入居できる施設。専門スタッフの援助を受けながら1ユニット(5~9人)で共同生活をします。

副ホーム長としての責任はありますが

その分やりがいも満点です!

介護職をめざしたきっかけ

幼い頃から祖父母と暮らし、保育園の送迎や、一緒に寝たり遊んだりしてくれていて、とても大好きな存在でした。もともと年配の方への抵抗は全くなく、高校3年の進路で悩んでいるときに、先生に勧められたこともあり、思い切って介護の世界に入りました。当初はデイサービスと老健施設に勤めていましたが、仕事自体には問題がなかったものの、何となく自分のリズムと合いませんでした。転職を考えていた矢先に、地元の方に今の施設をご紹介いただいて転職しました。今は副ホーム長としてさまざまな業務を兼任していますが、ここまでこられたのは、今の職場の働きやすい環境があったからこそだと思います。

私は今、こんな仕事をしています

副ホーム長として、旧館・新館の両館の業務が円滑にまわるように、職員同士の橋渡し、マニュアルの改善、ホーム長のフォローなどが、主な業務です。当施設は共用型デイサービスも行っているので、利用者様の体調管理やモニタリングのほか、ホーム長と協力し、居宅ケアマネジャーやご家族様とのやりとりも行っています。副ホーム長としての仕事だけでなく、利用者様の入浴、排泄、食事の補助のほか、レクリエーションにも力を入れています。一人ひとりの変化にいち早く気付くことができるように、利用者様と接しながら、普段の様子を注意深く観察することも心がけています。

やりがいを感じる時

利用者様それぞれに合わせた介護、支援を行っていて、訪問看護の方の協力のもと、看取りなどターミナルケアも万全です。最後までの住環境を慣れた施設、慣れた職員で対応し、穏やかな生活を送っていただけるアットホームな環境だと思います。新館には機械浴を設置しており、身体が不自由な方でも安心安全に入浴が可能です。職員の負担軽減にも一役担っています。最近では、看護師の方が入職されることも多くなり、介護と看護の協働が備わった信頼できる施設として、日々成長しています。スタッフは20~70代までと年齢層の幅も広く、業務においてコミュニケーションがとりやすいのも魅力です。

今後の目標

これまでずっと現場で働いてきたので、これからはもっと今の副ホーム長としての知識やスキルを向上させていきたいです。施設のあり方や社会との関わり方、保険制度についても知らない事が数多くあるので、今後の課題は山積みです。空いた時間に参考書で勉強するのはもちろん、オンラインでの研修や会議などにも積極的に参加して、スキルアップを目指しています。そして、利用者様をはじめ、スタッフの皆さんが過ごしやすい環境づくりのお役に立てればと思っています。

私のワークライフバランス

休日でもホーム長や同僚と連絡を取り合っていることが多く、常に施設や利用者様のことを考えています。とは言え、仕事とプライベートのオン・オフも大切なのでオフのときは、好きなアーティストのライブやフェスに行くなどして思いっきりストレスを解消しています。また家族や友達とショッピングに行くのも休日の楽しみのひとつ。あとはとにかく寝ること。この仕事は気力・体力をとても使う職業なので、できるだけ休日にたくさん睡眠をとって、エネルギーをチャージしています。
※インタビュー内容は取材時のものです。
詳しく見る

前のインタビューへ

次のインタビューへ