介護職をめざしたきっかけ
- 私は両親が共働きで、おばあちゃん子だったこともあり、小さい頃から近所のおじいちゃん、おばあちゃんたちによく遊んでもらっていました。学校が終わると弟や友達と「〇〇さん家に行って来る!」と出かけて行き、楽しく過ごしたことをよく覚えています。また、当時祖母は、祖父の介護を行っていました。「少しでも祖母の助けになりたい」「子どもの頃遊んでもらって楽しかった高齢者の方と関わる仕事に就きたい」とずっと思っていました。高校3年生の頃、資格を取って手に職をつけたいという思いもあり、地元の福祉大学へ進学したのがきっかけです。
私は今、こんな仕事をしています
- 1日40人前後の利用者様が来て下さるデイサービスセンターで、入浴や食事のお手伝いをしています。レクリエーションでは、利用者様が心から楽しんでもらえるよう、職員全員が一体となって盛り上げています。学生時代、先生から「高齢者は人生の大先輩。敬う気持ちを持って接することが大切」という言葉を教わりました。当時はぼんやりと聞いていましたが、今の仕事場でダイレクトに実感しています。利用者様からいろいろな事を日々学ばせていただいているので、私自身も常に成長できていると実感しています。これからも感謝の気持ちを忘れず、この仕事に励んでいきたいと思います。
この職場の好きなところ
- 看護師さん、理学療法士さん、事務の方々など、職員すべてが明るく元気です。人間関係がとにかく良いので、年齢や性別、職種に関係なく、何でも話すことができて助け合うことができます。この協力的な関係がやりがいにもつながっています。また、どの職員も「どうしたらその方にとってより良い介護となるのか?」という、利用者様のことを一番に考える前向きな姿勢が、私にとっても良い刺激になっています。スタッフみんなが同じ方向に向かっていることが、職場の良い雰囲気にもつながり、利用者様にとっても、働く私たちにとっても居心地の良い空間を作っているのではないでしょうか。
今後の目標
- 以前は利用者様に、いろいろな所へ外出するレクリエーションも行い喜んで頂いていましたが、現在はコロナ禍で難しくなりました。そこで、足湯を行いマッサージや香りのよい入浴剤などで楽しんでもらったり、近くを散歩したり、おやつ作りなどの物作り体験をしたりするなど、企画し、実施しています。スタッフと協力し合いながら利用者様が笑顔で安心して過ごせるよう、全力で利用者様の力になりたいと思っています。
個人的には、新たな介護技術修得のため、研修に参加したり、本や雑誌などで日々情報収集し、スキルアップを目指しています。
※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています。