介護職をめざしたきっかけ
- 元々、医療関係の仕事を目指し、専門学校で医療福祉を学んでいました。そこで、せっかく学校に通っているのだから、医療にこだわらず幅広く福祉について学んでおこうと、選択制だった介護の課程を履修しました。その頃はまだ、介護は大変で辛いことが多いという先入観があり、仕事として介護職に就くことはまったく考えていませんでした。
心境の変化が起き始めたのは、専門学校で受けた初任者研修の時。デイサービスや特別養護老人ホームで職業体験をする機会がありました。最初は、お風呂の介助など、何一つうまくできず、自分の力不足や無知を痛感。「明日、行きたくないな」と落ち込むこともありました。そんな中、レクリエーションで入居者の方と触れあううちに、介護する人も入居者様も、みんなが笑顔だということに、ふと気付いたのです。
帰る際に「ありがとうね」「また明日来てね」と声を掛けられることがうれしくなり、少しずつ介護の現場に興味を抱くようになりました。
私は今、こんな仕事をしています
- 基本的な身体介護、生活の介助をはじめ、イベント時や外出行事のサポートを行います。ユニットケアの理論に則りながら、一人ひとりの状態や希望に合わせて、入居者様の一日の生活リズムに合わせた介護を実践しています。
実際にこの施設で働き始めて強く感じたことは、入居者様がみなさん、とても元気だということです。私が働いているユニットの中にも、100歳を超える方がいらっしゃいますが、フロア中に響き渡るような大きな声で会話をする方がいるなど、毎日とても賑やかです。はつらつとした人生の大先輩に囲まれて、日々、私の方が入居者様から元気をいただきながら仕事をしています。
この職場の好きなところ
- 岐南仙寿 うれし野は、入居者様も働いているスタッフも、とにかく笑顔が多い職場です。私は就職先を探す時、7カ所の施設を見学しましたが、今の職場を志望した一番の理由がこの明るい雰囲気でした。見学のために2回施設へ足を運び、実際に働いている方に話を聞く機会などもあり「絶対にここで働きたい」と思うように。これから就職活動をされる方も、ぜひいろいろな施設を見学して、自分の性格や雰囲気に合った職場を探してみてください。
また、入居者様との交流を深められる行事も魅力の一つです。笠松の花火大会に合わせて開催される屋上ビアガーデンや夏祭りなどのイベントの時は、普段接する機会の少ない他ユニットの入居者様とも触れ合うことができ、とても楽しい時間を過ごせます。
今後の目標
- 入職してまだ半年足らずなので、あまり大きな夢などはまだありませんが、少しでも良い介護を行うために、今後は資格なども取得できるように勉強を重ねたいと思います。
また、先輩方にアドバイスをいただきながら、早く一人前の介護士になることが今の目標です。
そして利用者様がいつも笑顔で、喜んでくれるような環境をつくれるよう、努力を続けたいと思っています。