介護の勉強 私たちらしい働き方

齋藤 大作さん

齋藤 大作さん

入職3年目
  • 事業者ジャンル

    特別養護老人ホーム
  • 勤務先

    特別養護老人ホームほづみ園/社会福祉法人 信和会(認定事業者)
  • 取得資格

    介護福祉士、介護支援専門員
  • 取材年

    2017年

特別養護老人ホームとは

原則として、65歳以上で「要介護3以上」の認定を受け、自宅での生活が困難な方が入居できる施設。入浴、排せつ、食事、身体の移動など、24時間の介助を受けながら暮らせます。

「困ったときはお互いさま」

助け合いの気持ちを大切にする職場です。

介護職をめざしたきっかけ

高校生のときに老人ホーム(特養)でのボランティアを体験したことが、介護職に就こうと思ったきっかけです。ボランティアでは利用者様との会話やシーツ交換など、ちょっとしたお手伝いをさせてもらいました。私は人見知りなので最初は緊張しましたし、仕事は大変だと感じましたが、ボランティアを続けるうちに利用者様の笑顔や優しさ、「ありがとう」の一言をうれしく感じるようになり、こんなふうに誰かの役に立てる仕事をしたい、と思ったんです。
今もその思いは変わっていません。利用者様は何気ないおしゃべりをしているだけでも「ありがとうね」と声をかけてくださり、うれしくなります。利用者様と過ごしていると、とても穏やかで落ち着いた気持ちになれますね。

私は今、こんな仕事をしています

介護職員として利用者様の生活介助をしています。勤務形態は早番、日勤、中番、遅番、夜勤があり、早番のときは7時30分に出勤します。出勤すると、まず始めに利用者様を部屋から食堂までお連れして、利用者様の身体状態に合わせて複数の職員で朝食の介助を行います。9時過ぎぐらいに食事が終わるので、次はおむつ交換や排せつ介助を行い、10時頃からは利用者様のティータイムの介助。あっという間に昼食の時間になり、午後からは入浴介助、レクリエーションなどを行って16:30に終業。というのが早番の日の私の仕事の大まかな流れです。
介護業務のほかに会議や事務仕事もあり、より良い介護業務を行うために排せつ委員会、入浴委員会、食事委員会などのメンバーが集まってミーティングを開いています。

この職場の好きなところ

開園20周年を迎えた歴史ある当施設は、和やかな雰囲気と明るさが魅力です。開設当初から働いているベテラン職員が多く、20年間培ってきたノウハウを生かして教育指導をしてくださるので、私たち中堅職員も入職したばかりの若手職員も安心して働くことができます。上司も気さくな方が多いですね。職員同士で常に「ありがとうございます」と声をかけ合い、みんなが「困ったときはお互いさま」と助け合いの気持ちを持って働いています。
また、家庭の事情や体調不良などで休みを取りたいときに、職員間のフォローや上司のサポートが行き届いているので助かります。有給休暇も取得しやすい雰囲気です。

今後の目標

入職後に目標だったケアマネージャーの資格を取得しました。将来的にはケアマネージャーとして仕事をするという選択肢もありますが、今は現場で介護の仕事にやりがいを感じているので、外部研修や内部研修に積極的に参加して、介護・医療を含め幅広い知識や技術を学んで介護職員として向上したいです。
どのような職種に携わっても利用者様の気持ちに寄り添い、適切なサポートを行うことのできる介護職員であり続けたいです。

私のワークライフバランス

仕事とプライベートのメリハリをつけて、どちらも楽しくできるよう心がけています。そのためにできるだけプライベートで自分の時間をつくるようにしています。高校時代に部活で山登りをしていて歩くことが好きなので、仕事から帰ったら家の近所を散歩したり、読書や映画鑑賞を楽しんだりもしています。休みの日には家族と一緒に過ごす時間を大切にしていますね。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 齋藤 大作さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 信和会

  • 〒501-0233 岐阜県瑞穂市宝江576-1
  • http://www.sinwakai-hozumien.jp/
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