介護職をめざしたきっかけ
- 正直に言うと、介護の仕事に対して、もともと憧れや志があったわけではないんです。高校卒業後の進路を迷っていた頃、介護職の重要性に関する話題をテレビや新聞で目にして「これほど社会的に求められている職業なら、自分でも誰かの役に立てるのでは。とりあえず、手に職を付けられるし」と思い、福祉系の学校に進学しました。在学中もずっとそんなテンションでしたから、成績が良いはずもなく(笑)。就職活動には苦戦しましたが、運よく拾ってくれたのが当法人でした。面接を担当してくださった方は今でも職場の上司。その方の期待に応えようという強い気持ちを持って、入職の日を迎えたことを覚えています。
私は今、こんな仕事をしています
- 介護老人保健施設で、医師や看護師、理学療法士など、さまざまな分野の専門職と協働しながら利用者様の在宅復帰・自立支援をめざしたケアサービスを提供しています。私たちが大切にしているのは、ご家族にもお話を伺って利用者様についてよく知り、お一人おひとりの個性や可能性を最大限に引き出すこと。そうした取り組みがプラスに働き、良い結果につながった時には、一緒に働く仲間とともに大きな喜びを味わうことができます。
また、介護主任として、より働きやすい職場環境を整えていくことにも力を注いでいます。
この職場の好きなところ
- 当施設は地域医療の中核を担う病院に併設されているため、利用者様やご家族だけでなく、介護職員にとっても安心。医療的ケアでは常に看護師がフォローしてくれますし、利用者様にケガや急な体調異変があった時は医師にすぐに相談をしたり、診察していただいたりすることができます。日々多くの職員と関わりますが、みんな明るくて話しやすい方ばかり。私にとってこの安心感は、大きな支えになっていますね。
今後の目標
- 昨年度、職場に介護プロフェッショナルキャリア段位制度が導入されました。今、私は数名のリーダー職員とともに、アセッサー講習会に参加して学んでいます。アセッサー(評価者)の資格を取得したら、後輩職員のキャリアパスの仕組みづくりを推進・支援するチームメンバーになって、より働きやすい職場づくりに貢献していきたいです。