介護職をめざしたきっかけ
- 高校卒業後、事務職やエステティシャン、アパレル店員などを経験しましたが、どれも長くは続かず、自分に自信がなくなっていました。そんな私に転機が訪れたのは20歳の頃。ある日、友人が何気なく口にした「介護の仕事をしている人って、すごいよね」という言葉がきっかけでした。「介護の仕事をしたら、周りの人に『すごい』って思ってもらえるんだ。じゃあ、やってみようかな」。今思えば、至って単純な発想ですが、こうして私は介護業界に入ったのです。
そして実際に働き始めてみると、この仕事の深いこと、楽しいこと。初めはデイサービス施設に就職したのですが、もっと利用者様の暮らしに寄り添える入所施設で働きたいと思い、現在の職場に転職しました。
私は今、こんな仕事をしています
- ショートステイの現場で利用者様の日常生活のお手伝いをさせていただくのが私の仕事。当苑では自立支援に力を入れていて、多職種が連携しながら、お一人おひとりのしたいこと・できることを引き出しています。ここにいらっしゃるまでは立てなかったり、歩けなかったり、あるいは意欲がなかったりした方が、歩き始め、笑顔になり、レクリエーションを楽しまれるなどの変化が見られるとうれしいですね。孫のように可愛がってくださる利用者様も多く、毎日本当に楽しいです。
この職場の好きなところ
- 明るくて元気なところ、そしてお互いがフォローし合う温かな雰囲気があるところ。体調を崩して休んでしまうことがあっても、快く休みを替わってくれたり、心配して声をかけてくれたり。いま私がここで、やりがいを持って楽しく働けているのは、仲間のおかげだと思います。
今後の目標
- 現場のリーダーとして外部研修に参加させていただく機会が増え、介護の仕事を広い視野で見ることができるようになりました。今後の目標は地域の介護業界を盛り上げていく存在になること。その目標を実現するためには、マネジメントや人材育成の知識・スキルを磨くことが必要だと考えています。また、ゆくゆくは結婚・出産・育児などのライフイベントが訪れるかもしれませんが、仕事と家庭を両立して大好きな現場で長く勤めたいですね。職場にお手本となる先輩がたくさんいるので、とても心強いです。