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磯村姫生さん
- 中部学院大学 短期大学部 社会福祉学科2年
- (済美高校出身)
- 取材年:2022年
利用者様を笑顔にする母のような介護福祉士になりたい
- 中学生の頃、母が介護福祉士として勤務するデイサービスに行く機会がありました。そこで見たのは、利用者の方々に笑顔で接し、みんなの表情をパッと明るく変える母の姿。「お母さん、すごい!」と憧れを抱き、介護職に興味を持つようになったのです。その後、学校の職場見学で特別養護老人ホームに行った時も、おじいちゃん・おばあちゃんとの会話が本当に楽しくて、「やっぱり将来は介護の道に進みたい」と確信しました。
介護福祉士の資格を取得するにはさまざまなルートがありますが、私は進路志望の先生のアドバイスを受け、福祉の基礎的な勉強ができる済美高校から系列校の中部学院大学短期大学部へ進学するルートを選択し、現在に至ります。
大学で本格的に介護の勉強を始めると、想像以上に内容が幅広く、また奥が深いことに驚かされました。移動や食事、入浴の介助といった利用者様の身体に直接触れる技術だけでなく、人の心と体のしくみ、コミュニケーション、医療的ケアなどについても理解を深めなければなりません。入学当初は「ついていけるかな」と心配になることもありましたが、先生方が丁寧に楽しく授業を進めてくださるので、いつも笑顔で過ごせています。
2年次になり、学びを進めるうちに分かってきたのは、介護の仕事には一つひとつに根拠があるということ。「なぜこのような支援が必要なのか」「なぜこのやり方なのか」ということを自分の中に明確に持つことが、利用者様本位の介護につながり、その大切さが日々の授業を通して実感できるため、介護福祉士になりたい気持ちがますます強くなっています。
卒業後は、利用者様とじっくり関われる特別養護老人ホームへの就職を希望しています。中学生の頃からの夢がもうすぐ叶うと思うと、ワクワクが止まりません。いつも笑顔でその方らしさを支える、母のような介護福祉士を目指してがんばっていきたいです。
※通常時はマスク着用。写真撮影時のみマスクを外しています
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介護を学びたい人へのメッセージ
- 介護の勉強は、興味を持ったその時から少しずつ始めると良いかもしれません。私は高校の選択科目で福祉に関する基礎知識を学んだため、大学での授業にスムーズに入っていくことができました。福祉系の高校や大学、介護福祉士養成施設への進学を希望している人は、書店や図書館にあるテキストに目を通しておくだけでもプラスになると思います。ぜひ参考にしてみてください。
※インタビュー内容は取材時のものです。