介護の勉強 私たちらしい学び方

森優菜さん

  • 岐阜県立岐阜各務野高校 福祉科ケアワーカーフィールド3年
  • 取材年:2021年

介護福祉士として働く憧れの母の背中を追って、同じ道へ

小学5年生の時、介護福祉士の資格を持つ母がデイサービスの現場に復職。「今日は利用者さんとこんなお話をしたよ」「介助の時、『森さんが担当でよかった』と言ってもらえてうれしかった」などと、職場でのできごとをいつも楽しそうに話してくれました。その姿を見て、私も自然と「将来は介護福祉士になりたい」と思うようになりました。中学に入っても志は変わらず、少しでも早く母に近づきたい気持ちから、全国でもトップレベルの介護福祉士国家試験合格率を誇る岐阜各務野高校福祉科への進学を決めました。中学3年生の夏休みに学校見学会で訪れた時、充実した実習設備や、実際に学んでいる先輩方を見てワクワクしたことを覚えています。

福祉科は普通科と違い、専門科目が総授業のおよそ半分を占めます。心と身体の仕組みから介助技術、医療的ケア、コミュニケーション、福祉制度まで、学びの内容が幅広く、入学当初は「ついていけるかなあ」と不安になることもありました。しかし、今の勉強のすべてが将来につながっていると思うとモチベーションが上がり、努力し続けることができました。もちろん、「介護福祉士国家試験の全員合格」という共通目標を持つ仲間や先生方の存在が日々、大きな支えになっていることは言うまでもありません。

特別養護老人ホームやデイサービス、障害者施設など、地域のさまざまな施設で1年次から実習を経験できるのも福祉科の学びの特徴です。現場では必ずしも授業で学んだ通りにいかないことも多々あり、介護福祉士は生身の人と向き合う仕事なのだと改めて実感しました。利用者様一人ひとりの心と身体の状態をしっかりと理解した上で寄り添うことや、他職種とのチームワークの大切さも学びました。

ずっと目標にしてきた介護福祉士国家試験までいよいよあと半年。残りの高校生活を楽しみながら、試験勉強に励みたいと思います。そして、卒業後は憧れの母の背中を追いかけ、利用者様から頼られる介護のプロとして成長していきたいです。

介護を学びたい人へのメッセージ

福祉系高校と聞くと、勉強が忙しくて大変そうというイメージを持つ人はいませんか?確かに机に向かっている時間は小中学生の頃と比べると格段に多いのですが、決して勉強漬けの3年間ではありません。岐阜各務野高校は文化祭や体育祭、福祉科独自のデイキャンプなど、年間を通してたくさんの行事が開かれ、メリハリのある高校生活を楽しむことができます。私はこの学校を選んで本当によかったと思っているので、少しでも興味がわいた方はぜひ、夏と秋に開催される学校見学会に足を運んでみてください。きっとイメージが180度変わるはずです!
※インタビュー内容は取材時のものです。

次のインタビューへ