介護の勉強 私たちらしい働き方

神谷佐智子さん

神谷佐智子さん

入職8年目
  • 事業者ジャンル

    通所リハビリテーション(デイケア)
  • 勤務先

    老人保健施設 サンバレーかかみ野
  • 取得資格

    介護福祉士、介護支援専門員
  • 取材年

    2015年

通所リハビリテーション(デイケア)とは

利用者が介護老人保健施設などに通い、理学療法士や作業療法士などによる機能回復訓練を受けられるサービス。できる限り自宅で自立した日常生活を営むことを目的としています。

多職種のチームワークでよりよいサービスを。

その取組みから人として成長できるのもこの仕事の魅力。

介護職をめざしたきっかけ

子どもの頃、介護士として働く母が毎日のように職場での楽しかったこと、うれしかったこと、大変だったことを私に話してくれました。高校で進路を決める際、真っ先に思い浮かんだのはその笑顔。私も母と同じ道を志そうと決め、介護福祉を学べる短大に進学したのです。
短大を卒業後、別の通所介護施設に就職しましたが、よりスキルアップできる環境を求めて現在の職場へ。医療と介護がしっかりと連携した施設・サービスを複合的に展開し、人材育成にも力を入れているところが転職の決め手となりました。

私は今、こんな仕事をしています

通所してくださる利用者様お一人おひとりの疾患や身体機能、ご要望に合わせた自立支援を行っています。デイケアサービスにおいては理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など他職種との連携も重要。どんなプログラムをご提供したら利用者様に喜んでいただけるか、そして、少しでも元気になっていただけるか、スタッフみんなでアイデアを出し合いながら奮闘する毎日です。

やりがいを感じる時

病気やケガ、加齢にともない、困難になっていたことが再びできるようになった・・・その瞬間の利用者様のうれしそうな姿を見ると、私もうれしくなります。そして「次はどんな目標を提案しようかな」と、さらなるやる気がわいてきます。高齢者の方の身体機能に関する専門知識を他職種から学ぶことも多く、介護スキルを自然に高めていけるところもやりがいにつながっていますね。

今後の目標

私が働いている法人は、医療クリニックを中心に特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、認知症対応型通所施設などを展開していて、シームレスな医療・介護サービスを提供できるのが特徴。さまざまな現場で経験を積めるほか、イベントの企画運営や研修会への参加、委員会活動など、利用者様の満足につながることなら何でも積極的に取り入れる文化があり、モチベーションの高いスタッフが数多く活躍しています。私はここで大いに刺激を受けて、介護支援専門員の資格を取得しました。
今後はマネジメント業務にも力を注ぎ、利用者様からは ”この人がそばにいると楽しい” 、そして職員からは ”一緒にがんばりたい” と思っていただけるような存在になることが目標です。

私のワークライフバランス

もともとスポーツが好きで、大学までは陸上ホッケーをやっていました。介護の仕事は体力勝負の面もありますが、おかげで「休日になるとぐったり」なんてことがありません。ショッピングに出かけたり、趣味で始めたランニングをしたりとアクティブに過ごしています。日々のできごとを母と話す時間も楽しいですね。よき理解者が身近にいることは、大きな心の支えになっています。
※インタビュー内容は取材時のものです。

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