介護職をめざしたきっかけ
- 私が高校生の頃に、母方の祖母の介護が必要な状態となり、母が介護をする姿を間近で見ていたのがきっかけでした。私はもちろん母もそれまで介護の経験はまったくなかったので、何をしなければいけないのか、これからどのようにしていけばいいのかを一から調べ、試行錯誤しながら母の手伝いをしました。祖母は、私が手伝いに行くといつも「ありがとう」とにこにこしながら言ってくれ、「誰かの役に立てることがうれしい」「もっと力になりたい」という思いが強くなり、福祉の大学に進みました。大学は4年間、座学や実習を通して介護を学び、介護福祉士の資格を取得して、今の職場に就職することができました。

私は今、こんな仕事をしています
- 私が働いているフロアには、現在約50名の利用者様が生活されています。主に要介護3以上の認定を受けた認知症の方の生活支援で、食事や排せつ、入浴など、身の回りのことは一通りお手伝いしています。ここで生活されている利用者様は自宅での生活が困難となった方がほとんどです。利用者様の中にはどうしてここにいるのか分からず「家に帰りたい」と不安な表情をされる方もいらっしゃいます。新人の頃にはこの思いにどう答えればいいか悩んだ時期もありましたが、今はまず、何が不安なのかを傾聴し、「受容と共感」を意識して、信頼関係の構築に努めています。共感することでその利用者様もどんどん心を開いてくださり、最終的には私たちスタッフを家族のように頼っていただけるようになります。利用者様全員が安心して楽しく生活できる場を提供できるよう、日々ケアを行っています。

やりがいを感じる時
- 介護の仕事は体力的にもハードなうえ、人と人との関わりなので、思い通りにいかないこともあります。ですが、利用者様やご家族の方から「いつもありがとう」などの言葉をいただけると、とても心が温かくなります。自分のことを信頼して頼ってもらえるうれしさや、力になれることへの喜びを強く感じ、仕事へのモチベーションが上がります。また、一緒に働いているスタッフは些細なことでも相談し合える関係で、悩みも親身になって聞いてくれます。上司からは会う度に「最近はどうですか?」と声をかけていただき、そういった安心感のある環境がこの職場の魅力だと思っています。

今後の目標
- 大学卒業時に介護福祉士は取得しましたが、介護に関連する資格はほかにもたくさんあり、そういった資格取得には興味があります。現在は子育て中でなかなか勉強する時間がとれないので、子育てが落ち着いたら資格取得を目指したいです。目標は相談員としても活躍できる社会福祉士。障がい者支援ができる資格も取得したいと思っています。現在職場では、法人研修を毎月オンラインで受講しています。今の自分に満足せず、その研修で学んだことを生かして、もっと質の高い介護を提供しながらスキルアップしていきたいと思っています。





