介護の仕事 私たちらしい働き方

兼松華菜子さん

兼松華菜子さん

入職12年目
  • 事業者ジャンル

    特別養護老人ホーム
  • 勤務先

    さわやかナーシングビラ/社会福祉法人 慈恵会
  • 取得資格

    介護福祉士
  • 取材年

    2025年 

特別養護老人ホームとは

原則として、65歳以上で「要介護3以上」の認定を受け、自宅での生活が困難な方が入居できる施設。入浴、排せつ、食事、身体の移動など、24時間の介助を受けながら暮らせます。

利用者様の不安の原因を傾聴し

「受容と共感」をもって関係を深めています

介護職をめざしたきっかけ

私が高校生の頃に、母方の祖母の介護が必要な状態となり、母が介護をする姿を間近で見ていたのがきっかけでした。私はもちろん母もそれまで介護の経験はまったくなかったので、何をしなければいけないのか、これからどのようにしていけばいいのかを一から調べ、試行錯誤しながら母の手伝いをしました。祖母は、私が手伝いに行くといつも「ありがとう」とにこにこしながら言ってくれ、「誰かの役に立てることがうれしい」「もっと力になりたい」という思いが強くなり、福祉の大学に進みました。大学は4年間、座学や実習を通して介護を学び、介護福祉士の資格を取得して、今の職場に就職することができました。

私は今、こんな仕事をしています

私が働いているフロアには、現在約50名の利用者様が生活されています。主に要介護3以上の認定を受けた認知症の方の生活支援で、食事や排せつ、入浴など、身の回りのことは一通りお手伝いしています。ここで生活されている利用者様は自宅での生活が困難となった方がほとんどです。利用者様の中にはどうしてここにいるのか分からず「家に帰りたい」と不安な表情をされる方もいらっしゃいます。新人の頃にはこの思いにどう答えればいいか悩んだ時期もありましたが、今はまず、何が不安なのかを傾聴し、「受容と共感」を意識して、信頼関係の構築に努めています。共感することでその利用者様もどんどん心を開いてくださり、最終的には私たちスタッフを家族のように頼っていただけるようになります。利用者様全員が安心して楽しく生活できる場を提供できるよう、日々ケアを行っています。

やりがいを感じる時

介護の仕事は体力的にもハードなうえ、人と人との関わりなので、思い通りにいかないこともあります。ですが、利用者様やご家族の方から「いつもありがとう」などの言葉をいただけると、とても心が温かくなります。自分のことを信頼して頼ってもらえるうれしさや、力になれることへの喜びを強く感じ、仕事へのモチベーションが上がります。また、一緒に働いているスタッフは些細なことでも相談し合える関係で、悩みも親身になって聞いてくれます。上司からは会う度に「最近はどうですか?」と声をかけていただき、そういった安心感のある環境がこの職場の魅力だと思っています。

今後の目標

大学卒業時に介護福祉士は取得しましたが、介護に関連する資格はほかにもたくさんあり、そういった資格取得には興味があります。現在は子育て中でなかなか勉強する時間がとれないので、子育てが落ち着いたら資格取得を目指したいです。目標は相談員としても活躍できる社会福祉士。障がい者支援ができる資格も取得したいと思っています。現在職場では、法人研修を毎月オンラインで受講しています。今の自分に満足せず、その研修で学んだことを生かして、もっと質の高い介護を提供しながらスキルアップしていきたいと思っています。

私のワークライフバランス

今は5歳と3歳の子育てをしています。一人目の妊娠時は、妊婦の状態で働くことにとても不安でしたが、つわりで仕事を休んだときはとても心配してくれました。また、妊娠したことを職場に伝えると、業務形態をすぐに調整してくれるなど、常に働きやすい環境を整えてくれました。そんな職場には感謝しかなく、今も仕事と家庭の両立ができているのも、この職場のおかげだと思っています。休日は子育てで大変ですが、子どもの笑顔を見ると疲れも吹き飛びますし、仕事も楽しく働かせてもらっているので、それだけでバランスがとれています。
※インタビュー内容は取材時のものです。
  • 兼松華菜子さんが働いている認定事業者

    社会福祉法人 慈恵会

  • 〒505-0011 岐阜県美濃加茂市下米田町東栃井81-2
  • https://www.jikeikai-sawayaka.jp/
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